オルビス vs ファンケル|無添加・通販ブランドの違いを比較【選び分けの基準】

こんにちは。Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

「無添加」「通販コスメ」と聞いて名前が挙がるのが、オルビスとファンケル。どちらも肌にやさしそうなイメージがあって、乾燥や刺激が気になってくると候補に入ってきますよね。

でも実際に並べて調べてみると、この2つ、こだわっているポイントがけっこう違いました。オルビスの出発点は「油分を入れない」こと、ファンケルの出発点は「添加物を入れない+鮮度を保つ」こと。同じ”やさしい系”でも、力の入れどころが別の方向を向いているんです。

この記事では、両ブランドの考え方の違いから、代表的な化粧水の価格・容量・1日あたりのコスト、トライアルセットの中身まで並べて比べてみました。どっちが自分に合いそうか、決める材料になればうれしいです😊

オルビスとファンケル、同じ「無添加」でも何が違う?

どちらも「無添加」「通販」でひとくくりにされがちな2ブランド。でも公式サイトで掲げているものを読むと、ゴールがけっこう違います。まずはここを押さえておくと、あとの比較がぐっとわかりやすくなります。

オルビス=「オイルカット」、ファンケル=「Fanatic Clean」

オルビスが1987年に発表したのが、100%オイルカットの化粧品。「肌が本当に求めているのは油分ではなく水分」という考え方が土台にあって、スキンケアアイテムは無油分でつくられています。無香料・無着色でもあるのですが、ブランドの看板はあくまでオイルカット。油分に頼らない処方設計を軸に据えているブランド、という言い方がしっくりきます。

いっぽうファンケルは、社名そのものが「Fanatic(熱狂的)+Clean(無添加)」。防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を使わないという方針を長く続けていて、無添加そのものがブランドの核になっています。

おもしろいのが、その方針が容器のサイズにまで表れていること。防腐剤を使わない分、フレッシュなうちに使い切れる量にする——という考えから、化粧液は30mLの小容量。密閉容器で、外箱には製造年月日まで記載されていて、開封後は60日を目安に使い切る設計になっています(FANCL CLIP「ファンケルの化粧液、なんでこんなに小さいの?」)。「小さくてすぐなくなる」と感じていた人も、理由を知ると納得できるところかなと思います👌

通販ブランドとして共通するところ、意外と違うところ

共通しているのは、公式オンラインショップが主戦場で、初回限定のトライアルセットが手頃なこと。定期便やまとめ買いの仕組みが整っているのも似ています。ドラッグストアのブランドと違って、通販だと「まず試してから本品」という流れが作りやすいんですよね。

ただ、買える場所は少し違います。ファンケルは直営店に加えてドラッグストアや通販モールでも見かけることが多く、実物を手に取れる機会が比較的多いブランド。オルビスは公式通販と直営店が中心です。店頭で相談してから決めたいタイプなら、この違いは地味に効いてきます。

オルビス|油分に頼らない設計を軸にしたブランド

オルビスユー エッセンスローション・オルビスユー アンコール ローション・クリアフル ローションのラインナップ

オルビスのスキンケアは、年代や悩みに合わせてラインが分かれています。ここでは基本・上位・悩み別の3つを見ていきます。

基本の1本:オルビスユー エッセンスローション

オルビスユー エッセンスローションのボトル正面
出典: オルビス公式サイト

オルビスの中でいちばん名前を聞くのが、このオルビスユー エッセンスローション。公式サイトによると2,970円(税込)/180mLで、医薬部外品。肌荒れ防止の有効成分としてデクスパンテノールWが配合されています。つめかえ用(2,750円/180mL)が用意されているのもポイントです。

使用量の目安は100円硬貨程度を1日2回で、約3ヶ月もつ計算。1本買うと季節がひとつ変わるくらいまで使えるので、買い足しの頻度を減らしたい人には合いそうです。

これはありすも以前に使ったことがあって、印象はひとことで言うと「とろぱしゃ」。出した瞬間はとろみがあるのに、伸ばすと少し軽くなって、水のようにすっと広がっていく感じでした。オイルフリーなのにベタつかず、もちっとした仕上がりになるのがよかったです。無香料で原料っぽいにおいも気にならなかったので、香りが苦手な人でも使いやすいと思います✨(使用感はあくまで個人の感想です)

「若い世代向けのさらっとした化粧水だと物足りないけど、重めのエイジングケアはまだ早いかも」というあたりの人に、ちょうどいい立ち位置の1本でした。

オルビスユー エッセンスローション(本体 180mL)
オルビス(ORBIS)
オルビスユー エッセンスローション(本体 180mL)
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上位ライン:オルビスユー アンコール

オルビスユーよりもう一段踏み込みたいときの選択肢がオルビスユー アンコール。40〜60代の「深い年齢サイン」に向けた濃密なラインで、ローション(3,300円/180mL)・デイミルク・ナイトクリーミージェルの3ステップで組まれています。ローション自体は医薬部外品ではなく、化粧品としての位置づけです(オルビス公式サイト)。

