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今回は、SNSで大バズりして累計販売数300万本を突破した話題のスタイリングオイル「リファロックオイル」を、成分面からガッツリ解析していきます。
「固まらないのにスタイルが長持ちする」という不思議なコンセプトで、@cosmeベストコスメアワード2025で殿堂入りを果たした超人気アイテム👌
その秘密を成分の観点から徹底的に見ていきましょう👌
| ブランド名 | ReFa(リファ) |
| 価格 | 2,640円 |
| 容量 | 100ml |
| 発売日 | 2020年10月26日 |
全成分はこちら
月見草油、コメ胚芽油、ヘーゼルナッツ油、ホホバ種子油、ツバキ種子油、ブドウ種子油、アーモンド油、カニナバラ果実油、アボカド油、シア脂油、メドウフォーム油、メドウフォーム-δ-ラクトン、γ-ドコサラクトン、シア脂、セバシン酸ジエチル、ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トコフェロール、ミリストイルプルラン、香料
公式のアピールポイント
- 独自の熱伝導処方 – プロフェッショナルの熱コントロールに着想を得た処方で、きれいなカタチをつくりロック
- ヒートケア成分配合 – 熱に反応してダメージ部分に吸着・補修し、キューティクルを整え引き締める
- 18種類のフィトオイル – 黄金比で配合した植物オイルが髪内部まで浸透し、美しくやわらかな髪に
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
成分解析
リファロックオイル最大の特徴は、髪を固めずにスタイルをキープできるという一見矛盾したコンセプト。
従来のスタイリング剤は、油分やポリマー(樹脂)で髪表面を固めてスタイルをキープするものが主流でした。
でも、これだとバリバリ・ゴワゴワになってしまうデメリットがあります。
そこで、リファロックオイルは全く違うアプローチを取りました。
髪の「水素結合」を利用したスタイルキープ
まず前提として、髪がアイロンで形づくられるメカニズムを理解しましょう。
髪の毛は約80%がケラチンというタンパク質でできていて、このタンパク質同士は「水素結合」という弱い結合で繋がっています。
水素結合の特性は
- 熱で切れる – アイロンの熱(約180℃)で水素結合が切れ、髪が柔らかくなる
- 冷めると再結合 – 熱が冷める過程で新しい形で再結合し、その形が固定される
つまり、髪が冷める瞬間がスタイルを決める最も重要なタイミングなのです。
プロの美容師さんは、アイロンを通した後に手を添えて髪が冷めるのを待ちます。これは髪が冷めるまで形をキープすることで、きれいなカールやストレートを固定するため。
リファの「熱伝導処方」
リファロックオイルは、この「髪が冷める瞬間」に着目。
熱をすばやく伝えて、すばやく下げるという独自処方により、アイロンの熱を効率よく髪に伝達し、かつ素早く放熱させることで、美容師さんが手を添えるのと同じ効果を再現しています。
ポリマーで固めるのではなく、髪本来の水素結合をきれいに再形成させることでスタイルをキープ。だから固まらないのにスタイルが持続するというわけです。
2つのヒートケア成分 – 熱を味方にするラクトン技術
リファロックオイルには2つの「熱反応型ラクトン」が配合されています。これが他のヘアオイルにはない最大の強みです。
① メドウフォーム-δ-ラクトン
北米のハーブ「メドウフォーム」の種子油から誘導されるラクトン成分。
熱反応のメカニズム:
- 60℃以上の熱で、髪のケラチン(タンパク質)のアミノ基とアミド結合を形成
- シリコンのような表面コーティングではなく、髪と化学結合する
主な効果:
- キューティクルを整える
- 髪表面を疎水性にして水分蒸発を防ぐ
- 静電気防止
- シリコンと同等以上の滑り感
ダメージヘアへの効果:
健康な髪は水を弾く「疎水性」ですが、ダメージを受けるとキューティクルが剥がれて「親水性」に変わり、髪がなかなか乾かない・まとわりつくといった症状が出ます。
メドウフォーム-δ-ラクトンは、熱で髪のアミノ基と結合することで髪表面を疎水性に戻し、健康毛のような状態を再現します。
② γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)
ナタネ由来の毛髪アンチエイジング成分。
熱反応のメカニズム:
- 60℃以上の熱で毛髪のアミノ基と結合
- めくれ上がったキューティクルに入り込み、結合・補修
