【成分解析】favs カーミングフェイシャルミスト

ファッションデザイナー・インフルエンサーの山中美智子さんがプロデュースするスキンケアブランド「favs」のミスト状化粧水・カーミングフェイシャルミストの成分解析です。

シカクリームで話題のツボクサエキスや医薬部外品にも使われる肌荒れ防止成分を配合して、お肌を整える効果が高そうな化粧水です。

favs カーミングフェイシャルミストの成分解析

公式サイトの説明によると、この製品のコンセプトは

  • 水の代わりにスイセンのエキスを85%使⽤
  • デリケートな肌にも徹底した配慮
  • 保湿+カーミングを叶える植物成分を厳正配合

と書かれています。

カーミングとは、英語で「落ち着かせる」という意味で、肌のゆらぎやトラブルを落ち着かせることがコンセプト。

今回の解析は、このコンセプトに沿って見ていきます。

水不使用ってどういうこと?

まず大前提として「水」を使わずに「化粧水」を作ることは不可能です。

水がないと、化粧水の成分を溶かし込むことは出来ません。

例えば温泉水を使ったとしても、ミネラルなどの美容成分を多く含んだ水です。

favsの化粧水のようにフサザキスイセンエキス(植物エキス)をベースにしたとしても、エキスを抽出するために水が使われています。

まぁ、ただの精製水を使うよりは、フサザキスイセンエキスの美容成分は高濃度で含まれているでしょう。

その分刺激になる人もいるので注意です。

ベースの成分がやや不安

フサザキスイセンエキスの次に濃度が高いベースとなる保湿成分はDPG、メチルプロパンジオール、グリセリンです。

  • DPG・・・一般的な保湿成分。低コストで簡単に配合できるが、濃度が高いと少し刺激になるかも。
  • メチルプロパンジオール・・・刺激になりやすいPGと似た性質を持ち、不安な成分。
  • グリセリン・・・一般的な保湿成分。しっとり&低刺激。
ありす

ありす

なぜDPGとメチルプロパンジオールをベースに作っちゃったんだろう・・・💦使用感や他の成分との兼ね合いがあるんだろうけど、あんまり肌に優しいとは言えないベース成分ですね・・・。

医薬部外品にも使われる肌荒れ防止成分

[アラントイン]と[グリチルリチン酸2K]は、医薬部外品の抗炎症成分として使われることもある成分。

さまざまな肌トラブルを防いでくれるもので、人によっては1回使っただけでも効果を実感できる成分です。

一般化粧品への配合なので濃度は不明ですが、2種類入っていますし、カーミング(肌を落ち着かせる)がコンセプトなので、効果は期待できそうですね。

人によってはヒリヒリしたり、赤みがでることもあるので、そこは要注意です。

シカクリームで話題のツボクサエキスを配合

植物エキスなので公式から効果効能を強く謳えるものではありませんが、ツボクサエキスも配合されています。

ツボクサエキスといえば韓国コスメの「シカクリーム」に含まれる「シカ成分」で、こちらも肌荒れを防ぐ成分ですね。

濃度がどの程度入っているかはわかりませんが、植物エキスの中では効果が期待できる成分です。

その他の美容成分を解説

残りの美容成分はざっと解説します。

  • チャ葉エキス・・・植物エキス。肌荒れを防ぎ、お肌を整える。
  • スベリヒユエキス・・・肌を保湿し、バリア機能をサポート。
  • キシリトール・・・べたつきを抑える保湿成分。
  • ベタイン・・・一般的な保湿成分。
  • BG・・・一般的な保湿成分。植物エキスの抽出目的かも。
  • カプリリルグリコール・・・一般的な保湿成分。抗菌効果があるから高濃度では刺激になりやすいが、1%以下なので問題なし。
  • 1,2-ヘキサンジオール・・・一般的な保湿成分。抗菌効果があるから高濃度では刺激になりやすいが、1%以下なので問題なし。
  • ダイウイキョウ果実エキス・・・植物エキス。エイジングケア。

植物エキスは、人気のある良さそうな成分ですね。

植物エキス以外の成分は良くある一般的な成分だけで、特に高機能なものは入っていません。

5,000円超えという高めの価格設定は、ベースにフサザキスイセンエキスを使っていることが大きな理由だと思います。

アラントインやグリチルリチン酸2Kの肌荒れ防止効果に期待するだけなら、もっと安い価格帯でも似たような化水があります。(フーミーの化粧水とか)

