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今回は、プチプラ価格ながら圧倒的な実力で人気のセザンヌ「マスカラリムーバー」を、成分面からガッツリ解析していきます。
2022年10月発売以来、LIPSベストコスメでマスカラリムーバー部門1位を獲得し続けるこの製品👌
税込528円という驚きのプチプラ価格で、ウォータープルーフマスカラもするんと落とせると評判実力とは?
その秘密を成分の観点から徹底的に見ていきましょう👌
| ブランド名 | CEZANNE(セザンヌ) |
| 価格 | 528円(税込) |
| 容量 | 5.5g |
| 発売日 | 2022年10月10日 |
全成分はこちら
水添ポリイソブテン、パルミチン酸エチルへキシル、テトラオレイン酸ソルベスー30、合成ワックス、リンゴ酸ジイソステアリル、スクワラン、パルミチン酸デキストリン、(PEGー10/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(PEGー15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、ジメチルシリル化シリカ、フェノキシエタノール、トコフェロール、シメチコン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、BG、水、グリセリン、トウキンセンカ花エキス、アカヤジオウ根エキス、ウメ果実エキス、パンテノール、ユズ果実エキス、ビオチノイルトリペプチドー1
公式のアピールポイント
- まつ毛に素早く馴染んで、頑固なウォータープルーフマスカラもするんと落とせる – メルトオイル配合でマスカラを溶かしながら除去
- 美容液成分7種配合 – ユズ果実エキス、パンテノール、ビオチノイルトリペプチド-1など、まつ毛ケア成分でケアしながらオフ
- 液だれしにくい処方 – 目元のことを考えた粘度調整で、目に入りにくい設計
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
成分解析
まずは「クレンジング」ではなく「マスカラリムーバー」が必要な理由から解説していきます。
クレンジングとマスカラリムーバーの違い – なぜ専用品が必要なのか
マスカラリムーバーと一般的なクレンジングの最大の違いは、「マスカラに特化した処方設計」にあります。
通常のクレンジングは顔全体のメイクを落とすため、肌への負担とメイク落ちのバランスを考えた万能型設計。
一方、マスカラリムーバーはまつ毛と密着したウォータープルーフマスカラを溶かして浮かせることに特化しています。
特に重要なのが、まつ毛をこすらずに落とせる点。
目元の皮膚は顔の中で最も薄く、繊細な部分。クレンジングで無理にこすって落とそうとすると:
- 色素沈着の原因になる
- まつ毛が抜ける
- 目元のシワやたるみを加速させる
マスカラリムーバーは、コームでまつ毛に直接塗布してマスカラと馴染ませることで、摩擦を最小限に抑えながら落とせる設計になっています。
セザンヌ マスカラリムーバーの場合、コームタイプなのでマスカラを塗るような感覚で使えるのも大きなメリット。
細かい下まつ毛にもしっかりアプローチできます。
なぜ濃いメイクが落ちるのか – オイルベースの「溶かす力」
セザンヌ マスカラリムーバーがウォータープルーフマスカラをするんと落とせる理由は、高濃度の油性成分によるマスカラの「溶解」にあります。
主要な油性成分の役割
① 水添ポリイソブテン(配合量第1位)
合成炭化水素油で、安定性がとても高い油性成分。酸化しにくく、低刺激なのが特徴です。
主な効果:
- マスカラの油性成分を溶かす
- サラッとした感触で、べたつかない
- 揮発性がないため、じっくりマスカラに馴染む
- 化学的に安定しており、変質しにくい
② パルミチン酸エチルへキシル(配合量第2位)
エステル油の一種で、肌なじみが良く、軽い感触の油性成分。
主な効果:
- 油性成分とマスカラの密着を助ける
- さっぱりとした仕上がり
- エモリエント効果でまつ毛を保護
③ テトラオレイン酸ソルベス-30(配合量第3位)
親水性の非イオン性界面活性剤。極性の低い油に対して優れた乳化力を発揮します。
主な効果:
- 油と水を混ぜ合わせる乳化作用 – マスカラを溶かした油性成分を、お湯で洗い流せる状態にする
- クレンジングオイルに適した成分として推奨されている