- 使用直後だけでなく、シャンプー後も効果が持続
期待できる効果:
- うねり・くせ毛を抑制(湿度や温度に左右されない)
- キューティクルの補修
- ハリ・コシの付与
- 絡まり防止
- ツヤとなめらかさの向上
なぜ「アンチエイジング」なのか:
加齢や紫外線、ドライヤーなどのダメージで毛髪内部の脂肪酸が減少すると、キューティクルがめくれ上がりやすくなります。γ-ドコサラクトンは、キューティクルの間から減った脂肪酸を補い、傷んだキューティクルを補修することで、若々しい髪の状態を取り戻すのを助けます。
この2つの成分の相乗効果
リファロックオイルが「ツインラクトン処方」と呼ばれることもあるのは、この2種類の熱反応型ラクトンの組み合わせにあります。
| 成分 | 主な作用 |
|---|---|
| メドウフォーム-δ-ラクトン | 髪表面の疎水化、滑り感、静電気防止 |
| γ-ドコサラクトン | キューティクル補修、うねり抑制、ハリコシ |
2つの成分が補い合うことで、スタイルキープとダメージ補修を同時に実現しています。
🤔 ちょっと待って!この成分、他のヘアオイルにも入ってない?
ここで気づいた方もいるかもしれません。
メドウフォーム-δ-ラクトンとγ-ドコサラクトンは、実は市販のヘアオイルやトリートメントにかなり広く配合されている成分です。
ボタニスト、ダイアン、アミノメイソン、ウルリス、YOLU、アハロバター…挙げればキリがないほど、多くの人気ヘアケア製品に入っています。
では、なぜリファだけが「ロック機能」を前面に打ち出せるのでしょうか?
成分解析の視点から正直に分析すると、以下の要因が考えられます。
① 製品コンセプトと使用方法の違い
これが最も大きな違いです。
| 項目 | 一般的なヘアオイル | リファロックオイル |
|---|---|---|
| 主な訴求 | 「ダメージ補修」「保湿」「ツヤ」 | 「スタイルキープ」「ロック」 |
| 使用タイミング | ドライヤー前 or アイロン後(仕上げ) | アイロン前(明確に指定) |
| 熱との関係 | 熱ダメージから「守る」 | 熱を「味方にする」 |
同じ成分でも、いつ使うかで効果の発揮のされ方が変わります。
γ-ドコサラクトンやメドウフォーム-δ-ラクトンは60℃以上の熱で髪と結合する性質がありますが、ドライヤー後に使ったのでは結合のチャンスがありません。
リファロックオイルは「アイロン前に使う」ことを前提に処方が設計されているため、熱反応型ラクトンの効果を最大限に引き出せるのです。
② シリコンフリー×エステルベースの処方設計
一般的なヘアオイルはシリコン(ジメチコンなど)がベースになっていることが多いです。シリコンは優れたコーティング力がありますが、熱伝導を妨げる可能性があります。
リファロックオイルは:
- シリコンを使わず
- セバシン酸ジエチルやトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの軽いエステルオイルをベースに採用
- 植物オイルを全成分の上位に配置
この処方により、熱がすばやく髪に伝わり、すばやく冷めるという「熱伝導処方」を実現していると考えられます。
シリコンベースの製品では、表面のコーティング効果が先に立ち、熱反応型ラクトンの「髪と結合する」効果が十分に発揮されない可能性があります。
③ マーケティング戦略の違い(正直な話)
ここは正直にお伝えすると、マーケティングの打ち出し方の違いも大きいです。
理論上、熱反応型ラクトンが十分量配合されていて、アイロン前に使えば、他社製品でも似たような効果は期待できるはず。
ただ、他社製品は「ダメージケア」「保湿」を訴求しており、「スタイルキープ」という切り口で大々的にアピールしたのはリファが先駆者です。
製品コンセプトとして「ロック」を打ち出し、使い方(アイロン前)を明確に提案したことで、成分の効果を最大化する使用法がユーザーに浸透した。これがリファロックオイルの強みと言えます。
結論:成分だけでは語れない「製品設計」の差
同じ成分が入っていても:
✅ 使い方の提案(アイロン前に使うことを明確化) ✅ 処方全体の設計(シリコンフリー、熱伝導を意識した軽いベース) ✅ 配合量(実際どうなのかは不明)
これらが組み合わさって、初めて「ロック機能」として実感できる効果が生まれています。
他のヘアオイルと何が違うのか
一般的なヘアオイルとリファロックオイルの決定的な違いを整理しましょう。
一般的なヘアオイル
- 使用タイミング:スタイリング後(仕上げ)