フサザキスイセンエキスやツボクサエキスなどの植物エキスの効果に期待するのなら、価格分の価値はあるんじゃないかと思います。

敏感肌の方には合わないかも

  • アルコールフリー
  • パラベンフリー
  • 合成着色料・合成香料フリー

という点は敏感肌向けですね。

パラベンフリーだけでなく、原材料には「防腐剤」と呼ばれる成分は入っていませんね。

これは抗菌作用のある保湿成分や植物成分を使っていることが理由でしょう。

もしかしたら、成分のどれかにキャリーオーバー成分(記載の義務がない微量の配合)として含まれているかもしれません。

合成香料不使用ですが無香料ではなく、精油と精油由来の香料が使われています。

ここまで聞くと、敏感肌の人にも優しそうですが

  • 植物エキスや精油は合わない人には刺激になりやすい
  • ベースのDPGやメチルプロパンジオールは敏感肌向けではない

この2点を考慮すると、「敏感肌向け」とは言えないような気がします。

評価が高い理由

favsのコスメって、SNSでの評価がやたらと高いのですが、それには理由があります。

favsはファッションデザイナー・インフルエンサーの山中美智子さんがプロデュースするスキンケアブランドです。

つまりドラッグストアで偶然手に取って買ったり、通販でなんとなくポチる人ではなく、「山中美智子さんのファン」がメインユーザー。

山中美智子さんのInstagramのフォロワーは70万人以上なので、その「ファン」の人たちが買えば、高い評価でレビューをするのは当然のこと。

また、SNSでレビューキャンペーンをやっているので、プレゼントを貰うためにレビューしている人も多いです。

もちろん「レビューはファンのステマだから、中身は良くない」と言うわけではありませんが、評価が高いのにはそういった理由があることも覚えておいてください。

肌荒れ防止系の成分がガンガン入っているので、即効性があり、そこも高評価が得られるポイントですね。

成分解析のまとめ

  • 肌荒れを防ぐ成分が多く入っていて、即効性が期待できる
  • 価格が高いのは植物エキスが理由で、高機能な成分はそんなに入ってない
  • 成分的にあまり敏感肌向けとは言えない

