【成分解析】ランコム ジェニフィック アルティメ セラム

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今回は、2024年9月にリニューアルされたランコム「ジェニフィック アルティメ セラム」を、成分面からガッツリ解析していきます。

ランコムNo.1美容液として2009年から愛され続けてきた「ジェニフィック」が、27年の回復科学研究の集大成として生まれ変わりました。

創傷治癒科学から着想を得た「次世代成分βグルカン」を1滴に90兆個配合というコンセプト👌

その実力を成分の観点から徹底的に見ていきましょう👌

ブランド名LANCOME(ランコム)
価格11,990円 / 17,820円
容量30ml / 50ml
発売日2024年9月6日
全成分はこちら

水、ビフィズス菌培養溶解質、BG、変性アルコール、グリセリン、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、マンノース、フェノキシエタノール、カルボマー、メチルグルセス-20、α-グルカンオリゴサッカリド、アスコルビルグルコシド、カプリリルグリコール、カルボキシメチル-β-グルカンNa、PPG-3ミリスチル、PEG-8、アデノシン、ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム、水酸化Na、ペンチレングリコール、ポリムニアソンチホリア根汁、安息香酸Na、酵母エキス、マルトデキストリン、酢酸、香料、グリチルリチン酸2K、乳酸、サリチロイルフィトスフィンゴシン、乳酸桿菌、トコフェロール、テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル

公式のアピールポイント

  • ヒアルロン酸を超える次世代成分「βグルカン」を1滴に90兆個配合 – 27年の回復科学研究の集大成
  • 7種のプレ/プロバイオティクス由来成分 – 美肌菌に着目したバリア機能サポート
  • 日本限定処方「瞬間浸透テクスチャー」 – 日本人の肌と美容習慣のために特別に開発された処方
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

成分解析

次世代成分「βグルカン」とは何か – ヒアルロン酸を超える保水力

ジェニフィック アルティメ セラムの最大の特徴は、カルボキシメチル-β-グルカンNa

ランコムが27年の回復科学研究から辿り着いた、次世代の整肌成分です。

βグルカンとは?

βグルカンは、酵母(イースト菌)やキノコ類の細胞壁に含まれる天然の多糖類。ブドウ糖(グルコース)が結合したもので、もともとは免疫調整作用や健康効果で知られていました。

しかし近年、創傷治癒(傷の回復)科学の分野で注目を集めるように。

東北大学大学院の菅野恵美教授らの研究により、βグルカンが傷の治癒を促進し、肌の回復力を高めることが明らかになりました。

ランコムはこの研究に着目し、βグルカンをスキンケアに応用。

パン酵母の細胞壁から分離したβグルカンを、カルボキシメチル化することで水溶性にし、化粧品への配合を可能にしました。

βグルカンの驚異の回復力

公式サイトで紹介されている試験では、人工皮膚につけた傷に対し、βグルカンとイーストを塗布したところ、3日間で傷の回復が促進されたという結果が出ています。

主な効果:

  • ヒアルロン酸を超える保水力 – ランコムが従来使用していた高分子ヒアルロン酸Naと比較して、優れた保水効果
  • NrF2を活性化 – 回復因子タンパク質であるNrF2を活性化し、肌の回復を促進
  • 組織修復の促進 – 純度98%のピュアなβグルカンが、創傷治癒プロセスを加速
  • バリア機能強化 – 角質層のバリア機能をサポート
  • 抗炎症作用 – 炎症誘発性サイトカイン(IL-6、IL-1β)を抑制
  • 抗酸化作用 – SOD(活性酸素分解酵素)の産生を促進し、紫外線ストレスから肌を守る
  • コラーゲン繊維増加 – 皮膚滑らかさ向上、毛穴サイズ減少、肌弾力向上、シワ改善

