コジット シカメソッドクリーム【全成分＆成分解析】

日本製のシカクリーム・コジット シカメソッドクリームの成分解析です。

肌荒れ防止有効成分を配合

有効成分に肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ステアリルを配合した医薬部外品です。

化粧品でよく見かけるグリチルリチン酸ジカリウムによく似た成分ですね。

「ジカリウム」は水溶性（水に溶けやすい）成分で、「ステアリル」」は油溶性（油に溶けやすい）成分。

今回はクリームなので、グリチルリチン酸ステアリルが選択されたのでしょう。

ぶっちゃけ、肌荒れ防止に関しては、ツボクサエキスよりも、有効成分のグリチルリチン酸ステアリルがメインだと思います。

ベース成分は解析不可

水の次に「1,2-ヘキサンジオール・1,2-オクタンジオール混合物」というあまり見かけない成分が書かれています。

これ、私が調べた限り、1％程度の濃度でしか配合されない成分なんですよね。

なので全成分は濃度順に書かれていない可能性が高いんじゃないかな。

書かれている順番に法則性も見当たらず、ベース成分の解析は難しそうです。

口コミやレビュー画像を見た感じ、柔らかく、なめらかなテクスチャのクリームみたいです。

訴求成分をチェック

ツボクサエキス、ドクダミ

まずこの２つは、韓国コスメで大人気の植物エキス（整肌）ですね。

あとはこのあたりが入っています。

イノシット（保湿）、サクラ葉抽出液（整肌）、シア脂（エモリエント）、シソエキス（整肌）、天然ビタミンE（整肌・製品の抗酸化）、ヨクイニンエキス（整肌）

良さそうな成分もちょこちょこありますが、プチプラなので濃度はあまり期待できないかな。

あくまでも有効成分のグリチルリチン酸ステアリルがメインだと思います。

日本製の安心感

「シカクリーム」は日本でも定番のコスメですが、有名なものはほぼ韓国製なんですよね。

韓国コスメ自体を否定をしませんが、 「リスクを避ける」という点では、日本の法律の元で製造されている日本製のコスメの方が安心して使えます。

シカメソッドクリームの販売元は株式会社コジット。

大阪に本社を持ち、 通販や生協での販売を行う企業です。

公式HPで確認できる情報だと、資本金が9800万、従業員が100名なので、きちんと運営されている会社でしょう。

製造元は「フェイスラボ株式会社」となっているので、製造はOEM企業に委託しています。

こちらも従業員数280名、資本金4000万円のそこそこ大きな会社なので、信頼感がありますね。

「日本製」という部分にこだわって、シカクリームを探している人には良い選択肢だと思います。

全成分と配合目的

成分名	目的	評価
グリチルレチン酸ステアリル	整肌	（有）
精製水	ベース
1,2-ヘキサンジオール・1,2-オクタンジオール混合物	保湿、製品の抗菌
1,2-ペンタンジオール	ベース（保湿・製品の抗菌）	△
1,3-ブチレングリコール	ベース（保湿）
アラキルグルコシド・アラキルアルコール・ベヘニルアルコール	乳化
イノシット	保湿
カルボキシビニルポリマー	合成ポリマー（増粘・乳化安定）
グリセリンモノ2-エチルへキシルエーテル	保湿、製品の抗菌
サクラ葉抽出液	植物エキス（整肌）
シア脂	油脂（エモリエント）
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル	非イオン界面活性剤（乳化）
シソエキス（1）	植物エキス（保湿・整肌）
親油型モノステアリン酸グリセリル	非イオン界面活性剤（乳化）
水酸化カリウム	ph調整
ステアリン酸	高級脂肪酸（調整or石けん合成）
ツボクサエキス	植物エキス（整肌）
天然ビタミンE	整肌・製品の抗酸化
ドクダミエキス	植物エキス（整肌）
トリ（カプリル・カプリン酸）グリセリル	エステル油（エモリエント）
濃グリセリン	保湿
ベヘニルアルコール	高級アルコール（乳化安定・調整）
メチルポリシロキサン	シリコーン（被膜形成）
ヨクイニンエキス	植物エキス（整肌）
香料	香料	△