こんにちは。Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
洗顔のあと、化粧水よりも先に使う「導入美容液」。気になってはいたものの、スキンケアのステップがひとつ増えるのはちょっと面倒かも…と思っていたところで、コーセー様からONE BY KOSÉ セラムヴェール ディープリペアを提供していただきました。
口コミを眺めていると絶賛の声と同じくらい、「アルコール感が気になる」という声も目につくアイテムなんですよね。実際のところどうなの?というところを、良かったところも気になったところも正直に書いていきます。
先に結論だけお伝えすると、肌なじみと使ったあとのもっちりした手触りはかなり好みでした。ただアルコール感ははっきり感じるタイプなので、そこが平気かどうかで印象が分かれるアイテムだと感じています🤔
本記事はコーセー様よりモニターとして商品を提供いただいて作成しています。使用感については提供の有無にかかわらず、感じたままを書いています。また、記事内には商品リンク(アフィリエイトリンク)を含みます。
セラムヴェール ディープリペアとは?基本情報

「ONE BY KOSÉ(ワンバイコーセー) セラムヴェール ディープリペア」は、コーセーの高効能ブランド ONE BY KOSÉ から出ている薬用導入美容液(ブースター)です。医薬部外品で、朝と夜の洗顔後、いちばん最初=化粧水よりも前に使うのがポイント。
もともと人気だった「セラムヴェール」が2024年8月21日にリニューアルして、3代目にあたるのがこのディープリペアです。香りはグリーンフローラル、無着色・弱酸性。稲穂と水の波紋をモチーフにした彫刻入りのボトルで、ポンプ式になっています。
| ブランド | ONE BY KOSÉ(ワンバイコーセー)/株式会社コーセー |
| 価格・容量 | 5,940円(税込・参考価格)/60mL |
| 発売日 | 2024年8月21日(リニューアル発売) |
有効成分ライスパワー®No.11ってどんな成分?
この美容液の中心にあるのが、有効成分のライスパワー®No.11(米エキスNo.11)。「肌の水分保持能を改善する」という効能が認められた、日本で初めての有効成分です。
ここ、ちょっと言葉が難しいのですが、いわゆる「うるおいを与える保湿成分」とは考え方が違います。外から水分を足すのではなく、肌が自分で水分を保つ力のほうにはたらきかけるという位置づけ。医薬部外品として承認されている効能なので、この言い方ができるのはやっぱり強いなと思います。
とはいえ「使えば肌が生まれ変わる」といった類のものではありませんし、感じ方には個人差があります。あくまで乾燥しやすい肌のベース作りを助けてくれるもの、くらいの温度感で見ておくのがちょうどいいのかなと思います。
浸透*¹の良さもこの商品の売りのひとつで、後述しますが、そこは実際に使ってみてもかなり納得感がありました。(コーセー公式 商品ページ)同じ有効成分ライスパワー®No.11を使ったスキンケアが気になる方は、同じライスパワー®No.11配合のライースリペア ローション/クリームのレビューもあわせてどうぞ。
価格・容量のバリエーション
セラムヴェール ディープリペアは、サイズと付けかえ用の展開がけっこう充実しています。
| タイプ | 参考価格(税込) |
|---|---|
| 60mL 本体(レギュラー) | 5,940円 |
| 60mL 付けかえ用 | 5,720円 |
| 120mL 付けかえ用(ラージ) | 9,900円 |
| 10mL ミニサイズ | 990円 |
| 14mL トライアルサイズ | 限定展開 |
ひとつ注意しておきたいのが、この商品はノープリントプライス(メーカー希望小売価格なし)ということ。お店によって値段が違うので、上の表はアットコスメショッピングなどをもとにした参考価格として見てくださいね。ドラッグストアやECだと、これより安く買えることも多いです。
テスト済み表記は、アレルギーテスト済み/パッチテスト済み/スティンギングテスト済み/ノンコメドジェニックテスト済みの4つ*²。導入美容液としてはかなり手厚いほうだと思います。
旧セラムヴェールとの違いは?「ディープリペア処方」を成分から見てみる