ここは正直に書いておくと、基本ラインのオルビスユーは「保湿+肌荒れ予防」を無理なく続けるための設計で、年齢サインに本格的にアプローチする役割まではカバーしていません。オルビスはそこを別ラインに分けているので、必要になったら段階的に上げていける——という選び方ができるブランドです。

オルビスユー アンコール ローション(本体 180mL)
オルビス(ORBIS)
オルビスユー アンコール ローション(本体 180mL)
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クリアフル・メンズラインなど、悩み別の展開も

大人ニキビや毛穴が気になる人向けにはクリアフルシリーズ。ローションはさっぱりのLとしっとりのMがあって、どちらも180mLの医薬部外品です。ほかにメンズライン、UVアイテム、ベースメイクまで自社処方で展開しています。

「オルビス=オルビスユーだけ」と思われがちですが、悩み別の受け皿はちゃんとあるブランドです。

オルビス クリアフル ローションL さっぱりタイプ(本体 180mL・医薬部外品)
オルビス(ORBIS)
オルビス クリアフル ローションL さっぱりタイプ(本体 180mL・医薬部外品)
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ファンケル|原料から無添加を作り込む、鮮度重視のブランド

モイストリファイン 化粧液II・エンリッチプラス 化粧液II・マイルドクレンジング オイルのラインナップ

ここから先はありすがまだ使えていないので、公式情報と一般的な評価をもとにまとめています。使用感の実感は書けないぶん、事実の部分をしっかり拾っていきますね。

基本の1本:モイストリファイン 化粧液II しっとり

ファンケルの基本の保湿ラインがモイストリファイン。化粧液は公式サイトで1,540円(税込)/30mLで、約30日で使い切る量という設計です。さっぱりのIとしっとりのIIから選べて、乾燥やキメの乱れ、いわゆるインナードライが気になる肌に向けた高保湿ラインという位置づけ。やわらかなとろみのあるテクスチャーとされています。

ファンケル モイストリファイン 化粧液II しっとり(30mL)
ファンケル(FANCL)
ファンケル モイストリファイン 化粧液II しっとり(30mL)
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上位ライン:エンリッチプラス 化粧液II しっとり(医薬部外品)

モイストリファインより一段上のラインがエンリッチプラス。公式サイトによると1,870円(税込)/30mLの医薬部外品で、シワ改善*¹の有効成分としてナイアシンアミドが配合されています。1本のほか2本・3本セットの販売もあります。

基本ラインとの価格差は330円ほど。有効成分入りの医薬部外品にこの価格で手が届くのは、通販ブランドならではのバランスだなと思います。もちろん医薬部外品だからといって効き方を保証するものではないので、そこは「有効成分が承認された範囲で入っている」くらいの受け止め方がちょうどいいはず。

ファンケル エンリッチプラス 化粧液II しっとり(医薬部外品・30mL)
ファンケル(FANCL)
ファンケル エンリッチプラス 化粧液II しっとり(医薬部外品・30mL)
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看板商品:マイルドクレンジング オイル

ファンケルといえばこれ、という人も多いのがマイルドクレンジング オイル。1,980円(税込)/120mLで、毛穴に着目した〈ブラック&スムース〉(2,090円/120mL)も選べます。スキンケアよりも先にこのアイテムでブランドを知った、という声をよく見かけます。

このほかアクネケアのライン、美白*²ケアのラインもあって、悩み別の展開はオルビスと同じくらい幅広く揃っています。

ファンケル マイルドクレンジング オイル(120mL)
ファンケル(FANCL)
ファンケル マイルドクレンジング オイル(120mL)
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価格・容量・設計思想を並べて比較

ここまでの内容を、基本ラインの化粧水を軸に表にまとめます。数字はすべて執筆時点の税込価格です。

オルビスファンケル
ブランドの出発点100%オイルカット(1987年〜)無添加(社名がFanatic+Clean)
基本ラインの化粧水オルビスユー エッセンスローション
2,970円/180mL
モイストリファイン 化粧液II しっとり
1,540円/30mL
使い切りの目安約3ヶ月(1日2回)約1ヶ月
1日あたりの目安約33円約51円
上位ラインオルビスユー アンコール ローション
3,300円/180mL
エンリッチプラス 化粧液II しっとり
1,870円/30mL
買い足しの形つめかえ用あり(2,750円/180mL)30mL単位で購入(2本・3本セットあり)
防腐剤アイテムによる全製品で不使用
香料無香料合成香料不使用
トライアルオルビスユー 7日間 980円モイストリファイン お試し1ヵ月 1,640円

容量の違いは、そのまま考え方の違い

表を見ていちばん目を引くのが、180mL と 30mLという容量差だと思います。これ、単なるサイズの好みではなくて、それぞれの方針から導かれた結果なんですよね。

オルビスは1本で約3ヶ月。買い足しの回数が減って、つめかえ用も選べるので、続けやすさとコストを取った設計。ファンケルは防腐剤を使わないぶん、フレッシュに使い切れる30mLに設計していて、中身の状態を取った設計です。どちらが正解ということではなく、何を大事にしたいかで気持ちよく使えるほうが変わってきます。

1日あたりのコストで見るとどうなる?

