デパートの化粧品売場に並ぶ綺麗なデパコスの数々。
コスメ好きの女子なら誰でも憧れますよね。
でも実際、ドラッグストアで売っているプチプラコスメ(ドラッグストアコスメ)とデパコスはどんな違いがあるのでしょうか?
今回は、デパコスとプチプラコスメの違い、上手く使い分けるコツをまとめてみました。
デパコスとプチプラコスメ(ドラコス)の違いは3つ
成分の違い
同じ化粧品メーカーから出ているコスメは、プチプラでもデパコスでも大まかには似たような成分配合の場合が多いです。
化粧品のメーカーはこの記事でチェック
気に入ったデパコスブランドがあるなら、同じメーカーのプチプラを選べば、ある程度似た使用感は得られる可能性が高いです。
でも細かい部分を調べてみると
- 良い成分の配合量が多い(肌に良い・発色やカバー力が高い)
- 原価の高い成分がプラスされている(肌に良い・発色やカバー力が高い)
- 美容成分がしっかり入ってる(塗っただけでスキンケアできる)
- 防腐剤が刺激の弱いものになっている(肌に良い)
など、デパコスの方が良い成分になっています。
容器の違い
プチプラコスメよりデパコスの方が、商品の容器にお金をかけています。
プチプラはプラスチックの安っぽい容器が多いですが、デパコスはしっかりした作りの素敵な容器に入っています。
この容器の違い、実は見た目だけじゃありません。
床に落としたり、ポーチの中で他のコスメとごちゃごちゃになった時、コスメの中身が飛び出したり、割れたりする可能性が減るんです。
ファンデーションやアイシャドウが漏れて、ポーチの中が粉々になることも減りますよ!
販売コストの違い
プチプラコスメは、ドラッグストアやバラエティショップの棚に陳列してもらい、レジを通すだけなので販売コストが安いです。
デパコスよりも圧倒的に安く購入できるのがプチプラコスメのメリットです。
デパコスはデパートの化粧品売り場にカウンターを構え、BAさん(販売員)の人件費がかかっているので、販売コストが高い分、値段が高くなります。
商品に直接関係ないので損してるように思えますが、商品や色による違いをゆっくり使って選んだり、詳しい説明や使い方を聞くことができるメリットがあります。
広告費による違いは大差なし
「デパコスは広告費がかかってるから高い!!!」という意見も聞きますが、広告費はブランドによって大きく違いますし、プチプラブランドも雑誌やCMなどの広告費はかかっています。
単価が高いので一人当たりの負担は大きくなりますが、値段の中で広告費の占める割合はデパコスもプチプラも大差はありません。
よく似てる「そっくりさんコスメ」は存在する?
雑誌の特集などで「仕上がりがよく似てるそっくりさんコスメ」が掲載されていることが多いですよね。
確かに「よく似た仕上がりになるコスメ」は存在します。
しかし開発・原材料・製造方法にはちょっとずつ違いが存在します。
塗りたてはよく似ていても、どちらかは崩れるのが早かったり、肌荒れしたり。
「デパコスが絶対良い!」とは言い切れませんが「そっくりさんコスメでも微妙な違いはある」と思ったほうが良いでしょう。
デパコス・プチプラコスメ(ドラコス)を上手く使い分けるコツ
デパコスをお財布に優しく使うには、プチプラコスメと使い分けるのは、アイテムによって使い分けること。
デパコスを買ったほうが良いアイテム、プチプラでも十分なアイテムをまとめてみました。
ベースメイクはおすすめナンバーワン
デパコスとプチプラコスメで一番差が出やすいのは、下地・ファンデーション・パウダーなどのベースメイクアイテム。
『カバー力』『仕上がりの美しさ』『崩れにくさ』『肌への優しさ』など、様々な面で、デパコスの方が優れたアイテムが多いです。
崩れにくさ・特に時間が経ったあとの美しさは、デパコスが特に素晴らしい点ですね。
仕上がりの質感や色の種類もデパコスの方が圧倒的に多いので、カウンターでBAさんに相談・タッチアップしながら、自分にとってベストな色を探すことができますよ♪
口紅・アイシャドウはデパコスの発色がキレイ
発色を重視したいカラーアイテムである口紅とアイシャドウはデパコスの方が発色がキレイで、仕上がりが良いです。
ファンデーションと同じく、カラーバリエーションが多いので自分にぴったりな色が見つかるはず。
BAさんに相談・タッチアップしながら色選びができるメリットも大きいですね。
口紅は、塗ったときの唇の荒れなさ、色持ち、使用感(ベタつかなさ)が優れたアイテムが多いです。
粉物はブラシにサッと取れて、ひと塗りでキレイに付いて、粉飛びのしにくいのがデパコスのメリットですね。
アイシャドウは「プチプラでもあまり変わらない」という意見もありますが、カウンターで買うとBAさんに自分の目となりたいイメージに合った塗り方を教えてもらえるというメリットもあります。
ちなみにチークは、プチプラとデパコスの発色の差が小さいように感じます。(個人的にCANMAKEでも十分キレイだと思ってます。)
余裕があればスキンケアはコスパ最高
お財布に余裕がある方はスキンケアのデパコスはコスパ最強です!
クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液などの最低限のラインを、気に入ったブランドのデパコスに変えると、お肌が驚くほどキレイになることも。
なるべく節約したい方でも、デパコスの美容液を一点投入するだけで、かなり効果があることも。
個人的には資生堂の「アルティミューン パワライジング コンセントレート」。化粧水や乳液はプチプラでも、この美容液足すだけでお肌の調子が整いました♪
外資系ブランドよりも、国内大手ブランド(資生堂、イプサ、コスメデコルテ、アルビオンあたり)から選ぶのが特におすすめです。
アイブロウ、アイライナー、マスカラはプチプラの方が高品質?
デパコス=プチプラよりも無条件で良い、というわけではありません。
個人的な感想になりますがアイブロウ、アイライナー、マスカラあたりはプチプラの方が優秀なものが多いかも。
この3商品はプチプラブランドが力を入れて開発している印象。
特にメイベリン、KATE、フローフシあたりは良いものが多いですね。
特にマスカラは液が乾燥するとクオリティが急降下するので、デパコスを長く使うよりも、プチプラを1~2ヶ月ペースで買い替えた方が絶対に良いです。
ただし、デパコスの方が色の展開が多いので、プチプラで合う色が見つからないときはデパコスを探してみるのも良いかも。
私はプチプラで髪色に合う眉マスカラが見つからず、RMKを使っています。
おまけ:私のデパコス・プチプラ(ドラコス)・通販コスメの使い分け方
参考までに、私のデパコスとプチプラの使い分け方(最近のお気に入りアイテム)をご紹介します。
- 下地:通販(MAMEWナイト&デーエッセンス)
- ファンデーション:デパコス(Dior ディオールスキン フォーエヴァー フルイド)
- パウダー:通販(チェルラー モイストルースパウダー)
- パウダーアイブロウ:プチプラ(KATE デザイニングアイブロウ3D)
- 眉マスカラ:デパコス(RMK Wアイブロウカラーズ)
- アイシャドウ:デパコス(CHANEL レ キャトル オンブル、Dior サンククレール アイシャドウパレット)
- アイライナー:プチプラ(K-パレット リアルラスティングアイライナー)
- マスカラ:プチプラ(モテマスカラ)
- チーク:プチプラ&デパコス(CANMAKE パウダーチークス、Dior ロージーグロウ)
- 口紅:デパコス(CHANEL ルージュ ココ シャイン)
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