こんにちは。Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
「私って乾燥肌なのかな、それとも脂性肌…?」スキンケアを選ぼうとして、いちばん最初のところでつまずいてしまう。そんな声、じつはとても多いんです。
でも肌質は、特別な診断機器やカウンセリングがなくても、おうちの洗面所で見分けられます。使うのは鏡と自分の手だけ。この記事では、いちばん基本になる「素肌テスト」を軸に、乾燥・脂性・混合・敏感の見分け方を、YES/NOで進むフローチャート形式でまとめました。
あわせて、「テカるから脂性肌だと思っていたのに、じつは違った」ということが起こりやすいインナードライ(隠れ乾燥)の見分け方や、「肌質は季節で変わるから固定しない」という見落とされがちな注意点まで、まとめてお伝えしますね✨
肌質は5タイプ+隠れ1タイプ。まずは基本をおさらい

肌質というと「乾燥肌」か「脂性肌」の二択で考えてしまいがちですが、一般的には5つのタイプに分けて考えます。乾燥肌・脂性肌・普通肌・混合肌・敏感肌の5つで、米国の皮膚科領域でも広く使われている分け方です(参考:Cleveland Clinic「What Is My Skin Type and Why Does It Matter?」)。
ここに、近ごろよく話題になる「インナードライ(隠れ乾燥)」を加えて知っておくと、「どのタイプにも当てはまらない」「乾燥も脂性も両方当てはまる」という迷いがぐっと減りますよ👌
乾燥肌・脂性肌・普通肌・混合肌・敏感肌それぞれの特徴
洗顔したあとの肌を思い浮かべながら、それぞれの特徴を見てみましょう。
| 肌質タイプ | 主な特徴(洗顔後の状態で見る) |
|---|---|
| 乾燥肌 | 皮脂も水分も不足しがち。洗顔後につっぱる、頬・目元・口元などの皮膚が薄い部分がカサつく。小じわが目立ちやすい |
| 脂性肌(オイリー肌) | 皮脂が多め。顔全体がテカりやすく、毛穴が目立つ・ニキビや黒ずみができやすい・ファンデが崩れやすい。洗顔後もつっぱりを感じにくい |
| 普通肌 | 水分と皮脂のバランスが取れている。つっぱりもテカりも少なく、キメが整いやすい。比較的トラブルが起きにくい |
| 混合肌 | 部位で状態が違う。Tゾーン(額・鼻・あご)はテカるのに、Uゾーン(頬・口元)は乾く。日本人に多いとされるタイプ |
| 敏感肌 | バリア機能が揺らぎやすく、季節の変化・花粉・摩擦などのちょっとした刺激で赤み・かゆみ・ヒリつきが出やすい状態 |
ちなみに「敏感肌」は、医学的にきっちりした定義があるわけではない状態の呼び名です。だから「私は敏感肌だから」と一生ものの体質のように決めつけるより、「今は刺激に反応しやすい状態かも」というくらいのゆるやかな捉え方がちょうどいいと思います😊
見落とされがちな「インナードライ(隠れ乾燥)」も知っておく
そしてもうひとつ知っておいてほしいのがインナードライ(隠れ乾燥)。肌の表面は皮脂でベタつくのに、角層のうるおいは足りていない、という状態のことです。
テカるので「脂性肌だ」と受け止めやすいのですが、根っこにあるのは乾燥。5タイプの中でいちばん取り違えが起きやすいのがこのインナードライです🤔 くわしい見分け方は、記事の後半でじっくり説明しますね。
まず押さえたいポイント
肌質は「乾燥・脂性・普通・混合・敏感」の5タイプ+「インナードライ」。テカる=脂性肌とは限らない、というのが見分けの最初のカギです。
【本命】洗顔後10〜30分の”素肌テスト”で肌質をセルフチェック

ここからが本題です。肌質を見分けるいちばん基本の方法が、洗顔後に何もつけずに素肌の状態を観察する「素肌テスト」。特別な道具はいりません。今夜の洗顔のあとから、すぐ始められますよ✨
チェック前〜当日の注意点(生理前を避ける/前日はいつも通りのケアで)
正しく見分けるために、テストの前に気をつけたいことがあります。ここを飛ばしている解説が意外と多いので、先におさえておきましょう👌
- 前日はいつも通りのケアで過ごす。シートマスクなどのスペシャルケアをした翌日は、普段の肌状態とは変わって見えます。
- 生理前は避ける。ホルモンバランスの影響で皮脂が増えやすく、いつもより脂性寄りの結果が出やすい時期です。
- エアコンの効いた部屋や、極端に乾燥した日・湿度の高い日は結果がブレやすいので参考程度に。
- できれば数日くり返すと、その時期の傾向がつかみやすくなります。1回きりの結果で決めつけないのがコツです。
やり方:洗顔→何もつけず放置→鏡+手で観察

