Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回はワンバイコーセーの世界初のうるおい成分配合高保湿化粧水・ザウォーターメイトを成分解析します。
ワンバイコーセーはキャッチコピーが上手い
ザ ウォーター メイトは「世界初のうるおい成分配合高保湿化粧水」という強烈なキャッチコピーを持つコスメ。
キャッチコピーだけ聞くと凄そうに見えますが、実はワンバイコーセーって薬機法ギリギリのキャッチコピー作りが凄く上手で、いままでもこんな商品を開発しているんです。
- シミのもとを無色にとどめる(メラノショットホワイトD)
- シワ改善の最前線(ザ リンクレス)
- 日本で唯一、テカリをもとから防ぐ(バランシングチューナー)
- 日本で唯一の、うるおい改善美容液(セラムヴェール)
正直、成分が凄そうと驚くのではなく
コーセーさん、また凄いキャッチコピー考えたな・・・
って驚きました(笑)
世界初のうるおい成分って?
ヒアルロン酸Na・セラミドNG・ステアロイルメチルタウリンNa・イソステアリン酸PEG-8グリセリル・コレス-10
この5つの成分を組み合わせた複合保湿成分が「世界初のうるおい成分(モイストパフォーマー)」です。
ひとつひとつは化粧品でよく見かける成分ですが「この組み合わせが世界初」らしいです。
直接的な保湿効果があるのは「ヒアルロン酸Na」と「セラミドNG」の2つ。
あとの3つは、2つの成分を角質層に浸透させていくための成分ですね。
- ヒアルロン酸・・・角質層でうるおいを抱え込む保湿成分
- セラミドNG・・・お肌の潤い&水分保持機能をサポートする保湿成分
これが「新有効成分」ならけっこう凄いんですが、複合保湿成分なんて次から次へと生まれているし、卓抜して凄いかと言われるとそうでもないかも💦
キャッチコピー強すぎ!とは思うけど、浸透させたい人の保湿成分としては良いと思うよ!
もうひとつのうるおい成分
グリセリルグルコシド、アマチャヅルエキス、グリセリン
この3つは、角質内をうるおいで満たす「モイストスプレッダー」と呼ばれています。
- アマチャヅル葉エキス・・・植物エキス。お肌のうるおいに重要なアクアポリンをサポート。
- グリセリルグルコシド・・・日本酒由来の保湿成分。アミノ酸、ミネラル、ビタミンなどを多く含む。
- グリセリン・・・化粧品でよく使われる、高保湿&低刺激な保湿成分。
こちらも使われている成分自体は特に珍しいものではありませんが、コーセーさんの高効能特化型ブランドの化粧水なので、かなり研究されて入っていると思います。
浸透するけど敏感肌向けじゃない
全成分の4番目にエタノールが書かれていて、濃度はけっこう高そう。
ワンバイコーセーの高保湿コスメなので、エタノールで乾燥するってことはさすがにないと思いますが、人によっては刺激になるかも。
エタノールが苦手な人は辞めておいた方が良いでしょう。
そして「ステアロイルメチルタウリンNa」「ラウリン酸K」は陰イオン界面活性剤です。
ラウリン酸Kは石けんのことですね。
成分の乳化や、浸透力を上げるために配合されたのでしょうが、やや刺激になりやすい成分。
濃度は1%以下だろうけど、塗り置くコスメに配合されているのは、敏感肌適正がかなり落ちます。
あとは抗菌系の植物エキスが少し入っていますが、それほど影響は強くなさそう。
酸化防止剤のBHTも名前的に怖いけど、特に問題のない成分です。(BHAならちょっと怖い)
セラムヴェールとどう違う?
セラムヴェールはライスパワーNo11を有効成分にした薬用化粧水。
セラミドを産生して「長期的な目線で肌の水分保持能を改善する」タイプですね。
お肌を土台から変えていきたい人におすすめです。
ザウォーターメイトは「お肌をすぐに潤いで満たす」ことを重視したタイプ。
使った瞬間、うるおいに満ちたお肌を手に入れたい人におすすめです。
どっちが良いのかは、その人の目的次第だと思います👍
セラムヴェールは美容液、ザウォーターメイトは化粧水なので、ダブル使いしてもOK!
まとめ
感想を一言でいうと
角質層に浸透して、うるおいで満たしてくれる性能は高いけど、浸透する分、人によっては刺激になりやすそうなコスメ
って印象です。
実際に使ってみた感じも、ベタベタしないのにしっかり潤うのですが、エタノール感は結構感じるので、好みは分かれそうですね。
おまけ:ワンバイコーセーの他アイテムとの組み合わせは必要?
結論から言うと特に決まった組み合わせはありません。
現状、ワンバイコーセーから出ているのは、他に4アイテム。
- セラムヴェール(水分保持能改善美容液)
- メラノショットホワイト(美白美容液)
- ザリンクレス(シワ改善美容液)
- バランシングチューナー(テカリ防止化粧水)
どれも単品で機能を果たすようなアイテムなので、ラインで使うような構成にはなっていないんですよね。
なので、ワンバイコーセーのザウォーターメイトと組み合わせるのは、自分で選んだ好きなスキンケアで良いと思います。
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