- 主な成分:シリコン(ジメチコンなど)や各種植物オイル
- 作用機序:髪表面をコーティングしてツヤを出す
- スタイルキープ力:ほぼなし(むしろオイルの重みでカールが落ちることも)
リファロックオイル
- 使用タイミング:スタイリング前(アイロン前)
- 主な成分:熱反応型ラクトン(メドウフォーム-δ-ラクトン、γ-ドコサラクトン)
- 作用機序:熱で髪と化学結合し、水素結合の再形成をサポート
- スタイルキープ力:高い(6時間以上持続との試験データあり)
つまり、従来のヘアオイルとは全くカテゴリーが違うと言っていいでしょう。
一般的なヘアオイルが「仕上げのツヤ出し」なら、リファロックオイルは「スタイリングの土台作り」。使うタイミングも目的も異なります。
シリコンフリーという選択
成分表を見ると、リファロックオイルにはシリコン(ジメチコンなど)が入っていないことがわかります。
これは珍しい処方で、通常のヘアオイルはシリコンで滑りやツヤを出すのが定番。
リファロックオイルは、シリコンの代わりに:
- セバシン酸ジエチル – 軽い感触のエステルオイル
- トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル – サラッとした使用感のエステル
これらを使うことで、シリコン特有の「膜を張った感じ」がなく、より自然な仕上がりを実現しています。
ただし、シリコンフリー = 優れているというわけではありません。シリコンにはシリコンの良さがあります。リファロックオイルは「熱反応で結合する」という独自のアプローチを取っているため、シリコンが不要だっただけとも言えます。
11種類の植物オイル – 補修と保湿のベース
リファロックオイルには11種類もの植物オイルが配合されています。
| オイル名 | 特徴 |
|---|---|
| 月見草油 | γ-リノレン酸が豊富。髪に柔軟性を与える |
| コメ胚芽油 | ビタミンEが豊富。抗酸化作用 |
| ヘーゼルナッツ油 | 浸透性が高く、軽い使用感 |
| ホホバ種子油 | 人の皮脂に近い構造。髪なじみが良い |
| ツバキ種子油 | オレイン酸が豊富。日本古来のヘアオイル |
| ブドウ種子油 | 軽い質感。べたつかない |
| アーモンド油 | エモリエント効果。髪を柔らかく |
| カニナバラ果実油 | ローズヒップオイル。ビタミンCが豊富 |
| アボカド油 | 浸透性が高く、ダメージ補修 |
| シア脂油・シア脂 | 高い保湿力。髪を保護 |
| メドウフォーム油 | 酸化安定性が高い。長時間の保護 |
これだけ多くのオイルを配合しているのは、単なる豪華さのアピールではありません。
オイルにはそれぞれ得意分野があるため、複数組み合わせることで:
- 浸透性の高いオイル → 髪内部の補修
- 皮膜を作るオイル → 髪表面の保護
- 軽いオイル → べたつかない使用感
という相乗効果を狙っています。
疑似セラミド成分 – CMC補修
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
これは「疑似セラミド」とも呼ばれる成分で、毛髪内部のCMC(毛髪細胞膜複合体)の代替として働きます。
CMCとは、髪のキューティクルやコルテックス(皮質)細胞を接着している組織。ブリーチやパーマ、カラーでCMCが損傷すると、髪が切れやすくなったり、水分・タンパク質が流出したりします。
味の素の研究データによると、この成分を配合したシャンプーで洗浄した毛髪は、パーマ処理後でも毛髪強度が維持されたという結果が報告されています。
参考:cosmetic-ingredients.org – ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
浸透促進成分
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
難しい名前ですが、これは浸透促進剤。
オイルは本来、髪の表面にとどまりやすいですが、この成分が配合されていることで、11種類の植物オイルや熱反応型ラクトンが髪内部まで浸透しやすくなります。
公式サイトで「オイルなのに水にもなじみやすい特殊な親水性」と謳っているのは、この成分の働きによるものでしょう。
香り
香料は「フルーティーフローラル」。ペアーやアップルの香りにグリーンノートを加えた、さわやかでほんのり甘みのあるやさしい香りです。
香りの持続は控えめで、スタイリング後に強く残りすぎないのがポイント。香水やボディミストと喧嘩しにくいです。
他のスタイリング剤との併用は必要?
