ディオール カプチュール トータル セル ENGY スーパー セラム (美容液)の成分解析です。
ディオールの幹細胞研究に基づいて作られた保湿美容液。
成分がすごいっていうよりは、研究にお金をかけているタイプのコスメかな。
水、グリセリン、ナイアシンアミド、BG、スクワラン、メドウフォーム油、ペンチレングリコール、エタノール、プロパンジオール、ベタイン、ジグリセリン、ラウロイルリシン、PEG-8、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、窒化ホウ素、カプリリルグリコール、水添レシチン、香料、アセチルヒアルロン酸Na、キシリトール、クロルフェネシン、アスコルビルグルコシド、アルカリゲネス産生多糖体、ヒアルロン酸Na、サーファクチンNa、アデノシン、ポリソルベート60、イソステアリン酸ソルビタン、アフラモムムアングスチホリウム種子エキス、トコフェリルリン酸Na、ダルスエキス、安息香酸Na、加水分解ダイズタンパク、シャクヤク根エキス、トレハロース、ソルビン酸K、マドンナリリー根エキス、ソケイ花エキス、トコフェロール、赤504、紫401
コンセプトとなるのはロンゴザエキス(アフラモムムアングスチホリウム種子エキス)。
「永遠の植物」と呼ばれるロンゴザをマダガスカルの自社ディオールガーデンで栽培して配合しています。
乾ききった土地でも再び芽を出し花を咲かせるパワーのある植物で、保湿&整肌成分として配合しています。
そして、全成分の3番目にナイアシンアミドが書かれています。
ナイアシンアミドは美白やシワ改善の有効成分としても認められていますが、有効成分ではないので、保湿成分扱いです。
具体的な濃度は公開されていませんが、この位置なら5~10%ぐらい入っている可能性が高いかも。
だだしナイアシンアミド自体は特に高いものではなく、プチプラでも5%とか入ってたりするので、特別すごいって要素ではないかな。
あとはスクワラン、メドウフォーム油など肌なじみが良いオイルもけっこう入っています。
エイジングコスメで人気のアデノシン、じっくり浸透する油溶性ビタミンC誘導体のTPNaなども入っていますね。
気になる点を上げると、粘膜へ使われる化粧品への配合が禁止されているクロルフェネシンが入っていたり、香料や着色料ががっつり使われている点は敏感肌向けではないかも。
エタノールも入っていますが、位置的に1%あるかないかってところなので、よっぽど合わない人以外は気にしなくてOKかな。
結論としては、30mlで14,300円の価値があるのかと聞かれると、Diorの肌研究の成果と、ロンゴザエキスの効果に期待するならありかな。
ちょっと高いとは思いますが、Diorのブランドや香りが好きなら良いと思います。
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