「前のセラムヴェールと何が変わったの?」というのは、リニューアル品でいちばん知りたいところですよね。パッケージが変わっただけ、というリニューアルも世の中にはありますが、今回のディープリペアは処方そのものが変わっています。
新配合のアセチルアミノ酸×濃グリセリン=「うるおい密度アップ成分」
ディープリペアで新しく加わったのが、アセチルアミノ酸(N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン)と濃グリセリンの組み合わせ。コーセーはこのふたつを「うるおい密度アップ成分」と呼んでいます。
旧品でも評価が高かった、するっと入っていくような浸透*¹の良さはそのままに、うるおい感のほうを底上げした——というのがメーカーの説明。実際に口コミでも「さらっとしているのにもっちりする」という声が多いのですが、この二面性はこの処方の設計から来ているのかなと思います。
「悪玉セラミド®」という独自の着眼点
ディープリペアを語るうえで外せないのが、コーセーが打ち出している「悪玉セラミド®」という考え方です。名前のインパクトがすごいのですが、中身はこういう説明になっています。
肌の細胞間脂質から遊離脂肪酸が離れてしまい、セラミドが形を変えてしまった状態のこと。これが”うるおいのすき間”の原因のひとつになるとされています。
そして先ほどのアセチルアミノ酸が、この悪玉セラミド®の発生を抑えるはたらきを持つ、というのがメーカーの着眼点。コーセーという大手メーカーが研究を重ねて打ち出している独自の着眼点で、そのぶん耳を傾ける価値のある視点だと個人的には思っています。とはいえ効果を保証するものではないので、「そういう切り口で処方を組んだんだな」くらいの受け止め方で見ておくのがちょうどいいかなと思います🤔
アルコール量は「低減」とアナウンスされている
もうひとつ、リニューアルの変更点として流通各社の商品説明で触れられているのが、保湿成分を増やしつつ、アルコール(エタノール)の配合量を減らしたという点。超微細乳化技術によって、みずみずしさを保ったままもっちり感を高めた、という訴求もされています。
ただ、コーセーの公式発表でアルコールについて明確に触れられているわけではないので、この記事では「公式にはアルコール量を低減とアナウンスされている」という書き方にとどめておきますね。“アルコールフリーになった”わけではありません——ここは後の実体験パートでも大事になるので、覚えておいてください。
ちなみに容器も少し改良されていて、キャップの内側に突起が追加されています。しっかり閉まる反面、開けにくいと感じる方もいるみたいです。
【実体験】セラムヴェール ディープリペアを使ってみた
ここからが本題。実際に使ってみて感じたことを、良かったところも気になったところもそのまま書いていきます*³。
まずはポンプを2〜3プッシュ

使い方は、洗顔後の肌にポンプを2〜3回押した量を手のひらにとって、やさしくなじませるだけ。ポンプ式なので毎回だいたい同じ量が出せるのがラクでした。スポイトタイプみたいに「今日ちょっと出しすぎたかも」がないのは、地味だけど毎日のことなのでうれしいポイント👌
テクスチャーとなじみの良さ

手に出してみると、とろみはほとんどなくてさらっとした水のような質感。美容液というより、軽めの化粧水に近い感触です。垂れやすいので、手のひらに出したらすぐ顔にいくのがおすすめ。

そして、なじみがとにかく速い。伸ばした瞬間はしっかりみずみずしいのに、数秒でスッと入っていく感じで、肌なじみのよさはかなり好みでした。ベタつく時間がほぼないので、朝の忙しい時間でもストレスがありません✨