- 極性の低い油(ウォータープルーフマスカラの成分)の乳化に優れる
ウォータープルーフマスカラが落ちるメカニズム
ウォータープルーフマスカラは、水や汗に強い皮膜を形成するために、揮発性シリコーン、合成ワックス、油性成分などで構成されています。
これらは水に溶けないため、通常のクレンジングでは落としにくいのです。
セザンヌ マスカラリムーバーのメカニズム:
- 油性成分がマスカラに浸透 – 水添ポリイソブテンなどの油性成分が、マスカラの油性成分と親和する
- マスカラの皮膜を溶解 – マスカラの皮膜を構成する油性成分が徐々に溶け出す
- 界面活性剤が乳化 – テトラオレイン酸ソルベス-30が、溶けたマスカラと油性成分を乳化し、水で洗い流せる状態にする
- お湯で洗い流す – 乳化された状態でお湯で洗い流すと、すっきりオフできる
この3ステップにより、まつ毛をこすらずに、マスカラを溶かして浮かせて落とすことができます。
美容成分はどんな感じなのか – その後洗顔をするけど意味はあるのか
セザンヌ マスカラリムーバーには、7種類の美容成分が配合されています。
まつ毛ケア成分
① ビオチノイルトリペプチド-1
ビオチン(ビタミンH)とトリペプチド-1の反応生成物。まつ毛美容液の主要成分として知られています。
主な効果:
- まつ毛の成長促進 – 毛母細胞を活性化し、まつ毛の成長をサポート
- ハリ・コシを与える – まつ毛にハリとコシを与え、しなやかにする
- 抜け毛の抑制 – 毛根を保護し、まつ毛の寿命を延ばす
② パンテノール(プロビタミンB5)
パントテン酸(ビタミンB5)のアルコール誘導体。体内に吸収されるとパントテン酸に変わります。
主な効果:
- 高い保湿力 – 角質層に浸透し、水分を保持する
- 毛母細胞を活性化 – まつ毛の成長を促進
- ダメージ補修 – まつ毛のダメージを補修し、ツヤを与える
- 抗炎症作用 – かゆみや赤みを軽減
植物エキス類
③ トウキンセンカ花エキス(カレンデュラエキス)
キンセンカの花から抽出されたエキス。
主な効果:
- 抗炎症作用
- 皮膚保護作用
- 鎮静効果
④ アカヤジオウ根エキス(地黄エキス)
漢方でも使われる生薬。
主な効果:
- 血行促進
- 育毛効果
- 抗炎症作用
⑤ ウメ果実エキス
梅の果実から抽出されたエキス。
主な効果:
- 保湿効果
- 収れん作用
- 抗酸化作用
⑥ ユズ果実エキス
ゆずの果実から抽出されたエキス。
主な効果:
- 保湿効果
- 血行促進
- ビタミンC豊富で抗酸化作用
⑦ ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
植物由来の疑似セラミド成分。
主な効果:
- バリア機能強化
- 保湿効果
- エモリエント効果
その後洗顔をするけど意味はあるのか?
結論:あります。ただし、劇的な効果を期待するのは難しい。
セザンヌ マスカラリムーバーは、使用後に洗顔料で洗い流す前提の製品。そのため、美容成分の多くは洗い流されてしまいます。
しかし、まったく意味がないわけではありません:
✅ マスカラを落とす間の保護効果
マスカラリムーバーを塗布してから洗い流すまでの数分間、美容成分がまつ毛に触れています。この間に:
- パンテノールの保湿成分がまつ毛に浸透
- 植物エキスの抗炎症成分が目元を鎮静
- ビオチノイルトリペプチド-1が毛根に働きかける
特にパンテノールは浸透性が高く、短時間でも効果を発揮すると言われています。
✅ 摩擦ダメージの軽減
美容成分が配合されていることで、油性成分だけの製品よりもマスカラを落とす際のまつ毛への負担を軽減できます。クッション効果のようなものですね。
✅ 洗い流し後の残留効果
全てが洗い流されるわけではなく、一部の成分(特に油性成分やエモリエント成分)は微量ながらまつ毛に残ります。これにより、洗顔後のまつ毛の乾燥を防ぐ効果があります。
❌ ただし、過度な期待は禁物
「これだけでまつ育ができる」というレベルではありません。本格的にまつ毛ケアをしたいなら、別途まつ毛美容液を使用するのがベスト。
マスカラリムーバーの美容成分は「落とす際のダメージを最小限にする」というプラスアルファ的な位置づけと考えるのが正しいです。
その他の感触改良成分
① 合成ワックス
適度な粘度を与え、液だれを防ぐ。
② スクワラン
サメ由来または植物由来の油性成分。
- エモリエント効果
- 保湿効果
- 肌なじみが良い
