【全成分&成分解析】ナリス ルクエ コンク(ふきとり用化粧水)

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こんにちは。コスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありす(@alice_kaiseki)です✨

今回はナリスの定番商品、ルクエ コンク(ふきとり用化粧水)の成分解析です。

ちょっと前まではオレンジのパッケージでしたが、リニューアルされたようですね。

VoCEの月間ランキングやananのモテコスメで紹介されている人気のふきとり用化粧水です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

ナリス ルクエ コン の成分解析

ベースの成分と、拭き取り化粧水としての性能から解析していきます。

BGベースのさっぱり化粧水

水の次に入っているのは「BG」です。

化粧品のベースとしてよく使われる低刺激な保湿成分。

ベースの成分として保湿力は高くないですが、ベタつきにくい、さっぱりとしたテクスチャになります。

グリセリンが入っていないのでベースの保湿力は低めですが、ニキビや毛穴が気になる人にも相性が良いでしょう。

3番目に来ているのが「PEG-32」なのですが、これは増粘剤でそんなに濃度が入っていないはずです。

なのでこの製品はほとんどが水とBG。あとの成分は濃度が低いんじゃないでしょうか。

もちろん1%以下でも入っている意味はあるので、ダメってわけではありません。

拭き取り化粧水としての作用はマイルド

一般的な拭き取り化粧水の成分ってこのような特徴があります。

  • 汚れを落とす・すっきり感を出すエタノールを高濃度で配合
  • 皮脂を抑制する成分を配合
  • 毛穴を引き締める収れん成分を配合
  • 清涼感を出す冷感成分を配合

ところが、ナリスのルクエの拭き取り化粧水はエタノールが一切使われていないんですよね。

なのでエタノールが高濃度な拭き取り化粧水に比べると「汚れを落とす力とすっきり感」は劣りますが、「低刺激で乾燥しにくい処方」になっています。

メントールなどの強いスースー系の成分も入っていません。

植物エキスで角質をやわらげたり、収れん、抗菌、皮脂抑制などの作用があると言われる成分がけっこう入っているので、その部分で拭き取り化粧水としての役割を果たしているようですね。

エタノールが高濃度な拭き取り化粧水よりはマシですが、収れんや抗菌系の成分や拭き取る際の摩擦で多少の刺激はあると思います。

もちろん不要な角質を取り除くというメリットはあるので、「刺激があるからダメ」ではなく、メリット・デメリットを理解した上で使っていきたいですね。

美容成分・植物エキスを解説

赤字は公式ページ内で美容成分として強調されているものです。

  • ベニバナインゲン種子エキス・・・角質をやわらげたり、バリア機能をサポート。
  • アルゲエキス・・・海藻から採れる。お肌の保湿、収れん。
  • カロット液汁・・・ニンジンから採れる。保湿、整肌、血行促進。
  • ハトムギ種子エキス・・・整肌、皮脂抑制。
  • メマツヨイグサ種子エキス・・・抗酸化、抗炎症。
  • タベブイアインペチギノサ樹皮エキス・・・抗酸化、抗菌、皮脂コントロール。
  • オウレンエキス・・・アクネ菌抑制、皮脂抑制。
  • ヒアルロン酸Na・・・水分を保持する作用が強い。
  • シロキクラゲ多糖体・・・保湿、セラミドをサポート。
  • グリチルリチン酸2K・・・整肌。抗炎症系の有効成分としても使われる。
  • エチルヘキシルグリセリン・・・一般的な保湿成分。抗菌作用あり。
  • ペンチレングリコール・・・一般的な保湿成分。抗菌作用あり。

濃度が不明ですし植物エキスが中心なのでどれほど効果があるかは微妙ですが、拭き取り化粧水に入っている成分としては優秀だと思います。

防腐剤にパラベンフリーは逆に不安?

この製品に使われている防腐剤は「ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル」です。

赤ちゃん用のおしり拭きにも使われるような成分なんですが、やや刺激が強いものです。

日本の配合上限内での使用では大きなリスクはありませんが、肌に塗り置く化粧品にはあまり使われていません。

パラベンは言葉としてイメージが悪いので使われていないようですが、これなら普通にパラベンを使ったほうが低刺激なんじゃ・・と思いました💦

成分解析のまとめ

  • エタノールフリーで、一般的な拭き取り化粧水よりマイルドな使用感
  • 入っている美容成分・植物エキスは好印象
  • パラベンフリーの代わりに使われている防腐剤にやや不安あり

ナリスの商品って、エステに来た顧客の人に直接売るってイメージだったんですが、最近は通販でも簡単に買えるようになっています。

しかも通販と特設ページで買えば、化粧品の現品付き、約4,851円相当のセットが1,980円でGETできるんです❤

あわせて読みたい厳選レビュー&コラム

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ベース
グリセリンベース(保湿)
BGベース(保湿)
DPGベース(保湿)
メチルグルセス-10保湿
ブドウ芽エキス植物エキス(保湿・整肌)
サッカロミセスセレビシアエエキス酵母(保湿)
加水分解イネ葉エキス植物エキス(ハリ弾力・透明感サポート)
加水分解コメエキス植物由来成分(保湿)
水溶性プロテオグリカン保湿
ラフィノースオリゴ糖(保湿)
ノバラ油精油(香料)
ジグリセリン保湿
PEG-32増粘
エチルヘキシルグリセリン保湿・抗菌
PEG-60水添ヒマシ油非イオン界面活性剤(乳化)
水添レシチン両性界面活性剤(乳化)
シロキクラゲ多糖体多糖体(保湿)
トコフェロールビタミンE(整肌・製品の抗酸化)
フィトステロールズ植物由来成分(保湿・乳化安定)
水酸化Naph調整
ポリ(メタクリル酸メトキシPEG-9)保湿
PEG-30フィトステロール非イオン界面活性剤(乳化)
クエン酸ph調整
クエン酸Naph調整・キレート
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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