おもしろいのが、さらっと入っていったはずなのに、そのあと肌をさわるともっちりした手触りに変わっていること。「さらっとしてるのにもっちり」という口コミが多いのも納得でした。この二面性が、この美容液のいちばんの魅力だと思います😍
正直に書く、アルコール感について
ここが今回いちばん正直に書いておきたいところ。
公式には「アルコール量を低減した」とアナウンスされているのですが、それでもアルコール感はしっかり感じます。つけた瞬間にスーッとした清涼感があって、香りにも少しアルコール特有のニュアンスが混ざる感じ。グリーンフローラルの香り自体は上品なので、そこが打ち消してくれる部分もあるのですが、無臭ではありません。
私はそんなに気にならなかったけど、アルコールが苦手な方だと気になる可能性は高いと思います*³。「低減」=「少なめ」であって「入っていない」わけではないので、そこは期待しすぎないほうがいいかなと🤔
アルコール(エタノール)に反応しやすい肌質の方や、肌が敏感になりやすい時期は、いきなり顔全体に使わず、腕の内側などで少量ずつ試してから使うと安心です。心配な方は990円の10mLミニサイズから始めるのも手だと思います。
化粧水を忘れそうになるほどの仕上がり
これは使ってみて初めて気づいたことなんですけど、仕上がりが良すぎて化粧水をつけるのを忘れそうになりました😅
本来これは化粧水の”前”に使う導入美容液。なのに、なじませたあとの肌がすでにもっちり満たされた感じになるので、うっかり「もう終わった気」になってしまうんです。導入美容液って「次に使うものを受け入れやすくするための下準備」というイメージだったので、単体でここまで満足感があるとは思っていませんでした。
ただ、これはあくまで導入美容液なので、化粧水は省かないでくださいね。この子の役割は、あとから使う化粧水や乳液のなじみを良くすること。実際、そのあとに化粧水を重ねると、いつもよりすっと入っていく感じがして、そこも気に入っています。
「ワンステップ増えるのが面倒」と思っていた私が、それでも続けられているのは、この使用感の良さがあるからかなと思います。
良かった点・残念だった点
実際に使ってみて感じたことを、率直にまとめてみました。
良かった点
- 肌なじみがとにかく速い。ベタつく時間がほとんどない
- さらっとしているのに、なじんだあとはもっちりした手触りになる
- ポンプ式で毎回同じ量が出せて、衛生的にも使いやすい
- あとから使う化粧水のなじみが良くなる感じがある
- 付けかえ用・ミニサイズ・ラージサイズと選択肢が多い
- アレルギー・パッチ・スティンギング・ノンコメドジェニックの4テスト済み*²
残念だった点
- アルコール感ははっきりある。「低減」を期待しすぎると肩透かしかも
- グリーンフローラルの香りは好みが分かれそう(上品だけど無香ではない)
- 1本5,940円(参考価格)は導入美容液としては安くはない
- テクスチャーがさらさらなので、手のひらに出したあと少し垂れやすい
- キャップはしっかり閉まるぶん、少し開けにくく感じるときがある
順位や点数はつけませんが、こうして並べてみると「アルコール感が平気かどうか」でほぼ決まるアイテムだなと思います。そこさえクリアできれば、使用感の満足度はかなり高いです✨
容量別コスパ計算|1本どれくらい持つ?
意外とどこにも書かれていないのが「結局いくらかかるの?」という話。ここ、けっこう大事だと思うので計算してみました。
mLあたりの単価を比べてみる
| タイプ | 参考価格(税込) | 1mLあたり |
|---|---|---|
| 60mL 本体 | 5,940円 | 約99円 |
| 60mL 付けかえ用 | 5,720円 | 約95円 |
| 120mL 付けかえ用 | 9,900円 | 約83円 |
| 10mL ミニサイズ | 990円 | 約99円 |
こうして並べると、120mLの付けかえ用がいちばんお得で、60mL本体と比べると1mLあたり約16%安い計算に。続けて使うと決めた方は、最初に本体を買って、あとはラージの付けかえ用にするのが賢そうです。
1本どれくらい持つ?(あくまで目安)
コーセー公式サイト(60mL・120mL付けかえの各商品ページ)や主要な通販サイトの商品説明を確認しましたが、「1本で約◯ヶ月分」という具体的な使用期間の表記は見当たりませんでした。そこで、1プッシュの量はメーカーから公表されていないので、一般的なポンプ美容液の目安として1プッシュ=約0.2mLと仮定して計算してみますね。
- 1回2〜3プッシュ = 約0.4〜0.6mL
- 朝晩2回使うと = 1日あたり約0.8〜1.2mL
- 60mL ÷ 1日1.0mL前後 = およそ2か月弱
1か月あたりに直すと3,000円前後。導入美容液としては決して安くはないですが、朝晩しっかり使ってこの持ちなら、そこまで極端に高いというほどでもないかなという印象です。もちろん使う量や顔だけか首まで使うかでも変わるので、あくまで目安として見てくださいね。
夜だけの使用にすれば単純に倍近く持つので、まずは夜だけ試してみるというのも現実的な選択だと思います👌
こんな人におすすめ/おすすめしない人
使ってみて感じた「向き・不向き」を整理しておきますね。
おすすめしたい人
- 乾燥しやすいけど、重たいテクスチャーは苦手な方
- インナードライで、化粧水を重ねてもなんとなく物足りない方(インナードライの対策記事もどうぞ)
- スキンケアのベタつきが苦手で、朝もささっと済ませたい方
- 導入美容液を試してみたいけど、何を選べばいいか分からない方
- あとから使う化粧水・乳液のなじみを良くしたい方
ちょっと考えたほうがいい人
- アルコール(エタノール)が苦手な方、肌がゆらぎやすい時期の方
- 香りのあるスキンケアが得意でない方
- 皮脂が多めで、これ以上うるおいを足す必要を感じていない方
- スキンケアのステップを増やしたくない方
迷っているなら、いきなり本体を買わずに990円の10mLミニサイズから試すのがいちばん安心だと思います。アルコール感が平気かどうかは、正直つけてみないと分からないところなので。10mLでも夜だけなら2〜3週間は試せる計算になります👌他の導入美容液と比べてみたい方はアテニア プライマーショットのレビューもどうぞ。
セラムヴェールシリーズでライン使いする?美容液だけでいい?
2025年8月21日に、セラムヴェールはシリーズ化しました。美容液に加えて、化粧水・乳液・バームが仲間入りしています。
| アイテム | 参考価格(税込) |
|---|---|
| セラムヴェール ローション(高保湿化粧水/180mL) | 3,300円 |
| セラムヴェール エマルジョン(高保湿乳液/135mL) | 3,850円 |
| セラム シールド(薬用高保水密封バーム) | 5,940円 |
ここでひとつ勘違いしやすいポイントがあります。ローションとエマルジョンには、美容液と同じライスパワー®No.11が有効成分として入っているわけではありません。こちらは保湿成分のライスパワーNo.7や、低分子ヒアルロン酸×テアニン、NMF成分を配合したアイテム。「シリーズで揃えれば同じ有効成分が重ねられる」わけではないので、そこは混同しないようにしてくださいね。
じゃあライン使いする意味がないのかというと、そんなことはなくて。香りが揃うのと、テクスチャーの相性が最初から設計されているのは実際にラクです。同じシリーズのローションなら質感のケンカが起きにくいはず。
個人的なおすすめは、まず美容液だけを今のスキンケアに足してみること。それで「化粧水との相性が微妙だな」と感じたら、ローションを追加する——という順番が無駄がないと思います。
セラムヴェール ローション(高保湿化粧水)
2025年に追加された高保湿タイプの化粧水。低分子ヒアルロン酸×テアニン、NMF成分を配合していて、美容液と香り(グリーンフローラル)が揃います。付けかえ用も用意されています。
セラムヴェール エマルジョン(高保湿乳液)
シリーズの締めにあたる高保湿乳液。導入美容液→化粧水→乳液まで質感の流れが設計されているので、シリーズで揃えたい方はこちらまで。こちらも付けかえ用があります。
なお、ONE BY KOSÉには悩み別に他のラインもあって、シワ改善の「ザ リンクレス」、美白*⁴ケアの「メラノショット W/P」、皮脂ケアの「バランシング チューナー」、毛穴ケアの「ポアクリア」などが揃っています。セラムヴェールで土台を整えつつ、気になる悩みに合わせて1品足す——という組み立てもしやすいブランドだと思います。同じONE BY KOSÉのブースターでは、ワンバイコーセー ディープハイドレーターのレビューもあわせてどうぞ。
正しい使い方|洗顔後いちばん最初に