③ (PEG-10/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(PEG-15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー
シリコーン系感触改良剤。
- 滑らかな使用感
- 液だれ防止
- 適度な粘度付与
④ ジメチルシリル化シリカ
疎水化処理されたシリカ。
- テクスチャーの調整
- 感触改良
- 油性成分の分散
⑤ シメチコン
低分子のシリコーン。
- さらっとした感触
- エモリエント効果
⑥ トコフェロール(ビタミンE)
- 抗酸化成分
- 油性成分の酸化防止
- まつ毛の保護
⑦ BG・グリセリン・水
- 保湿成分
- 溶剤
⑧ フェノキシエタノール
- 防腐剤
- 低刺激性の防腐成分
まつ毛エクステに対応しているのか
結論:公式には明記されていないが、実質的にはまつ毛エクステ非対応の可能性が高いです。
まつ毛エクステの接着剤(グルー)は、主にシアノアクリレート系の成分で構成されています。このグルーは、油性成分に弱いという特性があります。
セザンヌ マスカラリムーバーの全成分を見ると:
❌ 配合量第1位が水添ポリイソブテン(油性成分)
まつ毛エク
セザンヌ マスカラリムーバーは、高濃度の油性成分をベースにした処方なので、まつ毛エクステのグルーを溶かしてしまう可能性があります。
✅ グルーの種類による差
まつ毛エクステのグルーには、油性成分に強いタイプも存在します。使用しているグルーの種類によっては、影響が少ない場合もあります。
推奨される使い方
まつ毛エクステをしている方は:
- 施術したサロンに確認 – 使用しているグルーの種類を聞き、オイルOKか確認する
- まつ毛エクステ対応のリムーバーを選ぶ – ヒロインメイクやキャンメイクなど、「まつ毛エクステOK」と明記されている製品を選ぶ方が安全
- 自己責任での使用 – どうしてもセザンヌを使いたい場合は、接着部分を避けて毛先だけに使用し、すぐに洗い流す
まつ毛エクステをしている方には、公式に「まつ毛エクステOK」と明記されたマスカラリムーバーを選ぶことを強く推奨します。
メリット・デメリット
メリット
✅ 圧倒的なコスパ
税込528円という驚きのプチプラ価格。5gという容量は一見少なく見えますが、液含みが良く、1回の使用量が少量で済むため、意外と長持ちします。
✅ ウォータープルーフマスカラがするんと落ちる
高濃度の油性成分により、落ちにくいウォータープルーフマスカラも素早く溶かして除去。セザンヌの耐久カールマスカラはもちろん、他ブランドのWPマスカラにも対応しています。
✅ 幅広コームで塗りやすい
コームの幅が広く、液含みが良いため、一度でたっぷりまつ毛に塗布できます。下まつ毛にも使いやすい設計。
✅ 液だれしにくい処方
適度な粘度があり、液だれしにくい。目に入るリスクが低く、安心して使えます。
✅ 7種の美容成分配合
ビオチノイルトリペプチド-1、パンテノールなど、まつ毛ケア成分を配合。落とす際のダメージを最小限に抑えます。
✅ 無香料・無鉱物油・アルコールフリー・パラベンフリー
低刺激設計で、目元のデリケートな部分に使いやすい。
✅ コンパクトサイズ
持ち運びに便利なサイズ感。旅行やジムなどにも持っていきやすい。
デメリット
❌ まつ毛エクステ対応が不明確
公式に「まつ毛エクステOK」とは明記されていません。高濃度の油性成分が配合されているため、エクステのグルーに影響を与える可能性があります。
❌ お湯で洗い流す必要がある
マスカラリムーバーを塗布した後、お湯で洗い流してから洗顔料を使用する必要があります。拭き取りタイプのリムーバーに比べると、ひと手間かかります。
なくなりそう」という印象を受けます。実際には長持ちするものの、大容量タイプを好む人には物足りないかもしれません。
❌ 美容成分の効果は限定的
洗い流すタイプのため、美容成分の効果は限定的です。本格的なまつ毛ケアを求める人には、別途まつ毛美容液が必要です。
❌ フフィルムタイプのマスカラを使っている人には、マスカラリムーバー自体が不要です。
向いている人・不向きな人
✅ こんな人におすすめ
ウォータープルーフマスカラを愛用している人
汗や水に強いウォータープルーフマスカラを日常的に使っている人に最適。通常のクレンジングでは落としきれないマスカラも、するんと除去できます。
まつ毛をこすらずに落としたい人
色素沈着やまつ毛の抜け毛が気になる人に。マスカラリムーバーを使うことで、摩擦を最小限に抑えながらメイクオフできます。
