MENU
目次

【コスメ成分解析講座】洗顔料の成分の読み方・選び方

【コスメ成分解析講座】洗顔料の成分の読み方

[このサイトはプロモーションを含みます]

 

目次

洗顔料とは❓

皮脂や角質などの顔の汚れを落とすための洗浄料です。

成分のベースは水で、10~30%の界面活性剤が配合されています。

洗顔料とクレンジングはどう違う?

「W洗顔不要のクレンジング!」「メイクも落とせる洗顔料」という言葉をよく聞きますが、そもそも『洗顔料』と『クレンジング』の違いって何でしょうか。

その答えは、『落とせる汚れの種類の違い』です。

洗顔料は余分な角質や皮脂(タンパク質汚れ)を落とし、クレンジングは主にメイク(油汚れ)を落とします。

つまり洗顔料はタンパク質汚れ、クレンジングは油汚れを落とせる成分がメインで配合されていることになりますね。

ちなみに「W洗顔不要のクレンジング!」「メイクも落とせる洗顔料」はタンパク質汚れと油汚れの両方を落とせる成分が混ざっているということです。

「メイクをしていない」「洗顔料で落とせるメイクしかしていない」日は、メイク(油汚れ)を落とす必要がないので洗顔料だけでもOKです。

ただしウォータープルーフの日焼け止めを使うと洗顔料では落ちにくいので、クレンジングを使用しましょう。

洗顔料はボディソープと併用しても良い?

「顔も身体も全部一枚の肌なんだから同じもので洗えば良い!」という話を耳にしたことがあるでしょう。

確かに顔と身体も同じ肌ですし、洗顔料とボディソープの基本的な成分の構成はほぼ同じです。

しかし顔は汚れは少なく・皮膚が薄いので刺激に弱い、身体は汚れが多く・皮膚が厚いので刺激に強いという性質を持ちます。

つまり洗顔料とボディソープを比較した場合、ボディソープの方が洗浄力が高いものが多いです。

洗顔料をボディソープとして使用するのは洗顔料が弱いだけなので大きな問題はないですが、ボディソープを洗顔料として使用するのは刺激が強いので辞めたほうが良いでしょう。

さらにボディソープには目に入ると痛い成分が入っていることが多いので要注意です。

肌に優しいのは弱酸性、汚れが落ちるのはアルカリ性

洗顔料は、使用する成分によってphが『弱酸性』『アルカリ性』のものが存在します。

「お肌と同じ弱酸性のビ○レ🎵」なんて言葉も有名ですよね。

弱酸性の洗顔料は、肌に近いphを持つので刺激になりにくいのがメリットです。その分、洗浄力はアルカリ性より弱くなりがち。

弱アルカリ性の洗顔料は、肌と異なる性質を持つので、余分な皮脂や角質に対する洗浄力が強いのがメリットです。その分、肌への刺激が強くなったり、皮脂が洗い流されすぎて乾燥しがちに。

どちらも一長一短ありますが、個人的には「汚れが落ちない」と感じなければ、弱酸性の洗顔料を選ぶのが良いと思います。

特に『ラウレス-●カルボン酸Na』という洗浄料は、肌と同じ弱酸性の性質を持ちつつも、石けんとおなじカルボン酸の構造なので、肌への刺激が少なくしっかり洗える洗浄料になります。

目👀の刺激になる成分に注意❗

洗顔料は、他のコスメと比べても特に「使用中に目に入る可能性が高い」ものです。

つまり、目の刺激になる成分を他のコスメ以上に気をつけて避ける必要があります。

特によく配合されるのがDPG(ジプロピレングリコール)。

化粧品によく使われる水性の保湿成分で泡立ちを良くする効果もありますが、眼への刺激を起こす可能性が非常に高いです。

微量の配合ならあまり影響はありませんが、メインの保湿成分として成分表示の前方にDPGが入っている洗顔料は目に入るとしみる可能性が高いので要注意です。

また、アルカリ性の洗浄成分も、目に入ると刺激になりやすいので要注意です。

もちもち泡=肌に優しいとは限らない

「洗顔はもちもちの泡でこすらず洗えば肌の刺激にならない❗」という話は美容好きの中では当たり前ですよね。

たしかに、弾力のある泡を使い、手でこすらずに洗うのはお肌へのダメージを抑えるのに重要なことです。

しかし『泡立ちの良い洗顔料』には『泡立ちを良くするための成分』が入っている可能性が高く、この成分が刺激になることも。

先程書いたDPGも泡立ちを良くする成分ですが、目への刺激やわずかな肌への刺激が指摘されています。

『泡立ちが良い洗顔料=良い洗顔料』と断定はせず、なんの成分が入っているのかしっかり見極めていくことが大切です。

洗顔料に高価な美容成分は必要ない❗

ちょっとお高い洗顔料だと『美容成分○○配合!』という商品をよく見かけますが、基本的に洗顔料に高価な美容成分は必要ありません。

洗顔料は最終的に洗い流すので、成分はほとんどお肌に残りません。

保湿成分を少し配合したら仕上がりにしっとり感は出ますが、高価な美容成分を配合したところで、あまり実感はできない可能性が高いでしょう。

洗顔料を選ぶ際は入っている美容成分よりも『どんな洗浄成分を使っているのか』を再重視❗

高価な美容成分が入った洗顔料にお金をかけるぐらいなら、肌にそのまま残る化粧水や美容液にお金をかけたほうが肌はキレイになりますよ✨

【コスメ成分解析講座】洗顔料の成分の読み方

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

Sponsored Link

コメント

コメントする

目次