Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回はコストコで売っているヒルドイド代用品・ヒケロイドクリームの成分解析をしていきます。
製品画像がネットに出回っていないので、画像はイメージ。
通販での取り扱いも、私が探した限り見当たらず、コストコ店舗に行かないと買えないかもしれません。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ヒケロイドクリームの成分解析
まずこの製品は「第2類医薬品」として販売している製品です。
第2類医薬品というのは「副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するもの」で、かぜ薬や鎮痛剤などと同じポジションです。
お肌の乾燥の治療に有効ではあるものの、副作用などのリスクがあるため、注意して使う必要があります。
ヘパリン類似物質を0.3%配合
ヒケロイドクリームのヘパリン類似物質の濃度は0.3%。医薬品のヒルドイドと同濃度です。
確実な情報ではありませんが、調べた感じ、「カルテヒルドイド」や「ヒルマイルド」などの医薬部外品は0.1%以下とからしいので濃度はかなり高めになっていますね。
他の成分をチェック
他に入っているのはグリセリンやヒアルロン酸などの基本的な保湿成分と、ワセリンやスクワランなどのオイル成分。
一般的な化粧品で「美容成分」として扱われるようなものは特に入っておらず、とにかくシンプルな保湿です。
まとめ
このアイテムは「第2類医薬品」ということもあり、乾燥肌の治療を目的として使うものです。
本当に乾燥がひどいときのケアにはおすすめですが、日常使いの保湿クリームとしては、化粧品や医薬部外品を使用した方が良いです。
セラミドとか入ってる保湿クリームの方が、日常使いには圧倒的に良いです。
ただし「ヒルドイドの代用」として、乾燥治療の医薬品的な機能を求めているのであれば、選択肢に入れても良いアイテム。
50g入りが2本入って2,000円以下らしいので、お値段もお手頃です。
お肌の乾燥にかなり悩んだときの治療薬として使うアイテムとしては、高コスパだと思います。
ヒケロイドクリームが買えないときの代用品
ヒケロイドクリームは「コストコでしか買えない」「行っても売ってるかわからない」と、入手難易度が非常に高いアイテムです。
そこで、どこでも買えるもので代用できるものを提案します!!
ヒケロイドクリームと似たアイテムが欲しいなら
- 第二類医薬品
- 有効成分がヘパリン類似物質
- クリーム状
この条件で探せば、同じようなものが見つかります。
医薬部外品だと濃度が低いので、代用なら必ず「第二類医薬品」で探しましょう。
商品によって多少のテクスチャ・保湿感の違いがありますが、ヘパリン類似物質による効果は同程度で見込めます。
ネットで手軽に買えるものだと「ヒケロインクリーム」「ヒルマイルドクリーム」あたりが条件を満たしています。
成分的には「ヒケロインクリーム」が一番近いです🙌
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
ヘパリン類似物質 | 保湿・肌荒れケア | (有) |
グリセリン | ベース(保湿) | |
流動パラフィン | 炭化水素油(エモリエント) | |
スクワラン | 炭化水素油(エモリエント) | |
プロピレングリコール | ベース(保湿) | ! |
白色ワセリン | 炭化水素油(エモリエント) | |
グリセリン脂肪酸エステル | 非イオン界面活性剤(製品の抗菌) | |
セレシン | 調整 | |
パラベン | 防腐剤 | |
エデト酸水和物 | キレート | |
ヒアルロン酸ナトリウム | 保湿 |
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