1mLあたりで計算すると、オルビスが約16.5円、ファンケルが約51円で3倍以上の差に見えます。でもこれ、1回に使う量が違うので、単価だけで比べるとズレます

公式が出している使用目安に沿って計算し直すと、オルビスは180mLを約90日で1日あたり約33円、ファンケルは30mLを約30日で1日あたり約51円。差は縮まりますが、それでもオルビスのほうが1日あたり18円ほど安い、という結果になります。1ヶ月で550円ほどの差ですね。

※これは公式の使用目安をもとにしたありすの試算で、実際に使う量やアイテム構成(乳液やクリームを何にするか)で変わります。あくまで目安として見てください。

トライアルセットで試すなら

オルビスユー トライアルセットとファンケル 1st FANCLトライアルの比較
画像: オルビス公式・ファンケル公式サイトより

どちらも初回限定のトライアルが用意されていて、中身の考え方がまた違います。

  • オルビスユー トライアルセット:980円/7日分。洗顔・化粧水・保湿液の3ステップにサンプルがつきます。使用後30日以内なら返品できる制度もあります(オルビス公式
  • モイストリファイン 化粧液&乳液 お試し1ヵ月セット:1,640円/約1ヶ月分。化粧液30mL・乳液30mLと、クレンジングオイル20mL・洗顔20gつき(ファンケル公式

エンリッチプラスの1ヵ月セット(1,970円)もあります。ファンケルのお試しセットは化粧液・乳液が本品と同じサイズで入っているので、実質「1ヶ月ぶんを割引価格で買う」に近い感覚。オルビスは1,000円以下で7日間、合わなければ返品もできるので、とにかくハードルを下げて試したいときに向いています。

どんなこだわりの人に向いている?

ここまで比べてみて、ありすなりの選び分けの基準をまとめます。

買い足しの手間を減らしたい・油分に頼らない設計が好みならオルビス

1本で約3ヶ月、つめかえ用もある。このストックを気にしなくていい感じは、忙しい人ほどありがたいと思います。処方の方向としても、スキンケアを無油分で組み立てているブランドなので、油分の重なりが気になりやすい人とは相性がよさそうです。

原料の鮮度・肌あたりのやさしさを重視するならファンケル

防腐剤を使わない、製造年月日を書く、小容量で早く使い切る。この一貫した徹底ぶりに納得できるなら、30mLという容量も納得して選べるはず。店頭で相談してから決められる機会が多いのも、初めての人には安心材料になります。

悩み別でブランドを決めようとすると、うまく分かれません

「ニキビならこっち」「乾燥ならこっち」と振り分けたくなるのですが、実はきれいに分かれないんです。オルビスにはクリアフル(大人ニキビ・毛穴)とオルビスユー/アンコール(保湿・エイジングケア)があり、ファンケルにもアクネケアラインとモイストリファイン/エンリッチプラスがあって、同じ悩みの受け皿を両方が持っているからです。

だから決め手になるのは悩みそのものより、「大容量で続けたいか、小容量で鮮度を取るか」というこだわりどころのほう。ここで選ぶと迷いにくくなります。

まとめ|無添加の”こだわりどころ”で選ぶ

最後にもう一度ざっくりと。

  • オルビスはオイルカットが出発点。180mL・約3ヶ月の大容量設計で、つめかえもあって続けやすい
  • ファンケルは無添加と鮮度が出発点。30mL・約1ヶ月の小容量で、防腐剤を使わない方針が容器にまで表れている
  • 1日あたりのコストはオルビス約33円、ファンケル約51円。1mL単価で見るほどの差ではない
  • 悩み別のラインはどちらも揃っているので、決め手は「続けやすさ」か「鮮度」か
  • どちらもトライアルがあるので、迷ったら両方試して肌で決めるのがいちばん早い

正直、どちらも長く続いているだけあって考え方に筋が通っていて、優劣をつけるようなものではないなと感じました。自分が「これは譲れないな」と思うほうを選べば、たぶん納得して使えるはずです😊

気になったほうから試してみてくださいね。

この記事で紹介した商品

オルビスの基本の1本

オルビスユー エッセンスローション(本体 180mL)
オルビス(ORBIS)
オルビスユー エッセンスローション(本体 180mL)
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ファンケルの基本の1本

ファンケル モイストリファイン 化粧液II しっとり(30mL)
ファンケル(FANCL)
ファンケル モイストリファイン 化粧液II しっとり(30mL)
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【注記】

*¹ シワ改善は、医薬部外品として承認された有効成分の効能の範囲での表現です。

*² 美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。

価格・容量はすべて執筆時点(2026年8月)の税込価格です。キャンペーンやリニューアルで変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

使用感についての記述はありす個人の感想であり、効果を保証するものではありません。本記事はメーカーからの商品提供を受けていません。

【参考】
オルビス公式|オルビスユー エッセンスローション
オルビス公式|オルビスユー アンコール
オルビス公式|オルビスユー トライアルセット
FANCL CLIP|ファンケルの化粧液、なんでこんなに小さいの?
ファンケル公式|モイストリファイン 化粧液
ファンケル公式|エンリッチプラス 化粧液
ファンケル公式|初めての方限定トライアル

ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっているママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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