1滴に90兆個という驚異的な配合量

ランコムが特に強調するのが、この配合量。

美容液1スポイト(1回分)の平均値において、カルボキシメチル-β-グルカンNaの分子数は約90兆個。

この「90兆個」という数字は、分子数の概算値です。

つまり、極めて細かい分子が膨大な数含まれているということ。これにより、角層の隅々まで成分が行き渡り、高い効果を発揮します。

βグルカンの純度が重要

ランコムが使用しているβグルカンは純度98%。この純度の高さが、効果を最大化するカギとなっています。

一般的なβグルカンは不純物が混ざりやすく、純度が低いと効果が半減してしまいます。ランコムは高度な精製技術により、高純度のβグルカンを実現しました。

リコリス由来成分 – 肌を穏やかに整える

グリチルリチン酸2K(甘草由来)

リコリス(甘草)の根から抽出される、古くから使われてきた抗炎症成分。漢方薬としても有名です。

主な効果:

  • 優れた抗炎症作用
  • 肌荒れ防止
  • 赤み・ほてりの鎮静
  • 肌を健やかに保つ
  • 敏感に傾いた肌を落ち着かせる

βグルカンが「攻めのケア」として肌の回復を促進するのに対し、グリチルリチン酸2Kは「守りのケア」として肌を穏やかに整えてくれます。この二刀流が、ランコムのアプローチです。

とはいえ、グリチルリチン酸2K自体はプチプラ製品でもよく使われている成分。

原料や抽出方法に差はあるかもしれませんが、そこまで大きな要素ではないかもしれません。

7種のプレ/プロバイオティクス由来成分 – 美肌菌に着目

ランコムは2009年のジェニフィック誕生当初から、「美肌菌(皮膚常在菌叢)」に着目してきました。

今回のリニューアルでも、この美肌菌発想は引き継がれています。

美肌菌とは?

人間の肌には、1000種類以上、約1兆個もの常在菌が存在しています。

その中でも「善玉菌」と呼ばれる菌が、肌のバリア機能を維持し、美しい肌を保つのに重要な役割を果たしています。

ランコムが定義する「美肌菌」は、この皮膚常在菌叢全体のバランスのこと。

善玉菌が優位な環境を整えることで、肌が本来持つ美しさを引き出します。

7種のプレ/プロバイオティクス由来成分

ビフィズス菌培養溶解質(プロバイオティクス由来)

ビフィズス菌を培養した後、菌体を溶解させて得られるエキス。

旧バージョンから引き続き配合されている、ジェニフィックのキー成分です。

  • 肌の保湿力を高める
  • バリア機能をサポート
  • 肌環境を整える

マンノース(プレバイオティクス)

酵母や植物由来の糖。善玉菌のエサとなり、美肌菌を育てます。

  • 善玉菌の増殖をサポート
  • 肌のバリア機能強化
  • 保湿効果

α-グルカンオリゴサッカリド(プレバイオティクス)

善玉菌を選択的に増やし、悪玉菌の増殖を抑える成分。

  • 皮膚フローラのバランスを整える
  • 善玉菌を優先的に育てる
  • 肌環境の最適化

ポリムニアソンチホリア根汁(プレバイオティクス)

ヤーコン由来の成分。フラクトオリゴ糖を豊富に含み、善玉菌を育てます。

  • プレバイオティクス効果
  • 肌のバリア機能サポート
  • 保湿効果

酵母エキス(プロバイオティクス由来)

酵母から抽出したエキス。アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富。

  • 肌の代謝を促進
  • ターンオーバーをサポート
  • 栄養補給

乳酸(プロバイオティクス由来)

乳酸菌が産生する有機酸。肌のpHを弱酸性に保ちます。

  • 肌のpH調整
  • 善玉菌が活動しやすい環境を作る
  • 角質ケア

乳酸桿菌(2種)(プロバイオティクス由来)

乳酸菌由来の成分。2種類の乳酸桿菌が配合されています。

  • 肌環境を整える
  • バリア機能サポート
  • 保湿効果

プレバイオティクスとプロバイオティクスの違い

  • プロバイオティクス: 善玉菌そのもの、または善玉菌由来の成分
  • プレバイオティクス: 善玉菌のエサとなり、善玉菌を育てる成分

この2つを組み合わせることで、相乗効果により美肌菌をより効果的にサポートできます。

その他の美容成分

アスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体)

安定型のビタミンC誘導体。

主な効果:

  • メラニン生成抑制
  • 抗酸化作用
  • コラーゲン産生促進
  • 透明感のある肌へ

アデノシン

酵母由来の成分で、エネルギー代謝に関わる重要な物質。

主な効果:

  • 肌のエネルギー代謝をサポート
  • ハリ・弾力を与える
  • 肌荒れ防止

サリチロイルフィトスフィンゴシン

植物由来のセラミド様成分。

主な効果:

  • バリア機能強化
  • 保湿効果
  • 肌を柔らかく保つ

トコフェロール(ビタミンE)

強力な抗酸化成分。

主な効果:

  • 酸化ストレスから肌を守る
  • エイジングサインを予防
  • 血行促進

感触・安定化成分

  • BG・グリセリン – 基本の保湿成分
  • 変性アルコール – 清涼感、防腐効果、使用感の調整
  • ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン – シリコーン系成分。滑らかな感触
  • PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン – 保湿剤、溶剤
  • ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸 – pH緩衝剤
  • カルボマー – 増粘剤。とろみのあるテクスチャーを実現
  • メチルグルセス-20 – 保湿剤・増粘剤
  • カプリリルグリコール・ペンチレングリコール – 保湿剤、抗菌作用
  • PPG-3ミリスチル・PEG-8 – 溶剤、感触改良
  • ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム – 感触改良ポリマー
  • 水酸化Na – pH調整剤
  • 安息香酸Na – 防腐剤
  • マルトデキストリン – デンプン由来の多糖類。安定化剤
  • 酢酸 – pH調整剤
  • 香料 – ほのかなフローラルローズとシトラスの香り(低香料処方)
  • フェノキシエタノール – 防腐剤
  • テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル – 酸化防止剤

【リニューアル前との比較】何が変わった?

旧「ジェニフィック アドバンスト N」との比較です。

追加された成分

カルボキシメチル-β-グルカンNa – 今回の目玉!次世代成分βグルカンを1滴に90兆個配合
グリチルリチン酸2K – リコリス由来の抗炎症成分
アスコルビルグルコシド – ビタミンC誘導体
サリチロイルフィトスフィンゴシン – セラミド様成分
乳酸 – プレ/プロバイオティクス由来成分の一つとして追加

  • 香料の配合量を減らし、低香料処方に変更

継続された成分

  • ビフィズス菌培養溶解質
  • マンノース
  • α-グルカンオリゴサッカリド
  • ポリムニアソンチホリア根汁
  • 酵母エキス
  • 乳酸桿菌
  • アデノシン

容器の変更

  • 50mlにレフィル式導入 – 環境への配慮と続けやすさを実現
  • レフィル価格: 15,400円(本体より2,420円安い)

評価

今回のリニューアルは、「美肌菌発想」はそのままに、「回復科学」を加えた大幅パワーアップと言えます。

特に注目すべきは:

  1. βグルカンの配合 – 創傷治癒科学からの新知見を取り入れた、まさに「回復美容」の具現化
  2. リコリス由来成分の追加 – 抗炎症作用で肌を穏やかに整える
  3. 日本限定処方 – 日本人の肌と美容習慣のために特別に開発されたテクスチャー
  4. 低香料処方 – 香りに敏感な日本人のニーズに対応

「ジェニフィック アドバンスト N」で培った美肌菌発想の良さは引き継ぎつつ、27年の回復科学研究の集大成として、より積極的なエイジングケアを実現しています👌

メリット・デメリット

メリット

創傷治癒科学から生まれた次世代成分βグルカン
東北大学の研究など、科学的根拠に基づいた「回復美容」発想。ヒアルロン酸を超える保水力と、NrF2を活性化して肌の回復を促進する効果は、他の美容液にはないアプローチです。

1滴に90兆個という圧倒的な配合量
純度98%の高品質βグルカンを、1回分(1スポイト)に約90兆個という驚異的な量で配合。角層の隅々まで成分が行き渡り、高い効果を発揮します。

美肌菌発想 + 回復科学のハイブリッド
2009年からの美肌菌発想(7種のプレ/プロバイオティクス由来成分)に、回復科学(βグルカン)を加えたダブルアプローチ。肌環境を整えながら、回復力も高めます。

