【全成分＆成分解析】プラセホワイター 薬用美白アイクリーム

1本でシワ対策・シミ対策のWエイジングケアが可能プチプラアイクリーム・プラセホワイター 薬用美白アイクリームの成分解析です。

プラセホワイター 薬用美白アイクリームの成分解析

有効成分に「プラセンタエキス」と「酢酸トコフェロール」を配合した医薬部外品です。

まずは有効成分からチェックしていきましょう。

有効成分をチェック

「プラセンタエキス」はメラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐ効果効能が認められた美白成分です。

一応、美白成分として認められているんですが、今より審査が緩い何十年も前に認められた成分。

どの程度美白効果があるのかはちょっと怪しい感じです。

でも、お肌を保湿してハリ弾力をサポートする効果はあるので、入っているメリットはありますね。

酢酸トコフェロールは油溶性のビタミンC誘導体のこと。

これはシミとかシワ対策っていうよりは、肌荒れを防いで、お肌を整えるような成分ですね。

「シワ改善」ではない

シワ対策は「乾燥による小じわを目立たなくする効果効能試験済み」といったもので、シワ改善の有効成分が入っているわけではありません。

乾燥小じわの試験はそれほど難しいものではなく、ある程度保湿があったり、ふっくらさせてシワを目立たなくする性能があれば取れるもの。

多少の加点ポイントにはなりますが、特別優れたメリットではありません。

その他の成分をチェック

医薬部外品で、全成分が濃度順になっていないタイプの書き方です。

「コラーゲン・トリペプチド　Ｆ」が先頭にあるので、これがアピールしたい成分なのでしょう。

これは魚由来のコラーゲンを加水分解したペプチドで、お肌を保湿してハリ弾力をサポートする成分。

エイジングケア向けのアイクリームの成分としては正解だと思います。

あとはヨクイニンエキス（ハトムギエキス）や米由来の植物セラミドが入っていますが、そんなに目立ったものはありませんでした。

まとめ

一言でいうと「守りのアイクリーム」です。

パッケージに「美白」「エイジングケア」とインパクト強めのワードが大きく書かれていますが、正直成分を見る限りではそんなに強いパワーがあるようには見えません。

本気で対策したいのなら、レチノールやナイアシンアミドが入ったコスメの方が良い気がします。

でも、尖った成分が入っていない分「優しい」ってメリットはあります。

敏感肌だったり、基本的な保湿を目的としていて、お手頃価格のアイクリームを探されている方にはアリだと思います。

濃度は予測できませんが、成分にエタノールが入っているので、苦手な人はそこに用心かも。（アイクリームなのでそんなに高濃度で入ってないとは思います。）

一応、定価は1,210円ですが、Amazonや楽天等を見た感じ、実勢価格は1,000円以下ですね💕

全成分と配合目的（予想）

成分名	目的	評価
プラセンタエキス－１	美白	（有）
酢酸トコフェロール	ビタミンE誘導体（整肌・製品の抗酸化）	（有）
コラーゲン・トリペプチド　Ｆ	保湿	★
ヨクイニンエキス	植物エキス（整肌）
桑エキス	植物エキス（整肌・透明感サポート）
ＤＬ－ＰＣＡ・Ｎａ液	天然保湿因子成分（保湿）
ＤＬ－リンゴ酸	ph調整
米ヌカ油	油脂（エモリエント）
米ヌカスフィンゴ糖脂質	植物セラミド（保湿）
大豆リン脂質	両性界面活性剤（乳化）
天然ビタミンＥ	整肌・製品の抗酸化
オキシプロリン	アミノ酸（保湿・ハリ弾力）
濃グリセリン	保湿
グリセリン	ベース（保湿）
ＢＧ	ベース（保湿）
１，２－ペンタンジオール	ベース（保湿・製品の抗菌）	△
オレイン酸ポリグリセリル	非イオン界面活性剤（乳化）
親油型ステアリン酸グリセリル	非イオン界面活性剤（乳化）
ステアリン酸ポリグリセリル	非イオン界面活性剤（乳化）
パルミチン酸エチルヘキシル	エステル油（エモリエント）
サラシミツロウ	ロウ（エモリエント）
ジメチコン	シリコーン（被膜形成）
ステアリン酸	高級脂肪酸（調整or石けん合成）
トリ（カプリル・カプリン酸）グリセリル	エステル油（エモリエント）
バチルアルコール	二価アルコール（エモリエント）
脂肪酸ジペンタエリスリチル－１	エステル油（エモリエント）
水添ポリブテン	炭化水素油（エモリエント・基剤）
ベヘニルアルコール	高級アルコール（乳化安定・調整）
２－メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液	リピジュア（保湿）
ｐＨ調整剤	ph調整
粘度調整剤	調整
エタノール	ベース	△
フェノキシエタノール	防腐剤
パラベン	防腐剤
香料	香料	△