ひとことで言うと「人気のある美容成分をあれこれ詰めた化粧水」って感じです。
美容成分のラインナップを見てみると、お高めのコスメに使われるような成分がいくつも見られます。
なぜ2,000円以下のプチプラ化粧水に配合できるのかというと、おそらく濃度を下げているからですね。
販売元のステラシードはヘアケアで人気のエイトザタラソなどを出しているメーカーなので、ある程度の信頼感はあります。
“リンゴ果実培養細胞エキス”と”ブドウ果実細胞エキス”は幹細胞コスメとして話題の成分。
ハリ弾力をはじめとした、エイジングケアに人気があります。
“フラーレン“は高い抗酸化力を持ち、こちらもエイジングケア系の成分ですね。
1%以上配合したコスメにはフラーレンマークを付けられるのですが、DERIZUM ADVANCEDにはマークがないので濃度は低いでしょう。
“アセチルヘキサペプチド-8″は塗るボトックスとも呼ばれていて、表情ジワを防ぎます。
あとは植物エキスやアミノ酸・ヒアルロン酸などの定番の保湿成分が続いていますね。
高い保湿力を持つ”シロキクラゲ多糖類”や肌の水分保持やバリア機能をサポートする”セラミド”も入っています。
アルコール、香料、着色料などは入れず、敏感肌でも使いやすい構成になっています。
パラベンフリーですが、代わりの防腐剤にフェノキシエタノール、安息香酸Na、ソルビン酸Kが使われていますね。
防腐剤はこのラインナップならパラベンと大した違いはありません。(肌に合わない場合を除く)
気になる点を挙げると、ベースの保湿成分の”DPG”は人によっては刺激を感じたり、目に入ったときにしみる可能性があります。
また、価格的にそれぞれの美容成分の濃度はかなり薄いでしょう。
濃度が低くても入っていることに意味はあるし、豪華なラインナップなので、プチプラ化粧水の選択肢としてはアリだと思います。
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