【全成分&成分解析】ラフラ スパークリングVCミスト

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全成分

水、BG、二酸化炭素、リン酸アスコルビルMg、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ハトムギ種子エキス、カンゾウ根エキス、グリチルリチン酸2K、グルコシルセラミド、ユズ果実エキス、ノイバラ果実エキス、サンザシエキス、フキタンポポ花エキス、オレンジ油、PEG-60水添ヒマシ油、α-グルカン、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、窒素

この商品の特徴

  • 毛穴が目立つ肌を引き締め、肌を柔らかくする効果がある炭酸をうるおいたっぷりの化粧水に閉じ込めた全身用ミスト
  • 紫外線や乾燥によるダメージ肌をうるおす美容液成分(ビタミンC誘導体※・ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミド・ハトムギ種子エキス・カンゾウ根エキス・グリチルリチン酸2K)配合。
目次

成分解析

ラフラ スパークリングVCミストの成分解析です。

ベースとなる保湿成分はBG。さっぱり系で低刺激な成分です。

炭酸ミストタイプの化粧水

二酸化炭素と窒素を使った、炭酸ミストタイプの化粧水です。

目的は「二酸化炭素によってお肌の血行を良くして整える」「ミスト状に噴射して、肌全体に細かく行き渡らせる」ことです。

ふたつとも空気中にある成分で刺激はなく、炭酸ガス自体に特にデメリットはありません。

成分は「THE・引き締め化粧水」

全成分の4番目にあるのがリン酸アスコルビルMgというビタミンC誘導体。

順番的にそれなりに高濃度(2~3%ぐらい?)入っている可能性も高いのではないでしょうか。

ラフラ スパークリングVCミストは化粧水ですが、薬用コスメの美白有効成分として入ることもあるビタミンC誘導体のひとつ。

メラニンの還元や、お肌の引き締め、皮脂の過剰分泌を抑える作用があると言われています。

他にも

  • ハトムギ種子エキス
  • カンゾウ根エキス
  • グリチルリチン酸2K
  • ノイバラ果実エキス
  • サンザシエキス
  • フキタンポポ花エキス

などなど、収れん、抗炎症、皮脂分泌抑制などの作用がある成分が入っています。

つまり

  • 毛穴を引き締めたい
  • 皮脂の多さが気になる
  • ニキビをケアしたい

などの目的がある人には、それなりに効果が望めそうです👍

ただし乾燥肌の人は余計に乾燥が気になったり、敏感肌の人は刺激になる可能性も高そうな成分です。

人によって、合う・合わないがけっこう分かれるのではないでしょうか・・・。

他の保湿成分はコラーゲン、ヒアルロン酸、グルコシルセラミド、ユズ果実エキス、α-グルカンなどですね。

お肌に水分をキープしたり、お肌のバリア機能を整える一般的な成分です。

一定の保湿効果は望めそうですが、特に珍しいものではありません。

https://beauty-trendblog.com/wp-content/uploads/2017/07/写真-2017-07-26-13-41-41.jpgありす

この化粧水、ラフラコラボのRAXYに入っていたので私も使ってみましたが、顔だとちょっとヒリヒリしたのでボディ用に使用しています。

まとめ

  • 炭酸ミストは血行促進。デメリットは特になし。
  • お肌の引き締め、皮脂を抑えたい、ニキビケアなどが目的の人にや良さそう
  • 合う人には合うけど、刺激になる可能性も高そう

