【成分解析】アテニアドレスリフトローション(化粧水)

アテニアのエイジングケアライン「ドレスリフトローション」の成分解析です。

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全成分

水、DPG、グリセリン、メチルグルセス-10、エタノール、BG、ブドウ芽エキス、サッカロミセスセレビシアエエキス、加水分解イネ葉エキス、加水分解コメエキス、加水分解コラーゲン、クインスシードエキス、ラフィノース、ダマスクバラ花油、ジグリセリン、ペンチレングリコール、ベタイン、エチルヘキシルグリセリン、カルボキシメチルデキストランNa、カルボマーK、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸Na、水酸化Na、香料、フェノキシエタノール

成分解析

アテニアドレスリフトローション(化粧水)の成分解析です。

まずはベースの保湿成分から解析していきます。

ベースがDPGなのは微妙な印象

配合濃度が最も高いベースの保湿成分はDPG。

プチプラコスメを中心によく使われる成分ですが、わずかな皮膚刺激・眼刺激が指摘されている成分です。

グリセリンに比べるとべたつかない&防腐剤を減らせるなどのメリットもあり、皮膚への刺激もほとんどの人には影響のないレベルですが、それならBGでいいじゃんって思います。

目に入ると少ししみやすい成分なので、化粧水を目のキワギリギリまで塗りたい人には不向きかもしれません。

エタノールもやや高濃度

全成分の5番目にエタノールが来ています。

正確な濃度は不明ですが、1%以上入っている可能性が高いですね。

ほとんどの人には問題ないレベルですが、人によってはエタノールによる刺激や乾燥、すーっと感が気になる可能性はありますね。

そもそもエタノール(アルコール)が肌に合わないって人には不向きです。

独自成分はサーチュライザーS6、タイムブレスDN、発酵コラーゲン

他社製品にはないアテニアドレスリフトシリーズの特徴的な成分としてアピールされているのは『サーチュライザーS6』『タイムブレスDN』『発酵コラーゲン』の3つです。

サーチュライザーS6(ブドウ芽エキス)

アテニアが開発した独自の成分です。

ブドウの新芽から抽出されるため、全成分表示では「ブドウ芽エキス」と表示されます。

美肌寿命に重要な長寿遺伝子サーチュイン6に関わる成分です。

オートファジー(自己修復システム)を誘導し、正常な細胞の生まれ変わりに影響を与えていることが実験で配合されました。

タイムブレスDN

朝、夜それぞれの肌状態に必要な働きをサポートし、外的ストレスによって乱れた肌リズムを整える成分です。

こちらは詳しく調べてもどの成分のことを指しているのか不明。

おそらく美容成分の中で「朝のお肌」「夜のお肌」をそれぞれケアする目的の成分が入っていて、それらをまとめてタイムブレスDNと呼ぶのではないでしょうか。

発酵コラーゲン(加水分解コラーゲン)

全成分では加水分解コラーゲンと書かれているので、他社で使われている成分と区別はつきません。

コラーゲンはお肌のハリ弾力をサポートする定番の成分ですね。

アテニアの発酵コラーゲン(加水分解コラーゲン)は麹菌で発酵させ、酵素により低分子化させたもの。

一般的なコラーゲンより分子量が小さく、浸透力が高いのが特徴です。

発酵コラーゲン自体は他社コスメでも使われている成分ですが、独自の製法で作られています。

美容成分をざっとチェック

DPGと3つの独自成分以外のものはざっと解説しますね。

  • グリセリン・・・ベースの保湿成分。低刺激&しっとり系。こっちがメインで良かったような・・。
  • メチルグルセス-10・・・一般的な保湿成分。
  • BG・・・低刺激&さっぱり系の保湿成分
  • サッカロミセスセレビシアエエキス・・・酵母エキス。お肌の酸化ストレスに作用。
  • 加水分解イネ葉エキス・・・抗酸化作用が強い成分。
  • 加水分解コメエキス・・・お肌のハリ弾力をサポート。
  • クインスシードエキス・・・とろみづけと保湿。
  • ラフィノース・・・お肌のラメラ構造を整える。
  • ジグリセリン・・・一般的な保湿成分。
  • ベタイン・・・一般的な保湿成分。
  • エチルヘキシルグリセリン・・・抗菌作用もある保湿成分。低濃度なら刺激なし。

全体を見た感じ『保湿』『ハリ弾力』『抗酸化』がテーマの化粧水ですね。

シミをケアしたりお肌を引き締めるような成分はほぼ入っていませんが、その分肌に優しい構成です。

あと香り付がメインですが、バラの精油も入っていますね。

デパコス1万円分ぐらいの成分が入っている?

