【効果絶大!?】針スキンケアって危険なの?

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Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今日のテーマは「針スキンケア」。

「マイクロニードル」「ニードルパッチ」などの針を使ったスキンケアの効果と安全性について解説していきます。

目次

針スキンケアは大きく分けて2種類

現在、日本や韓国で出回っている針を使ったスキンケアは大きく分けて2種類。

少し難しい言葉を使うと「非溶解型」と「溶解型」に分かれます。

非溶解型の針スキンケア

主な成分は海綿(加水分解カイメン)です。

海の中に生息する海綿動物の骨から抽出される成分です。

肌に塗っても溶けずにそのまま留まり、肌のターンオーバーで古い角質とともに排出されます。

製品の形状は美容液・クリーム・ファンデーションなどさまざまです。

溶解型の針スキンケア

主な成分はヒアルロン酸です。

鶏のトサカまたは微生物由来で抽出される成分です。

肌に塗ると、数時間で溶けて肌の潤いになります。

製品の形状は、部分用のパッチタイプのみです。

非溶解型(海綿)の針スキンケアの特徴

メリット・デメリット

  • 選ぶ製品・組み合わせ次第では、幅広い肌悩みに高い美容効果が得られる
  • お顔全体のスキンケアとして使える
  • 肌への負担・肌荒れの原因になりやすい
  • 使用時に痛みがある

美容液・クリーム・ファンデーションなど、お顔全体に使える製品が多いです。

主な効果は肌に穴を開けて、美容成分の浸透を高めたり、ターンオーバーを促す効果を持っています。

その製品自体に含まれる成分だけでなく、同時に使うスキンケアの成分を高める効果もあり。

選ぶ製品や組み合わせ次第で、乾燥・くすみ・たるみ・毛穴など幅広い肌悩みに効果を発揮してくれます。

美容液やクリームタイプが主流なので、お顔全体のスキンケアに使えるのもメリット。

製品のお値段は基本お高めですが、1回あたりのコストは溶解型(ヒアルロン酸)よりも安いです。

ただし、肌に硬くて溶けない針を刺して肌に穴を開ける行為なので、リスクは高め。

敏感肌の人・肌荒れ中の人・ニキビのある部位への使用はNGです。

また、使用時に痛みや赤みがあっても「針だからこんなもの」と我慢して使い続けた結果、肌に負担をかけてしまう可能性もあり。

見極めが難しい部分ですが、見た目の異常や一時的ではない痛みがある場合は使用を中止した方が良いでしょう。

溶解型(ヒアルロン酸)の針スキンケアの特徴

メリット・デメリット

  • 目元・口元の保湿ケアに即効性が高い
  • 非溶解型よりも肌への負担・肌荒れリスクが少ない
  • 非溶解型ほどの高い効果や長期的な効果は望めない
  • 1回あたりのコストが高い
  • 部分用の製品しか存在しない

私の知っているかぎり、部分用パッチタイプの製品しか存在しません。

夜のスキンケア後や就寝前に、目元や口元などの乾燥が気になる場所に貼り付けて就寝し、翌朝に剥がします。

主な効果は、深くまで保湿成分を届けること。

目元・口元の乾燥が原因となる肌悩みであれば、一晩使っただけでも大きく改善される可能性があります。

柔らかくて溶ける針を浅く指すだけなので、非溶解型よりも肌への負担・肌荒れリスクが少ないのも特徴。

製品によっては貼ったときに少しだけチクっとしますが、強い痛みも起こりにくいです。

ただし保湿効果は貼った翌日~数日しか持続しにくく、乾燥以外が原因の肌悩みには効果が出にくいのがデメリット。

非溶解型と同様にターンオーバーを高める効果もありますが、実感できるほど効くのかは微妙なところ。

また、シートを使い捨てるので1回あたりのコストが高いです。

あまり知らないメーカーや海外の製品を除けば、手軽に買えるものだとコーセーコスメポートのクリアターン ヒアロチューン マイクロパッチ。

1回分(2枚入り)が1,000円前後で売られています。

基本的には「明日、目元や口元を美しく魅せたい日のスペシャルケア」として使うアイテムですね。

ダーマペンとはどう違う?

溶解型(ヒアルロン酸)タイプは、ダーマペンとは異なる違うアイテムだと思ってください。

非溶解型(海綿)は、ダーマペンと方向性は同じです。

ダーマペンとは

極細針の器具で肌に穴を開け、肌の回復力を高める治療法。

同時に浸透力を高める効果があるので、肌悩みに合わせた薬剤を使用するのが人気です。

医療行為になるため、クリニックで医師や看護師が施術します。

「穴を開けて、肌の回復力を高める」「浸透力を高める」という部分は、非溶解型(海綿)のスキンケアと同じ感じですね。

もちろんダーマペンの方がしっかり穴を開けるので効果は高いしリスクも上。

その分、医師や看護師が肌の状態をチェックしながら行います。

結論をいうと、「ダーマペンと方向性は同じだけど、非溶解型(海綿)の針スキンケアの方が自宅で出来るマイルドなもの」って感じですね

まとめ:使うのはアリ?

人それぞれ、肌質・肌悩み・考え方は違うので一概には言えません。

でも私個人の意見としてはどちらのタイプでも針スキンケアは積極的におすすめはしないアイテムです。

理由はメリット・デメリットを比較ときに、デメリットの方が大きく感じたからです。

非溶解型タイプは効果が高いのですが、肌に穴を開けて傷つけるリスクが大きい製品だから。

溶解型タイプは部分用で1回あたり1,000円というコストが効果に見合ってないと感じたから。

今回挙げたメリット・デメリットを理解した上で納得して使うんだったら良いけれど、「個人的におすすめですか?」と効かれたら「他のスキンケアや美容医療にお金を使った方が良いんじゃない?」というのが結論です。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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