日本限定処方の「瞬間浸透テクスチャー」
日本人の肌と美容習慣のために特別に開発された処方。みずみずしく、べたつかず、内側から溢れるようなうるおい。海外版とは異なる、日本でしか手に入らない処方です。

自動充填式スポイトで衛生的
蓋を開けるだけで1回分が自動的にスポイトに吸い上げられる。衛生的で、適量が楽に使えます。。

デメリット

価格が高い
30ml: 11,990円、50ml: 17,820円と、デパコス価格。プチプラやドラコスに比べると続けにくい価格設定です。

変性アルコール配合
全成分の4番目に変性アルコールが配合されています。アルコールに敏感な人や、超乾燥肌の人には刺激になる可能性あり。

即効性は期待しにくい
美肌菌を育て、肌の回復力を高めるアプローチは、効果を感じるまでに時間がかかる。最低でも1〜2ヶ月は使い続けないと、真価は分かりません。

βグルカンの濃度が不明
「1滴に90兆個」という分子数は公開されているが、重量ベースでの配合濃度は非公開。他ブランドとの比較が難しい。

向いている人・不向きな人

✅ こんな人におすすめ

30代〜50代のエイジングケアをしたい人
肌の回復力が低下し始める年代に。βグルカンによる回復美容発想で、ハリ・ツヤ・なめらかさなど、複合的なエイジングサインにアプローチします。

科学的根拠のあるスキンケアを求める人
東北大学の創傷治癒研究など、科学的エビデンスに基づいた成分配合。「なんとなく良さそう」ではなく、「なぜ効くのか」が明確な製品を求める人に向いています。

肌の回復が遅いと感じる人
ニキビ跡がなかなか消えない、小さな傷が治りにくい、肌荒れが長引くなど、肌の回復力低下を実感している人に。βグルカンのNrF2活性化作用が、回復プロセスをサポートします。

導入美容液で差をつけたい人
「化粧水の前に何か一品プラスしたい」「手持ちのスキンケアの効果を底上げしたい」という人に。洗顔後すぐに使うことで、後のスキンケアの浸透を高めます。

ランコム・ジェニフィックシリーズのファン
旧「ジェニフィック アドバンスト N」が合っていた人は、今回のリニューアルでさらにパワーアップしているので試す価値大。

デパコスの特別感を味わいたい人
自動充填式スポイト、高級感あるガラスボトル、ほのかな香り。毎日のスキンケアを特別な時間にしたい人におすすめです。

❌ こんな人には不向き

プチプラ・ドラコス価格を求める人
30ml: 11,990円、50ml: 17,820円は、デパコス価格。「とりあえず試したい」という気軽さはありません。

アルコールに敏感な人
変性アルコールが配合されているため、アルコールに敏感な人や、超乾燥肌の人には刺激になる可能性があります。

無香料派
フローラルローズとシトラスの香りあり。香りが苦手な人には向いていません。

即効性を求める人
美肌菌を育て、肌の回復力を高めるアプローチは時間がかかる。「翌日から肌が変わった!」というタイプではありません。

シンプルケアを求める人
導入美容液なので、この後に化粧水・乳液などが必要。「これ一本でOK」というオールインワンタイプではありません。

20代前半の若い肌
肌の回復力が高く、エイジングサインがまだ出ていない20代前半なら、ここまで高機能な導入美容液は必要ないかも。

まとめ

ランコム ジェニフィック アルティメ セラムは、27年の回復科学研究の集大成として、2024年9月に生まれ変わった導入美容液です。

攻めのケア: 次世代成分βグルカンを1滴に90兆個配合し、NrF2を活性化して肌の回復を促進
守りのケア: リコリス由来成分(グリチルリチン酸2K)で肌を穏やかに整える
美肌菌ケア: 7種のプレ/プロバイオティクス由来成分で、バリア機能をサポート