アテニアドレスリフトの化粧水の定価は税込3625円です。

アテニアのテーマは「一流ブランドの品質を、1/3価格で提供」なので、その理論で行くと1万円超えのデパコスと同じレベルの成分が入っていることになります。

実際に解析してみても、ベースのDPGやエタノールで敏感肌適正は微妙ですが、美容成分は5,000円以下の化粧水にしてはよく研究して良い成分を入れてるんじゃないかと思います。

お値段が控えめな保湿&エイジングケアコスメを探している人には悪くないんじゃないかと思います。

ちなみに3,000円台でもコスト的に厳しいな~って人は、同じアテニアのプリマモイストの化粧水ならサーチュライザーS6が入って2,000円台で購入できます。

もちろんドレスリフトの方が豪華な美容成分だけど、お手軽なものを探しているならそちらもアリだと思います。

その他の成分は一般的な感じ

防腐剤はフェノキシエタノール、乳化剤は非イオン系、香料使用で、これといって特徴的な要素がない一般的な構成です。

無添加コスメにこだわる人以外には良い成分だと思います。

まとめ

  • DPGやエタノールの濃度が高いので、人によっては刺激を感じるかも
  • この価格帯にしては、しっかり研究した独自の成分が入っている
  • 保湿とエイジングケアの成分に特化した化粧水

全成分の詳細

ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
DPGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱり系の使用感で、低コストで配合できるのが特徴です。
眼睛刺激やわずかな皮膚刺激の可能性があり、無理に避けるほどではありませんが、濃度が高いものは注意しましょう。
グリセリンベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
ベース成分の中でも特に低刺激で保湿力が高いのが特徴。
高濃度で配合されているものは、ニキビ肌との相性は悪いです。
メチルグルセス-10保湿水溶性合成ポリマーの一種です。
天然保湿因子に近い性質を持ち、お肌を柔らかく整えたり、保護膜を作って保湿します。-10は-20に比べて皮膜感が弱く、少ししっとりした使用感です。
化粧品の成分を浸透しやすくさせるためにも配合されます。
エタノールベース化粧品で「アルコール」と呼ばれている、揮発性の高い成分です。
使用感の向上、清涼感の演出、抗菌などの効果があります。
高濃度で配合されていると、ツンとしたにおいがあり、刺激や乾燥の原因になることも。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
ブドウ芽エキス保湿アテニア・ファンケルの独自成分「サーチュライザーS6」の表示名称です。
他社コスメで使われている場合は別の成分かと思われます。
美肌寿命に重要なサーチュイン6に働きかけ、細胞の生まれ変わりをサポートします。
サッカロミセスセレビシアエエキス保湿酵母の一種で、酸化ストレスに作用する成分です。肌荒れやハリに対しても効果があると言われています。
加水分解イネ葉エキスエイジングケアイネの葉を加水分解して作られるエキスです。
抗酸化作用を持ち、紫外線のダメージをケアしたり、お肌のハリ弾力をサポートします。
加水分解コメエキス保湿コメのたんぱく質を加水分解して作られる成分です。
お肌のハリ弾力をサポートします。
加水分解コラーゲン保湿水溶性コラーゲンを加水分解して小さくして浸透力を高めた成分です。
肌の土台で水分を蓄える保湿の役目を持っています。
クインスシードエキス増粘・保湿バラ科のマルメロから採れる天然の増粘剤です。
化粧品の粘度を上げて、とろみをつける役割で配合されます。
保湿、収れん作用などもあると言われています。
ラフィノース保湿オリゴ糖の一種の保湿成分です。肌の保湿・バリア機能を維持するラメラ構造の形成を促進する効果があると言われています。
ダマスクバラ花油精油華やかなバラの香りがします。使用されるバラの産地や収穫時期などにより、香りや強さは少し異なります。
保湿、抗酸化、抗老化、美白、女性ホルモンを整える作用があると言われています。
ジグリセリン保湿2個のグリセリンを結合して作られる成分です。
低刺激でグリセリンに近い性質を持ちますが、テクスチャはグリセリンより少しさらっとしています。
ペンチレングリコール保湿化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱりした使用感で、抗菌効果もあります。
高濃度で配合されている場合は、肌に刺激になる可能性の高いので、肌の弱い方は避けたほうが無難です。
1%以下の濃度なら特に気にしなくても大丈夫でしょう。
ベタイン保湿糖蜜から得られるアミノ酸誘導体で、化粧品でよく使われる一般的な保湿成分です。
帯電防止効果もありますが、刺激のリスクはほぼありません。
エチルヘキシルグリセリン保湿グリセリンに近い性質を持つ保湿成分です。
消臭・抗菌の作用もあるので防腐剤のような役割も持ちます。
高濃度だと刺激になるリスクもありますが、化粧品に普通に配合されている分には特に問題ありません。
カルボキシメチルデキストランNa増粘・乳化安定製品を増粘し、乳化を安定する役割があります。
カルボマーK増粘・乳化安定カルボマーを水酸化Kで中和させた成分です。
製品を増粘し、被膜を作ったりテクスチャを調整したり乳化を安定する役割があります。
PEG-60水添ヒマシ油乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に低刺激な成分。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
化粧品の浸透感をアップさせるためにも配合されます。
クエン酸Naph調整製品をアルカリ性にするph調整剤です。
キレート(金属イオン封鎖)や酸化防止の役割も。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はほぼありません。
水酸化Na洗浄or調整強いアルカリの性質を持ち、高級脂肪酸や油脂と混ざることで石けん素地(陰イオン界面活性剤)になります。
水酸化Kで作ったカリ石けん素地に比べて、水に溶けにくいので、主に固形タイプの化粧品に使われます。
単独では強い刺激のある成分ですが、化粧品では中和されているため刺激はほぼありません。
製品の増粘やph調整のために配合されることもあります。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。

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アテニアドレスリフトローションの特徴
  • 一流ブランドの品質を、1/3価格で提供するアテニアの高級ライン
  • 美容液のような贅沢なとろみが瞬時に浸透し、ハリがみなぎる肌へ
  • 2020年2月VoCE月間ランキング化粧水部門1位を獲得
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