結論から言うと、多くの場合リファロックオイル単体でOKです。
理由は:
- ツヤ感 → 植物オイルが付与
- スタイルキープ → 熱反応型ラクトンが担当
- ダメージ補修 → CMC様成分が補修
スタイリングに必要な要素がすべて揃っているため、基本的には追加のスタイリング剤は不要。
ただし、以下のケースでは併用を検討:
| シーン | 追加アイテム |
|---|---|
| より強いホールド力が欲しい | ケープ等のスプレー(アイロン後に使用) |
| ウェット感・束感を強調したい | スタイリングバーム(アイロン後に使用) |
| 雨の日・湿度が非常に高い日 | キープスプレー(アイロン後に使用) |
| 前髪の毛流れを整えたい | リファマエガミロック(別製品) |
基本的にはリファロックオイル → アイロン → 完成、で十分なケースがほとんど。追加のスタイリング剤が必要かは髪質や求める仕上がりによって判断しましょう。
メリット・デメリット
メリット
✅ 固まらないのにスタイルキープ
ポリマーで固めるのではなく、熱反応型ラクトンが髪と結合してスタイルをキープ。バリバリ・ゴワゴワにならず、触っても柔らかくしなやかな指どおり。
✅ 使うほど髪が補修される
熱反応で髪と結合するため、使用直後だけでなくシャンプー後も効果が持続。使い続けることでキューティクルが整い、うねりやパサつきが改善される可能性あり。
✅ シリコンフリーで自然な仕上がり
シリコン特有の「膜を張った」感じがなく、素髪のような自然なツヤ。重くなりすぎず、エアリーな仕上がりも可能。
✅ 11種類の植物オイル配合
月見草油、ホホバ種子油、ツバキ種子油など厳選された植物オイルが髪内部まで浸透。保湿と補修を同時に行う。
✅ 疑似セラミドでCMC補修
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)がダメージで失われたCMCを補い、髪の強度を維持。
✅ コスパが良い
100ml 2,640円で約3ヶ月使用可能(ミディアムヘア、1日5プッシュ計算)。1日あたり約30円。
デメリット
❌ 使い方を間違えると効果が出ない
乾いた髪にアイロン前に塗布するのが正解。濡れた髪に使ったり、アイロン後に使うと本来の効果が発揮されません。
❌ 即効性のダメージ補修ではない
継続使用でキューティクルが整っていくタイプ。1回で劇的にダメージが治るわけではありません。
❌ 香りの好みが分かれる
フルーティーフローラルの甘い香り。爽やかですが、無香料派や香りに敏感な方には合わないかも。
向いている人・不向きな人
✅ こんな人におすすめ
毎日ヘアアイロンを使う人
リファロックオイルの効果を最大限発揮できるのはアイロンユーザー。カールもストレートも、つくったスタイルを長時間キープしたい人に最適です。
巻きがすぐ取れてしまう人
直毛や細毛で「巻いても午後には取れる…」という悩みを持つ人。熱反応型ラクトンの化学結合により、従来のオイルでは得られないキープ力を実現。
ヘアダメージを気にしている人
アイロンの熱ダメージを軽減しながら、CMC補修やキューティクル補修も行えるため、「熱を使うけど傷めたくない」という矛盾した願いを叶えてくれます。
バリバリ・ゴワゴワが嫌いな人
従来のスタイリング剤の「固まる感じ」が苦手な人。リファロックオイルは触っても柔らかく、自然な仕上がり。
シリコンフリーを求める人
何らかの理由でシリコンを避けたい人にも対応。植物オイルベースで自然派志向の人にも使いやすい処方。
コスパ重視の人
ミディアムヘアで1本で約3ヶ月持つので、デパコス級の効果ながらドラコス並みのコスパ。長く使うほどお得感あり。
