【全成分&成分解析】クレアス フレッシュリジュースドビタミンドロップ(ビタミンC美容液)

  • URLをコピーしました!

[このサイトはプロモーションを含みます]

韓国コスメのビタミンC美容液・フレッシュリジュースドビタミンドロップの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

クレアス フレッシュリジュースドビタミンドロップ(ビタミンC美容液)の成分解析

まずはこの製品のコンセプトであるビタミンCから解説していきます。

ピュアビタミンCを5%配合

韓国版の全成分表示には「Ascorbic Acid(5%)」と書かれており、ピュアビタミンC(アスコルビン酸)が5%の濃度で配合されていることがわかります。

ビタミンCはさまざまな美容効果が期待できる優秀な成分ですが、安定性が低く、そのままの状態では配合することが難しい成分。

基本的には誘導体になったものが使われるのですが、クレアスのビタミンドロップは安定化製造法を取り入れて、ビタミンCそのものを使用しています。

誘導体になったビタミンCよりも、ダイレクトにお肌(角質層)に届くのが特徴です。

ちなみに単純にピュアビタミンCの濃度でいうと、オバジのビタミンC美容液の一番安いもの(C5セラム)と同じですね。

オバジC5は12mlで3,300円ですが、クレアスは2,000円ちょっと。

Qoo10のメガ割などのタイミングを狙えば、2,000円以下で買えることが出来ます。

「ピュアビタミンC5%配合の美容液」としては、かなりお手頃価格です。

ただし、安定化の技術という面では、オバジの方が力を入れているんじゃないかな。

ビタミンCの酸化に注意

公式サイトを見ると「酸化することがあるから気をつけてね!」的な注意がありました。

最初は透明な液体なのですが、ビタミンCが酸化するとだんだん色が濃くなってきます。

少し色がついた程度だと「効果が弱まる」程度なのですが、あまり酸化が進むと「お肌に悪影響がある」成分になってしまうんです。

公式の説明通り、変色した場合は捨てて新しいものを使用しましょう。

少しでも長持ちさせるためには「蓋を開けっぱなしにしない&しっかり締める」「できれば冷蔵庫、無理なら冷暗保管」という方法が有効です。

なんでその容器なん?

ビタミンCは非常にデリケートな成分で光に弱いので、ビタミンCを多く配合したアイテムは遮光性のある容器を使用するのが主流です。

オバジビーグレンなどの他社のビタミンC美容液を見ても、光を通さない容器を使用しています。

しかし、クレアスのビタミンC美容液は透明のプラスチック容器を使用。

お値段が安いので容器をコストカットしたいのはわかりますが「ビタミンCは酸化しやすいから、早く使い切って新しいの買ってね!」ってアピールしつつ、透明のプラスチック容器に入れて販売する姿勢はちょっと印象が悪いです。

ベース成分の刺激に注意

ベースの保湿成分は「プロピレングリコール(PG)」が使われています。

昔から使われている保湿成分なのですが、刺激になりやすいため、現在ではあまり使用されていません。

しかし「ビタミンCの安定化・浸透」といった面ではPGは優れた成分で、他社のビタミンC美容液でもPGはよく使われています。

人によっては刺激になるけれど、ピュアビタミンCを高濃度で配合するためには仕方ないって感じですね。

訴求成分をチェック

ビタミンC以外の目立った美容成分をざっと解説していきます。

ツボクサエキス
韓国コスメにはほとんど入っていると言っても過言ではない、定番の植物エキス。お肌を保湿して整える
植物エキス類
種類がとにかく多いので、ひとつひとつの解説は省略します。
良い成分も入っているのですが「種類が多い」「日本であまり見かけない成分も多い」「やや刺激になりやすい植物エキスもある」といった点から、刺激のリスクがちょっとあるかもしれません。
天然保湿因子成分(リシンHCI、プロリンなど)
角質層にもともと存在し、潤いをキープするのに重要な天然保湿因子を補う保湿成分です。
ペプチド類
お肌のハリ・弾力をサポートする成分です。
高価格帯のコスメに入りがちな成分なので、2,000円台のビタミンC美容液に入っているのはラッキーです。

「低刺激」アピールには疑問あり

製品の説明を見ると「低刺激」「敏感性皮膚刺激テスト完了」といった文字が書かれています。

でも、PGをベースにピュアビタミンを5%配合して「低刺激」っていうのは、さすがにありえないと思うんです。

実際、口コミを見ても、刺激を感じた・荒れたという意見もチラホラ見当たりました。

別に製品自体が悪いというわけではありませんが「低刺激」をアピールして売るのは、ちょっと違うんじゃないかな?と思います。

まとめ

入っている成分は、2,000円台で買える美容液とは思えないほど豪華です。

でも、日本のコスメではあまり使われてない成分、刺激になる可能性のある成分がごちゃごちゃと入っていて、若干のリスクはあるコスメかな?って印象を受けました。

成分が豪華なので合う人には良さそうだけど、使うとしたらお肌の状態や製品の酸化に注意した方が良いコスメです。

気になる点はあるものの、ピュアビタミンC5%配合で、2,000円ぐらいで買えるのは超破格。

安くてビタミンCがたくさん入ったコスメが欲しい人は、試してみる価値はあると思うよ。

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ベース
プロピレングリコールベース(保湿)
アスコルビン酸ビタミンC(整肌・製品の抗酸化)★!
ヒドロキシエチルセルロース非イオン性多糖類(増粘)
ツボクサエキス植物エキス(整肌)
ユズ果実エキス植物エキス(保湿)
ダイウイキョウ果実エキス植物エキス(整肌・透明感サポート)
グレープフルーツ果実エキス植物エキス(保湿)
ハス花エキス植物エキス(整肌・透明感サポート)
ボタンエキス植物エキス(整肌)
オウゴン根エキス植物エキス(整肌)
ポリソルベート60非イオン界面活性剤(乳化)
ブロッコリーエキス植物エキス(保湿)
カリンエキス植物エキス(保湿)
オレンジ油精油(香料)
(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー合成ポリマー(乳化安定)
EDTA-2Naキレート
ラベンダー油精油(香料)
チャ葉培養エキス植物由来成分(詳細不明)
ラリックスエウロパエア木エキス植物エキス(保湿)
クリサンテルムインジクムエキス植物エキス(整肌)
ショウヨウダイオウ根エキス植物エキス(保湿)
ウスバサイシン根エキス植物エキス(保湿・製品の抗酸化)
ヤナギタデエキス植物エキス(整肌・透明感サポート)
エンゴサク根エキス植物エキス
コプチスチネンシス根エキス植物エキス(製品の抗酸化・製品の抗菌)
ホオノキ樹皮エキス植物エキス(保湿・整肌・透明感サポート)
リシンHCl天然保湿因子成分(保湿)
プロリン天然保湿因子成分(保湿)
アスコルビルリン酸Na水溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
アセチルメチオニンアミノ酸(保湿)
テアニン天然保湿因子成分(保湿)
レシチン両性イオン界面活性剤(乳化)
アセチルグルタミンアミノ酸誘導体(保湿)
ヒトオリゴペプチド-1EGF(整肌)
合成ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-2合成ヒトペプチド(ハリ弾力サポート)
合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-1合成ヒトペプチド(ハリ弾力サポート)
合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-9合成ヒトペプチド(ハリ弾力サポート)
合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11合成ヒトペプチド(ハリ弾力サポート)
ヒアルロン酸Na保湿
カプリリルグリコール保湿・抗菌
BGベース(保湿)
1,2-ヘキサンジオールベース(保湿・抗菌)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

Sponsored Link

コメント

コメントする

目次