手順そのものは、とてもシンプルです。
- 夜、マイルドな洗顔料でいつも通りに洗顔する。
- 清潔なタオルでこすらず、やさしく押さえるように水気をとる。
- 化粧水も乳液も、何もつけずに10〜30分ほどそのままにする。
- 鏡で見た目を確かめ、さらに手で頬・額・鼻をそっと触って感触をチェックする。
放置する時間は、情報源によって少し幅があります。海外の皮膚科系の解説では洗顔後30分、国内のスキンケア記事では10〜20分とされることが多いので、この記事では「10〜30分」を目安としています。つっぱりを強く感じたら、時間いっぱい我慢せず早めに切り上げて大丈夫です。
観察のときは「見た目」と「手ざわり」の両方を見るのがポイント。鏡でテカりや粉ふきを見て、指の腹でそっと触ってつっぱり・ゴワつきを確かめます。
※放置している間に赤み・ヒリつきが出たときは、無理に続けず洗い流したり、いつものケアをして肌を落ち着かせてください。素肌テストはあくまで自己観察の目安で、肌トラブルの診断ではありません。気になる症状が続くときは皮膚科への相談がおすすめです。
判定フローチャート:YES/NOで進む、あなたの肌質タイプ
観察できたら、上から順にYES/NOで進んでみましょう。
- 洗顔後に赤み・かゆみ・ヒリつきが出た? → YESなら敏感傾向。まずは刺激をおさえるケアを優先しつつ、下の項目もあわせて見てみてください。
- 顔全体がつっぱる・カサつく? → YESなら乾燥肌寄り。
- つっぱりはなく、しばらくすると顔全体がテカる? → YESなら脂性肌寄り。
- Tゾーンはテカるのに、頬や口元はつっぱる・カサつく? → YESなら混合肌。
- つっぱりもテカりも少なく、落ち着いている? → YESなら普通肌。
ここで「洗顔直後はつっぱるのに、あとからTゾーンがテカってくる」という人は、次の章のインナードライを要チェックです👀
脂性肌と間違えやすい「インナードライ」の見分け方

この章が、この記事でいちばんお伝えしたいところです。「テカるから」と脂性肌向けのさっぱりケアを選んだのに、なんだか調子が上がらない……という人は、インナードライかもしれません。
洗顔直後はつっぱる/カサつくのに、しばらくしてテカるのがサイン
インナードライの特徴は、洗顔直後はつっぱる・カサつくのに、時間がたつとTゾーンを中心にテカってくること。乾燥によって皮脂の分泌がうながされるために起こる反応で、頬や口周りを触るとゴワついて硬い感じがあるのも目安のひとつです。
いっぽう、もともとの脂性肌は水分も皮脂も多めなので、洗顔後につっぱりを感じにくいのが違い。洗顔直後の第一印象がつっぱりかどうかが、いちばん分かりやすい分かれ道になります。テカりだけで判断しないのがコツですね👌(参考:日本スキンケア協会「インナードライの見分け方」)
乳液・クリームを控えると逆効果になりやすい悪循環
インナードライで気をつけたいのが、「ベタつくのが嫌だから」と乳液やクリームを減らしてしまうこと。うるおいが足りていない肌は、水分が逃げるのを防ごうとして皮脂を多めに出すようになる、と言われています。
その結果、さらにベタついて見えて、また保湿を減らして……という負のループにはまりやすいんです😅 皮脂を取ることばかりに気を取られず、水分をきちんと補うケアに切り替えると、少しずつ落ち着いてくることが多いとされています。
インナードライの見分けまとめ
・洗顔直後:つっぱる/カサつく(脂性肌はつっぱりにくい)
・時間がたつと:Tゾーンを中心にテカる
・頬まわり:ゴワつき・硬さを感じる
→ 当てはまるなら、皮脂を取りすぎず、水分の保湿を大切にするケアが向いているとされます。
混合肌との違いが分かる比較表
「Tゾーンはテカるのに頬はカサつく」という結果だけを見ると、混合肌とインナードライは同じように見えてしまいます。洗顔した”直後”の感触に注目すると、見分けやすくなります。
| 比較のポイント | 混合肌 | インナードライ |
|---|---|---|
| 洗顔直後の感触 | Tゾーンはテカりぎみ、頬はもともとつっぱりにくい | 顔全体がつっぱる・カサつく |
| 10〜30分たつと | 部位ごとの差はそのまま変わらない | Tゾーンを中心に急にテカってくる |
| そもそもの原因 | もともと部位ごとに皮脂の量が違う肌質 | 水分不足を補おうとして皮脂が過剰に出ている状態 |
| 向いているケアの方向性 | 部位ごとに量やアイテムを使い分ける | 皮脂を取りすぎず、水分の保湿を優先する |
※洗顔”直後”につっぱるかどうかが、いちばんの見分けどころです。混合肌はもともとの肌質としてこの状態が続きますが、インナードライは保湿を見直すことで落ち着いてくることが多いとされます。
あぶらとり紙・ティッシュ・翌朝チェックの補助テスト