- 朝・夜の洗顔後、いちばん最初に使います(化粧水より前)
- 手のひらにポンプを2〜3回押した量をとります
- 肌にやさしくなじませます(さらっとしているのでこすらなくても広がります)
- そのあと化粧水 → 乳液・クリームと、いつものスキンケアを続けます
繰り返しになりますが、これは化粧水の代わりではなく、化粧水の前に使うもの。仕上がりが良いのでつい忘れそうになりますが、そのあとのステップまでやってこそのアイテムです😊
ちなみに、テクスチャーがさらさらなので、手のひらに出したまま迷っていると指の間から垂れます。出したらすぐ顔へ、が正解でした😅
まとめ|アルコール感が平気なら、使用感はかなり優秀
ONE BY KOSÉ セラムヴェール ディープリペアを実際に使ってみて感じたことを、最後にまとめます。
セラムヴェール ディープリペアのまとめ
- 有効成分ライスパワー®No.11が、肌の水分保持能を改善する薬用導入美容液
- 2024年8月のリニューアルでアセチルアミノ酸×濃グリセリンを新配合
- さらっとしたテクスチャーで、なじみが速いのにあとからもっちりする
- 仕上がりが良すぎて、化粧水を忘れそうになるほど(でも化粧水は必要です)
- アルコール感ははっきりある。「低減」=「無配合」ではない点に注意
- 続けるなら120mL付けかえ用がいちばん割安。迷うなら990円の10mLミニから
導入美容液って「あってもなくても同じでは?」と思っていたのですが、これを使ってからはスキンケア全体のなじみが変わる感じが分かるようになりました。ワンステップ増える面倒くささを、使用感の気持ちよさが上回ってくれるアイテムだと思います✨
いっぽうで、アルコール感については本当に人を選びます。ここを黙ってしまうのは誠実ではないと思うので、正直に書きました。気になる方はまずミニサイズから——これがいちばん失敗しない選び方だと思います😊
気になった方は、下から詳しい価格をチェックしてみてくださいね。
【注記】
*¹ 浸透:角層までのうるおいの浸透を指します。
*² アレルギーテスト済み・パッチテスト済み・スティンギングテスト済み・ノンコメドジェニックテスト済みは、すべての人に肌トラブルが起きないことを保証するものではありません。
*³ 使用感は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。
*⁴ 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと。
参考:ONE BY KOSÉ セラムヴェール ディープリペア 公式商品ページ/@cosme 商品ページ(いずれも2026年7月時点)

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