全成分の詳細

フサザキスイセンエキス保湿
DPGベース(保湿)
メチルプロパンジオール保湿
グリセリンベース(保湿)
メマツヨイグサ花エキス引き締め
チャ葉エキス整肌
スベリヒユエキス保湿
ツボクサエキス整肌
キシリトール保湿
ベタイン保湿
アラントイン整肌
グリチルリチン酸2K整肌
クエン酸Naph調整・キレート
クエン酸ph調整
ラウリン酸ポリグリセリル-10乳化or洗浄
ミリスチン酸ポリグリセリル-10乳化
BGベース(保湿)
カプリリルグリコール保湿
1,2-ヘキサンジオール保湿
ダイウイキョウ果実エキスエイジングケア
EDTA-2Naキレート
ラベンダー油精油
リナロール香料
フサザキスイセンエキス保湿フカザキスイセンの球根から抽出される植物エキスです。
お肌の水分量を高め、バリア機能をサポートします。
肌を休ませて整える効果があるとも言われ、エイジングケアコスメでも人気の成分です。
DPGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱり系の使用感で、低コストで配合できるのが特徴です。
眼睛刺激やわずかな皮膚刺激の可能性があり、無理に避けるほどではありませんが、濃度が高いものは注意しましょう。
メチルプロパンジオール保湿化粧品のベースとして使われる保湿成分です。
肌に刺激になりやすいPGと似た性質を持つ成分で、データも少ないので不安があります
グリセリンベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
ベース成分の中でも特に低刺激で保湿力が高いのが特徴。
高濃度で配合されているものは、ニキビ肌との相性は悪いです。
メマツヨイグサ花エキス引き締め月見草エキスとも呼ばれる植物エキスです。
お肌を引き締めて整えます。
チャ葉エキス整肌チャカテキン(ポリフェノール)、カフェイン、ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸などを含む整肌成分です。
消炎、抗酸化、抗菌、収れん、消臭、育毛、美容、保湿などの作用もあると言われています。
スベリヒユエキス保湿スベリヒユから採れる植物成分です。
肌を保湿し、バリア機能を整える効果があると言われています。抗炎症効果も期待できます。
ツボクサエキス整肌セリ科のツボクサから採れる植物エキスです。
韓国コスメでは「シカ」成分として人気の成分。
抗炎症、抗酸化、保湿、血行促進、ターンオーバー促進、コラーゲン生成促進などの作用があると言われています。
肌や唇に塗るとふっくらした作用が得られるとの報告もあります。
キシリトール保湿保湿成分です。肌を保湿しながらも、使用時のべたつきを抑える効果があります。
お肌のバリア機能をサポートする効果もあります。
ベタイン保湿糖蜜から得られるアミノ酸誘導体で、化粧品でよく使われる一般的な保湿成分です。
帯電防止効果もありますが、刺激のリスクはほぼありません。
アラントイン整肌肌の炎症を鎮める効果があり、肌荒れケア・ニキビケア・美白系のコスメによく配合されます。
有効成分として配合できる成分で、ある程度の濃度があれば、けっこうすぐに効果が現れます。
抗炎症成分としてよく使われるグリチルリチン酸2Kと比べて、アラントインはさらに作用が強いです。
抗炎症成分が複数配合されていたり、他の抗炎症系コスメと重ね塗りしたり、長期的に使いすぎると、刺激になったり、肌本来の機能が弱まる可能性もあるので注意。
グリチルリチン酸2K整肌肌の炎症を鎮める効果があり、肌荒れケア・ニキビケア・美白系のコスメによく配合されます。
有効成分として配合できる成分で、ある程度の濃度があれば、けっこうすぐに効果が現れます。
抗炎症成分が複数配合されていたり、他の抗炎症系コスメと重ね塗りしたり、長期的に使いすぎると、刺激になったり、肌本来の機能が弱まる可能性もあるので注意。
クエン酸Naph調整・キレート製品をアルカリ性にするph調整剤です。
キレート(金属イオン封鎖)や酸化防止の役割も。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はほぼありません。
クエン酸ph調整製品を酸性にするph調整剤です。
収れん作用を持ち、毛穴ケアやお肌のキメを整える効果も期待できます。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はありませんが、ピーリング目的にたくさん配合されていると刺激になりやすいので注意です。
ラウリン酸ポリグリセリル-10乳化or洗浄非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
3%以上の濃度で入っていると洗浄・気泡の効果も発揮します。
ミリスチン酸ポリグリセリル-10乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に低刺激な成分。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
カプリリルグリコール保湿保湿成分ですが高い抗菌性を持っており、防腐剤代わりとしても使われています。
防腐効果を持つため、高濃度で配合されると刺激になる可能性があるので注意しましょう。
1,2-ヘキサンジオール保湿化粧品のベースとして使われるさっぱり系の保湿成分です。
保湿作用以外にも抗菌・防腐作用を持っています。
防腐効果も持つため、高濃度で配合されると刺激になる可能性があるので注意しましょう。
ダイウイキョウ果実エキスエイジングケアセリ科のダイウイキョウから抽出される植物エキスです。
活性酸素を除去する効果があると言われ、エイジングケアにもおすすめです。
抗菌作用もあると言われています。
EDTA-2Naキレート製品の金属イオンを封鎖して品質を維持します。
刺激の可能性も指摘されていますが、化粧品に少し配合される程度ではそれほど影響はありません。
品質の維持に意味のある成分ですし、無理に避ける必要はないでしょう。
ラベンダー油精油天然香料(精油)です。
鎮静作用・リラックス効果のある香りが特徴。
抗炎症・肌荒れ防止・殺菌・防腐などの効果も持っています。
精油ですが化粧品にブレンドされている量であれば皮膚刺激はほとんどなく、安全性の高い成分です。
化粧品での濃度ではほぼ影響はありませんが、通経作用があるので妊娠中の使用は注意しましょう。
リナロール香料スズランの香りがする人工香料です。
EUの調査によりアレルギー性が指摘されています。
favs カーミングフェイシャルミストの特徴
  • 水の代わりにスイセンのエキスを85%使⽤
  • デリケートな肌にも徹底した配慮
  • 保湿+カーミングを叶える植物成分を厳正配合

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