この3つのバランスが絶妙で、単なる「導入美容液」を超えた、積極的なエイジングケアを実現しています。

特筆すべきは、創傷治癒科学からの知見を取り入れた「回復美容」発想

東北大学の菅野恵美教授らの研究により、βグルカンが傷の治癒を促進することが明らかになり、ランコムはこれをスキンケアに応用しました。

純度98%のピュアなβグルカンを、1スポイト(1回分)に約90兆個という驚異的な量で配合。

ヒアルロン酸を超える保水力と、組織修復を促進する効果により、肌の回復力を加速させます。

さらに、2009年からのジェニフィックの DNA である「美肌菌発想」も引き継ぎ、7種のプレ/プロバイオティクス由来成分で、肌環境を根本から整えます。

価格は30ml: 11,990円、50ml: 17,820円(レフィル: 15,400円)と、デパコス価格ですが、ベストコスメ218冠*という実績と、科学的根拠に基づいた処方は、その価格に見合う価値があると言えます。

また、日本限定処方の「瞬間浸透テクスチャー」は、日本人の肌と美容習慣のために特別に開発されたもの。海外版とは異なり、日本でしか手に入らない処方です。

「肌の回復が遅くなった」「エイジングサインが気になる」「科学的根拠のあるスキンケアを求めている」という人には、間違いなく試す価値のある一本です👌

よくある質問

βグルカンって、ヒアルロン酸よりも本当に良いの?

ランコムの比較試験によると、カルボキシメチル-β-グルカンNaは、従来使用していた高分子ヒアルロン酸Naと比較して、優れた保水効果を示したとされています。ただし、これは「ヒアルロン酸が不要」という意味ではありません。βグルカンは、保水力に加えて、NrF2を活性化して肌の回復を促進するという、ヒアルロン酸にはない機能を持っています。つまり、「保湿」だけでなく「回復」という新しい軸を加えた、次世代成分と言えます。

「1滴に90兆個」ってどういう意味?

これはカルボキシメチル-β-グルカンNaの分子数の概算値です。美容液1スポイト(1回分)の平均値において、約90兆個の分子が含まれているという意味。分子は極めて小さいため、数が多いほど角層の隅々まで行き渡り、高い効果を発揮します。ただし、重量ベースでの配合濃度は非公開です。

ジェニフィック アドバンスト Nとの違いは?

最大の違いは、次世代成分「βグルカン」の新配合です。旧バージョンの「美肌菌発想」の良さはそのままに、27年の回復科学研究から辿り着いた「回復美容」発想を加えました。また、リコリス由来成分(グリチルリチン酸2K)やビタミンC誘導体(アスコルビルグルコシド)なども追加され、より積極的なエイジングケアが可能に。日本限定の「瞬間浸透テクスチャー」に進化しています。

化粧水「ジェニフィック アルティメ エッセンス ローション」と併用すべき?

必須ではありませんが、併用することで最大の効果を発揮するように設計されています。セラム(美容液)で肌の回復力を高め、ローション(化粧水)でうるおいを閉じ込めるという、ランコムが推奨する「2ステップ美容」。両方使うことで、ランコムが考える美肌8大要素(うるおい・ハリ弾力・ツヤ輝き・なめらかなキメ・柔らかさ・目立たない毛穴印象・目立たない乾燥小じわ・くすみレス)を同時に満たせます。もちろん、他ブランドの化粧水と組み合わせても問題ありません。

どのくらいで効果を感じられる?

個人差がありますが、「次のスキンケアの浸透が良くなった」という導入美容液としての効果は、比較的早く(すぐ〜数日で)感じられる人が多いようです。ただし、美肌菌を育て、肌の回復力を高めるという根本的な効果を実感するには、最低でも1〜2ヶ月は必要です。「ずっと集中ケアを続けたような、しなやかで美しい肌へ」という状態を目指すなら、継続が大切な製品です。

敏感肌でも使える?

変性アルコールや香料が配合されているため、敏感肌の人との相性は悪いです。心配な場合は、店頭でサンプルをもらって試すか、カウンターでBAさんにに相談することをおすすめします。

日本限定処方って、海外版と何が違うの?

日本国内の公式ショップで販売されているジェニフィックは、日本の美の習慣に合わせて開発された、みずみずしい「瞬間浸透テクスチャー」が特徴です。海外で購入されたものや海外からの輸入品とは処方が異なります。日本人の肌質や好みに合わせて、使用感やテクスチャーが最適化されており、「洗顔後の肌にみずみずしく広がり、深く早く浸透し、べたつかず、内側から溢れるようなうるおい」を実現しています。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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