全成分

ベース
BGベース(保湿)
二酸化炭素炭酸
リン酸アスコルビルMg透明感
水溶性コラーゲン保湿
加水分解コラーゲン保湿
ヒアルロン酸Na保湿
ハトムギ種子エキス整肌
カンゾウ根エキス整肌
グリチルリチン酸2K整肌
グルコシルセラミド保湿
ユズ果実エキス保湿
ノイバラ果実エキス保湿
サンザシエキス保湿
フキタンポポ花エキス収れん
オレンジ油精油
PEG-60水添ヒマシ油乳化
α-グルカン保湿
クエン酸キレート・ph調整
クエン酸Naph調整
フェノキシエタノール防腐剤
窒素噴射
ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
二酸化炭素炭酸製品に二酸化炭素を発生させる成分です。
血行促進効果を持ち、肌や頭皮の状態を整えます。
リン酸アスコルビルMg透明感美白成分(メラニン生成制御・メラニン還元・メラニン排出促進型)です。
ビタミンCの約8倍の浸透力があるビタミンC誘導体の一種。
アスコルビルリン酸Naに似た性質を持ちますが、リン酸アスコルビルMgの方が安定性が高く、長時間(約12時間以上)効果を発揮します。
メラニン系以外にも、皮脂の分泌抑制、コラーゲンの生成促進、色素沈着抑制、抗酸化、抗シワ、抗老化などの作用も持っています。
皮膚刺激はほとんどなく、ビタミンC誘導体の中で特に安全性と効果のバランスが良い成分です。
水溶性コラーゲン保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。
保水力が高く、肌の土台で水分を蓄えて保湿・ハリ・弾力をサポートします。
さらさらとしたテクスチャですが、肌や髪の表面に膜を作って保護する効果も。
低温ではゲル状になり、体温ほどの温度では液状になる性質を持ち、化粧品に配合された場合はとろみが出ます。
加水分解コラーゲン保湿水溶性コラーゲンを加水分解して小さくして浸透力を高めた成分です。
肌の土台で水分を蓄える保湿の役目を持っています。
ヒアルロン酸Na保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。1gで2~6Lの水分保持力があります。
肌の細胞と細胞の間で、水分の保持やクッションのような役割をしている、保湿に重要な成分。
粘度が非常に高く、配合量が多いと、とろっとしたテクスチャになります。
ハトムギ種子エキス整肌ハトムギ化粧水でお馴染みの抗炎症・保湿成分です。
抗腫瘍作用も持っており、昔からイボ治療のためにも使われていました。
他にも肌のターンオーバー促進、角質水分増加による保湿、色素沈着抑制、汗の消臭、余分な皮脂の分泌を抑えるなどの作用を持っています。
化粧品ではやたらと万能な成分として扱われがちですが、植物成分なので作用はそこまで強くないです。
カンゾウ根エキス整肌アトピーなどの皮膚炎を持つ人向けの化粧品にも多く配合されています。
約4000年前に発見され、古くから消炎などの漢方として使われてきました。今では葛根湯などの医薬品にも配合されています。
グリチルリチン酸やフラボノイドなどを含み、抗炎症以外にも、抗酸化、抗アレルギー、抗菌、刺激緩和、メラニン生成阻害などの効果を持ちます。
グリチルリチン酸2K整肌肌の炎症を鎮める効果があり、肌荒れケア・ニキビケア・美白系のコスメによく配合されます。
有効成分として配合できる成分で、ある程度の濃度があれば、けっこうすぐに効果が現れます。
抗炎症成分が複数配合されていたり、他の抗炎症系コスメと重ね塗りしたり、長期的に使いすぎると、刺激になったり、肌本来の機能が弱まる可能性もあるので注意。
グルコシルセラミド保湿「水溶性セラミド」とも呼ばれる保湿成分です。
セラミドにグルコース(ブドウ糖)が結合し、95%がセラミド、5%が糖脂質で組性される成分。
一般的な油溶性のセラミドに対して水に溶けやすい性質があるので、界面活性剤を増やさずに化粧水などに配合しやすい成分です。
お肌の・バリア保湿・機能・エモリエント効果を持っています。
研究で、アトピー性皮膚炎などによるかゆみの予防・改善への効果が証明されています。
ユズ果実エキス保湿ユズセラミドと呼ばれる保湿成分です。植物由来のセラミドの中で、ヒト型セラミドに近い成分を持っています。
漢方や入浴剤などで古くから使用されてきた成分で、保湿、肌バリア改善、毛髪保護、血行促進、角質ケアなどの効果があると言われています。
ノイバラ果実エキス保湿フラボノイド、タンニン、カロテノイドなどを多く含み、角質層に水分を与えてお肌を保湿します。
抗酸化、色素沈着抑制、抗老化、収れん作用もあると言われています。
サンザシエキス保湿バラ科のサンザシから得られる植物成分です。
セラミドの合成を助けたり、収れん、血行促進、抗菌、抗炎症などの作用があると言われています。
フキタンポポ花エキス収れんフキタンポの花から採れる植物エキスです。
収れん、抗炎症、活性酸素消去作用などがあると言われています。
オレンジ油精油天然香料(精油)です。オレンジ採れるオイル。
フラボノイド、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれています。
保湿、コラーゲンの生成促進、血行促進、抗菌などの効果があります。
光毒性が指摘されていますが、化粧品に配合される程度の量であれば特に影響はないでしょう。
PEG-60水添ヒマシ油乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に低刺激な成分。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
化粧品の成分を浸透しやすくさせるためにも配合されます。
α-グルカン保湿セラミドに似た働きも持ち、保湿やバリア機能の改善作用があると言われる保湿成分です。
ブドウ糖を多く含む多糖類で、製品の増粘効果もあります。
クエン酸キレート・ph調整製品の金属イオンを封鎖して品質を維持するキレート剤、製品を酸性にするph調整剤です。
収れん作用を持ち、毛穴ケアやお肌のキメを整える効果も期待できます。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はありませんが、ピーリング目的にたくさん配合されていると刺激になりやすいので注意です。
クエン酸Naph調整製品をアルカリ性にするph調整剤です。
キレート(金属イオン封鎖)や酸化防止の役割も。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はほぼありません。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
窒素噴射スプレーの噴射剤として配合される不燃性のガスです。
地球上の空気の約78%は窒素で、普段から肌に触れている物質なので、刺激は気にしなくて大丈夫。
ガスですが、匂いは目立ちません。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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