❌ こんな人には不向き
アイロンを使わない人
熱反応型ラクトンは60℃以上で効果を発揮。自然乾燥派やアイロンを使わない人には、普通のヘアオイルを選んだ方がコスパ良いかも。
濡れた髪につけたい人
リファロックオイルは乾いた髪につける設計。お風呂上がりのアウトバストリートメントとして使いたい人には不向き(就寝前の使用も非推奨)。
無香料派
フルーティーフローラルの香りあり。香りが苦手な人には気になるかも(ただし持続は控えめ)。
即効性の補修を求める人
「今すぐサロン帰りのような髪に」という即効性は期待しにくい。継続使用で徐々に改善していくタイプ。
超軟毛・細毛で少量でもペタンとなる人
オイルベースなので、少量でも重く感じる場合あり。その場合はライトタイプ(リファロックオイルライト)を検討。
まとめ
リファロックオイルは、「熱を味方にする」という発想で生まれた新世代のスタイリングオイルです。
最大の特徴:熱反応型ラクトン
- メドウフォーム-δ-ラクトン
- γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)
この2つの成分が、アイロンの熱(60℃以上)で髪のケラチンと化学結合。ポリマーで固めるのではなく、髪本来の水素結合をきれいに再形成させることで、固まらないのにスタイルがキープできるという革新的な仕組みを実現しています。
11種類の植物オイル、疑似セラミド(CMC補修成分)、浸透促進剤など、スタイリングオイルとしては極めて高機能な処方。シリコンフリーながら、シリコン配合製品に劣らない滑らかさとツヤを実現しています。
価格は100ml 2,640円とヘアオイルとしては標準〜やや高め程度ですが、3ヶ月持つことを考えるとコスパは優秀。
「毎日アイロンを使う」「巻きがすぐ取れる」「熱ダメージが気になる」という人には、間違いなく試す価値のある一本です👌
よくある質問
- 寝る前のヘアオイルとして使える?
-
公式によると非推奨です。リファロックオイルはスタイリング用であり、就寝前の使用は想定されていません。寝る前のヘアケアには別のアウトバストリートメントを使うことをおすすめします。
- ドライヤー前に使っても効果ある?
-
熱反応型ラクトンは60℃以上で反応するため、ドライヤーの熱でも効果を発揮します。ブローのもちや艶感UPにも使えますが、アイロンほどの強いスタイルキープ効果は期待しにくいです。
- ノーマルとライト、どっちを選べばいい?
-
仕上がりの好みで選びましょう。
タイプ 仕上がり おすすめの人 ノーマル しっとり重め、ウェット感・束感 硬毛〜普通毛、韓国風巻き髪 ライト ふんわり軽め、エアリー 軟毛・細毛、ナチュラルスタイル 迷ったら、髪質が普通〜硬めならノーマル、細め・軟毛ならライトがおすすめです。
- 他のスタイリング剤と併用しても大丈夫?
-
問題ありません。ただしリファロックオイルはアイロン前、他のスタイリング剤はその製品に応じた順番を守りましょう。キープスプレーやバームなどと組み合わせることで、より強いホールドが可能です。
- ブルーム(ピンク)との違いは?
-
主な違いは3つ。
- 香り:フルーティーフローラル → ブーケットルージュ(フローラル調)
- 追加成分:タマヌオイル(テリハボク種子油)配合で紫外線ケア効果UP
- 価格:160円高い(2,800円)
使用感やキープ力は同等なので、香りの好みで選んで大丈夫です。紫外線ダメージが気になる人はブルームがおすすめ。


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