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今回はプラスピュア VC28の成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
おすすめ度は低めだけど、他のビタミンC美容液がだめだった人でも、こっちなら使えるってケースはあるかも。
プラスピュア VC28の成分解析
ピュアビタミンCは安定性が低く、化粧品に配合する難易度が高い成分です。
一般的には水を減らして保湿成分の[PG]を高濃度で配合することで安定化しているのですが、プラスピュアVC25の[PG]は濃度が少し低くなっています。
では、どうやってピュアビタミンCを高濃度で安定しているかというと、[メチルピロリドン]という別の溶剤をベースにしているからです。
ただこの[メチルピロリドン]自体がかなりの曲者で、使用感はあまり良くないし、刺激になる可能性も高い成分なんですよね。
化粧品の成分としては承認されているものの、使われている製品はごくわずかで、Cosmetic-Info.jpで検索しても配合化粧品は4件しかヒットせず、そのうち2件は除光液でした。
「ピュアビタミンC25%」は魅力的ですが、ベース成分が微妙で、ビタミンC以外に特に嬉しい成分も入っていません。
精油の種類がかなり多く、あまり使われていないものが多いのも、ちょっと気になる点です。
これでめちゃ安いならアリかもしれませんが、 定価12mlで13,420円というお値段的にも、あまり魅力は感じないコスメです。
高濃度PGがだめだった人が、こっちなら使えるってケースはあるかもしれないよ。でも基本的には[メチルピロリドン]の方が刺激は強そうかな💦
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 概要・目的 | 評価 |
---|---|---|
メチルピロリドン | 溶剤 | ! |
アスコルビン酸 | ビタミンC(整肌・製品の抗酸化) | ★! |
PG | ベース(保湿) | ! |
グリセリン | ベース(保湿) | |
ベルガモット果実油 | 精油(香料) | |
マンダリンオレンジ果皮油 | 精油(香料) | |
パルマローザ油 | 精油(香料) | |
PEG-8 | 保湿 | (旧) |
よくある疑問に回答
- オバジC25セラムネオの代用として使える?
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比較してみると、ピュアビタミンCの濃度はプラスピュアVC28の方が少し多いですが、誤差レベルです。また、ビタミンCの安定化に使われている成分や技術には違いがありますね。オバジC25セラムネオはビタミンC以外にもハリ弾力をサポートする成分が入っていますが、プラスピュアVC25は基本的な保湿成分と香り付けの精油のみ。お値段に差はあるし、肌との相性次第ではありますが、個人的にはオバジの方がおすすめです。
- プラスピュアVC25とどう違う?
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ピュアビタミンCの濃度は誤差レベル。安定化のための基剤も同じです。大きいな違いは、プラスピュアVC25は精油を13種類ブレンドしていますが、 VC28は3種類のみ。ビタミンCの濃度はVC28の方が上ですが、合わない精油に当たりにくいのはVC28です。
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