プチプラでコスパの良い製品を求める人
税込528円という価格は、マスカラリムーバーの中でもトップクラスのコスパ。「とりあえず試してみたい」という人にもハードルが低い価格設定です。
目に染みにくいリムーバーを探している人
液だれしにくい処方で、目に入るリスクが低い。敏感肌の人や、目元が敏感な人にも使いやすい設計です。
マスカラのダメージが気になる人
ビオチノイルトリペプチド-1、パンテノールなどのまつ毛ケア成分が配合されているため、マスカラを落とす際のダメージを最小限に抑えられます。
持ち運びに便利なサイズを求める人
コンパクトサイズなので、旅行やジム、出張などにも持っていきやすい。かさばらないのが嬉しいポイント。
❌ こんな人には不向き
まつ毛エクステをしている人
公式に「まつ毛エクステOK」とは明記されていません。高濃度の油性成分が配合されているため、エクステのグルーに影響を与える可能性があります。まつ毛エクステ対応のリムーバーを選ぶ方が安全です。
フィルムタイプ(お湯で落ちる)マスカラだけを使っている人
お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラを使っている人には、マスカラリムーバー自体が不要です。お湯だけで十分に落とせます。
拭き取りタイプを好む人
セザンヌ マスカラリムーバーは、塗布後にお湯で洗い流すタイプ。拭き取りタイプのように、コットンでさっと拭き取りたい人には不向きです。
まとめ
セザンヌ マスカラリムーバーは、税込528円という驚きのプチプラ価格ながら、ウォータープルーフマスカラをするんと落とせる実力派アイテムです。
水添ポリイソブテン、パルミチン酸エチルへキシル、テトラオレイン酸ソルベス-30など、高濃度の油性成分と乳化剤の組み合わせにより、マスカラを溶かして浮かせて落とします。
通常のクレンジングとの違いは、「マスカラに特化した処方設計」。まつ毛をこすらずに、摩擦を最小限に抑えながら落とせるのが最大のメリットです。
ビオチノイルトリペプチド-1、パンテノール、植物エキス類など、7種の美容成分を配合。洗い流すタイプなので劇的な効果は期待できませんが、落とす際のダメージを最小限に抑える役割は果たしています。
「ウォータープルーフマスカラを使っているけど、目元をこすって落とすのが負担」「プチプラでコスパの良いマスカラリムーバーを探している」という人には、間違いなくおすすめできる一本です👌
よくある質問
- クレンジングだけじゃダメなの?マスカラリムーバーは本当に必要?
-
通常のクレンジングでもマスカラは落とせますが、ウォータープルーフマスカラの場合、完全に落とすには目元を強くこすってしまいがち。これが色素沈着やまつ毛の抜け毛、目元のシワの原因になります。
マスカラリムーバーは、まつ毛に直接塗布してマスカラと馴染ませることで、摩擦を最小限に抑えながら落とせるのが最大のメリット。目元のケアを考えるなら、投資する価値は十分にあります。
ただし、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラだけを使っている人には不要です。
- 他ブランドのマスカラでも落とせる?
-
落とせます。
セザンヌ マスカラリムーバーは、セザンヌのマスカラ専用というわけではありません。ヒロインメイク、メイベリン、ファシオなど、他ブランドのウォータープルーフマスカラでも問題なく使えます。
- 使った後、洗顔料で洗い流す必要がある?
-
必要です。
セザンヌ マスカラリムーバーは、塗布後にお湯で洗い流してから、洗顔料で洗顔するという使い方が推奨されています。
使用手順:
- コンタクトレンズを外す
- 乾いた状態のまつ毛にマスカラリムーバーを塗布
- よく馴染ませる
- お湯で洗い流す
- 洗顔料・石けんで洗顔する
このステップで、マスカラをしっかり除去しつつ、油性成分も残さずオフできます。
- フィルムタイプのマスカラにも使える?
-
使えますが、必要ありません。
フィルムタイプのマスカラは、40℃程度のお湯で簡単に落ちる設計になっています。マスカラリムーバーを使わなくても、お湯だけで十分に落とせます。
セザンヌ マスカラリムーバーは、ウォータープルーフマスカラ専用と考えた方が良いでしょう。フィルムタイプマスカラを使っている人は、マスカラリムーバー自体が不要です。


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