【全成分&成分解析】アクナル ピンクハーブクレンジング

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Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回はマナラホットクレンジングゲルの会社が作ったクレンジングオイル・アクナルピンクハーブクレンジングの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ありす

実際に製品も使ってみたんだけど「しっかり落とす」ことを目的とするなら、かなりクオリティの高いクレンジングオイルだと思うよ。

目次

アクナル ピンクハーブクレンジングの成分解析

クレンジングオイルなので、まずはメイクを落とす成分から解説していきます。

ベースの洗浄成分をチェック

クレンジングなので、まずはメイクを落とすための主な洗浄成分から見ていきましょう。

メイクを浮かせる→水添ポリイソブテン、オレイン酸エチル、トリエチルヘキサノイン
洗い流す→ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、オレイン酸ソルビタン

炭化水素油(水添ポリイソブテン)がベースになっているので、洗浄力はかなり高くなっていることが予想されます。

オイルは一種類ではなく、主成分以外もけっこう多くブレンドされているので、こだわって配合しているんじゃないかな。

ただ、基本的には「濃いメイク・落ちにくいメイクをしっかり落とす」または「古い角質や毛穴の汚れをしっかり落とすスペシャルケア」的な立ち位置。

肌質によっては、頻繁に使うと乾燥しやすいかもしれません。

ありす

実際に使った感じでは、ミルクや油脂ベースの優しいクレンジングオイルに比べたらちょっと乾燥しやすいかも。
でも「しっかり落ちるクレンジングオイル」としては、十分満足できる、しっとり感だったよ。

保湿成分が優秀

アクナルの「しっかり落ちるのに乾燥しない」理由のひとつに、保湿成分のチョイスの優秀さがあると思います。

そもそもクレンジングって洗い流すアイテムなので、高価な美容成分をたくさん配合しても流れちゃうんですよね・・・。

でも、アクナルはセラミド、スクワラン、油脂などの「油」の保湿成分を多く取り入れているので、洗い流した後も潤いが残りやすいんです。

よく落ちるクレンジングはどうしてもお肌の油分を奪いやすいのですが、アクナルは保湿成分のチョイスで補ってくれている感じがします。

整肌成分もたっぷり配合

  • グリチルレチン酸ステアリル
  • ムラサキ根エキス
  • フウチョウソウ葉エキス
  • クレマティス葉エキス

などの肌荒れを防ぐような整肌成分を配合。

水溶性の「グリチルリチン酸ジカリウム」ではなく、油溶性の「グリチルレチン酸ステアリル」を選んでいるところも好感度が高いです。

ちなみに、公式ページで「紫根オイル」という単語が出ていますが、成分名は「ムラサキ根エキス(油脂ではなく植物エキス)」になっています。

これはムラサキ根エキスとスクワランと一緒になった油溶性の原料を使用しているからだと思います。

ピンクの色の理由について

公式サイトを見ると「ピンクオイルは和漢成分”紫根”の色」という表現があります。

でも全成分を見てみると、他にも[シアノコバラミン(ビタミンB12)]や[アスタキサンチン]など赤い色を持つ原料が配合されています。

なので製品のピンク色は紫根オイルだけで発色しているわけではありません。

まぁシアノコバラミンもアスタキサンチンも肌に悪い成分ではないので、マイナス要素ではなさそうですね✨

ちなみにタール色素(合成着色料)は使われていません。

ニキビを防ぐって本当?

殺菌・抗炎症成 を有効成分として配合した医薬部外品ではなく、「洗浄」によって汚れを落とすことでニキビを防ぐアイテムです。

そもそもニキビの初期原因は古い角質や過剰な皮脂による毛穴の詰まり。

きちんと汚れを落としてあげることは、根本的なニキビケアとして大切なんです。

また、先ほど紹介したもグリチルレチン酸ステアリルなどの整肌成分も配合されており、お肌の土台を整えるケアとしてもおすすめです。

香りの質も◎

合成香料は使わず、オレンジとラベンダーの精油で香り付けしています。

使った感想も含めてなのですが「強すぎず、弱すぎない&甘すぎず、クセが少ない」シンプルな香り。

好き嫌いを問わず、多くの人から「爽やかな良い香り」と思われそうな質の良い香りでした。

まとめ

「良く落ちるクレンジングオイル」という分類では、かなり有力候補になってくる、優秀なクレンジングオイルだと思います。

濃いメイクや、ウォータープルーフ・崩れ防止系を使った落ちにくいメイク等をしている日には、擦らずしっかり落とすクレンジングオイルとして、活躍してくれます。

また、古い角質によるお肌のごわつきや毛穴の詰まりをしっかり落とす、スペシャルケアとしても、良い仕事をしてくれますね。

通常価格3,190円、定期コースで2,552円の中価格帯クレンジングなのですが、メイク落ちや仕上がりはもちろん、可愛い見た目や香りの質も含め、高いクオリティを持っていると思います。

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
水添ポリイソブテン炭化水素油(エモリエント・基剤)
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル非イオン界面活性剤(乳化)
オレイン酸エチルエステル油(エモリエント)
ベース
オレイン酸ソルビタン非イオン界面活性剤(乳化)
トリエチルヘキサノインエステル油(エモリエント)
DPGベース(保湿)
ハイブリッドヒマワリ油油脂(エモリエント)
ムラサキ根エキス植物エキス(整肌・透明感サポート)
シアノコバラミンビタミンB12(着色)
アスタキサンチン整肌・製品の抗酸化
グリチルレチン酸ステアリル整肌
カニナバラ果実油油脂(エモリエント)
ホホバ種子油エステル油(エモリエント)
グリチルリチン酸2K整肌
フウチョウソウ葉エキス植物エキス(整肌)
クレマティス葉エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
リンゴ果実エキス植物エキス(保湿・引き締め)
加水分解ヒアルロン酸保湿
加水分解コラーゲン保湿
セラミドNPヒト型セラミド(保湿)
セラミドNGヒト型セラミド(保湿)
セラミドAPヒト型セラミド(保湿)
ヤエヤマアオキ果汁植物エキス(保湿・整肌)
オプンチアフィクスインジカ種子油油脂(エモリエント)
オレンジ果皮油精油(香料)
ラベンダー油精油(香料)
スクロース保湿
スクワラン炭化水素油(エモリエント)
グリセリンベース(保湿)
プロパンジオールベース(保湿・抗菌)
カノラ油油脂(エモリエント)
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル合成油脂(エモリエント)
フィトスフィンゴシン保湿・整肌
水添レシチン両性界面活性剤(乳化)
ヨーロッパシラカバ樹皮エキス植物エキス(保湿・整肌)
トコフェロールビタミンE(整肌・製品の抗酸化)
トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2エステル油(エモリエント・調整)
ベヘニルアルコール高級アルコール(乳化安定・調整)
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10非イオン界面活性剤(乳化)
ステアロイルラクチレートNa陰イオン界面活性剤(乳化)
クエン酸ph調整
BGベース(保湿)
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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