素肌テストだけでも十分ですが、「部位ごとにもっとくわしく知りたい」という人向けに、補助のチェック方法も紹介します。組み合わせると精度が上がりますよ😊
あぶらとり紙(ブロッティング)法
洗顔してから30分ほどおいて、額・鼻・頬・あごにあぶらとり紙を軽く押し当てます。皮脂がたっぷり付く部位とほとんど付かない部位を見比べると、部位別のテカりぐあいがはっきり分かります。Tゾーンだけに集中して付くなら、混合肌の可能性が高いですね。
ティッシュオフ法
あぶらとり紙が手元にないときは、ティッシュでも代用できます。洗顔から2時間ほどたったところで顔全体にティッシュをそっと当て、全体にしっとり付くなら脂性寄り、ほとんど付かないなら乾燥寄り、Tゾーンだけ付くなら混合、というふうに見ていきます。
起床時のUゾーンチェック
朝起きたとき、洗顔する前に頬(Uゾーン)を触ってみるのもおすすめです。ベタついているのか、カサついているのかで、夜のケアが今の肌に合っているかも見えてきます。数日つづけてメモしておくと、傾向がつかみやすくなります👌
肌質は変わる。季節・年齢の変わり目に再チェックを
そしてもうひとつ、とても大事なこと。肌質は一度決まったら固定、というものではありません。一度のチェックで「私は一生乾燥肌」と決めてしまうと、季節が変わって肌の調子が変わったときに、ケアが合わなくなってしまいます。
変動する主な要因(季節・ホルモンバランス・生活習慣・ストレス)
肌質は、遺伝や体質というベースに加えて、季節・気温・湿度、年齢、ホルモンバランス、生活習慣、睡眠、ストレスなど、いろいろな要因で揺れ動きます。冬は乾燥寄りに感じ、夏は皮脂が増えて脂性寄りに感じる、というのはよくある変化です(参考:N organic「肌質の種類と見分け方」)。
「去年まで平気だったケアが、今年はなんだか合わない」と感じることがあるのは、肌質そのものが動いているからかもしれません。
再チェックの目安タイミング
おすすめは、季節の変わり目(だいたい3か月に一度)に素肌テストをやり直すこと。「最近ケアが合わない気がする」「メイクの崩れ方が変わった」と感じたときも、再チェックのサインです。
そのときどきの肌に合わせて、化粧水を重ねる回数を増やしたり、クリームを軽いものに替えたり。ケアを固定せず、少しずつ微調整していくのが、遠回りしないコツだと思います😊
肌質別・ケアの方向性ひとことガイド
最後に、見分けたあとの「じゃあ、どうする?」の方向性をざっくりまとめました。あくまで一般的な考え方なので、自分の肌と相談しながら取り入れてみてくださいね。
| 肌質タイプ | ケアの方向性(一般的な目安) |
|---|---|
| 乾燥肌 | セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を重ねて、水分と油分の両方を補うケアが向いているとされます |
| 脂性肌 | マイルドに皮脂を落としつつ、オイルフリーや軽いテクスチャーで保湿を。保湿を省かないのがポイント |
| 混合肌 | 部位ごとに量やアイテムを使い分けて。Tゾーンは軽め、Uゾーンはしっとりが基本の考え方 |
| 敏感肌 | 低刺激設計のものを選び、新しいアイテムは腕の内側などでパッチテストをしてから顔に使うと安心 |
| インナードライ | 皮脂を取りすぎないこと、そして水分の保湿を丁寧にすることの2本立てが向いているとされます |
| 普通肌 | バランスが取れている状態。基本のステップを丁寧に続けながら、季節ごとに微調整を |
※ここで紹介したケアの方向性は一般的な目安で、効果・効能を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。肌悩みが強いときや刺激が続くときは、自己判断せず皮膚科・専門家に相談してください。
まとめ:まずは今夜、洗顔後にチェックしてみよう
肌質の見分け方、思っていたよりシンプルだったのではないでしょうか😊 ポイントをおさらいします。
この記事のまとめ
・肌質は「乾燥・脂性・普通・混合・敏感」の5タイプ+「インナードライ」
・基本は洗顔後10〜30分、何もつけずに観察する素肌テスト
・テカる=脂性肌とは限らない。洗顔直後のつっぱりでインナードライを見分ける
・肌質は季節や体調で変わるので、3か月に一度は再チェックを
あわせて読みたい
乾燥するのに脂っぽい「インナードライ」の対策|見分け方から正しいスキンケアまでテカるのに乾燥?インナードライの仕組みと正しいケア手順をさらに詳しく解説します
敏感肌の化粧品の選び方|避けたい成分・選びたい成分と全成分表示の読み方敏感肌さん向けに、避けたい成分・選びたい成分を全成分表示の読み方つきで解説しています
ゆらぎ肌の対処法|秋枯れ肌はなぜ起きる?残暑〜秋に見直したいスキンケア季節の変わり目に肌質が揺らぐ人へ、秋枯れ肌が起こる理由と見直したいケアをまとめました
自分の肌質が分かると、スキンケア選びの遠回りがぐっと減ります。まずは今夜、洗顔のあとに少しだけ鏡とにらめっこしてみてくださいね。あなたの肌に合うケアが見つかりますように✨

コメントを残す