【口コミレビュー】FAS ザ ブラック コンフォート クリーム|通常版との違いを徹底比較

こんにちは。Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

夏のスキンケアって、乳液だけだと物足りないのに、いつものクリームを重ねると重たい……という「ちょうどいいが無い」時期がありませんか🤔

今回使ってみたのは、発酵美容ブランドFAS(ファス)の夏限定クリーム「ザ ブラック コンフォート クリーム」。50gで15,140円(税込)と、正直かなり気合いのいる価格帯です。それでも2024年に5,000個の数量限定で登場してから、2025年・2026年と毎年夏に復刻され続けている、ちょっと不思議な立ち位置の一本。

この記事では、通常版の「ザ ブラック クリーム」と何がどう違うのかを整理したうえで、実際に使ってみた感想を、良かった点も気になった点も含めて正直にまとめました😊

本記事はメーカーからのモニター提供によるPR記事です。商品はご提供いただいていますが、使用感はすべて実際に使ったうえでの個人の感想として書いています。

結論から|「乳液じゃ足りない、クリームは重い」を埋める夏の一本

FAS ザ ブラック コンフォート クリームの外箱正面
マットなシルバーグレーの外箱。シルバー箔で「FAS」のロゴ

先に結論だけ書いてしまうと、このクリームは夏に使うのに理想的な油分バランスでした。

夏って、乳液で止めるとなんとなく心もとないのに、かといってこっくりしたクリームを重ねると顔の上に膜が残っている感じがして落ち着かない。そのちょうど真ん中がずっと空席だったのですが、そこにすとんと収まってくれた感じがあります✨

テクスチャーもかなり独特で、ジェルとクリームの間くらい。似たものが手持ちに無いタイプなので、良い意味で「これが無いと困る人が出るだろうな」と思いました。数量限定品ですが、個人的には普通に定番化してほしい一本です。

良かった点

  • 夏にちょうどいい油分バランス。乳液では物足りないときの受け皿になる
  • ジェルとクリームの中間のような、他に代わりが見つけにくいテクスチャー
  • 柚子と檜のハーバルシトラスの香りが本当に良くて、使う時間が楽しみになる
  • 朝のメイク前でも重ねやすい軽さ

残念だった点・気になった点

  • 50gで15,140円(税込)と価格のハードルは高め
  • 毎年「夏の復刻発売」で、通年のレギュラー品にはまだなっていない
  • 通常版と違って医薬部外品ではないので、シワ改善や美白*¹の表示は付かない
  • 真冬に使うには軽すぎると思う
FAS ザ ブラック コンフォート クリーム 50g
FAS(ファス)/株式会社シロク
FAS ザ ブラック コンフォート クリーム 50g
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FAS「ザ ブラック コンフォート クリーム」とは?

FAS ザ ブラック コンフォート クリームのジャー容器正面
フロストガラスのジャーにミラーシルバーの蓋

まずは基本情報から。区分は化粧品で、公式の商品名にも医薬部外品の表記はありません(通常版の「ザ ブラック クリーム」は販売名:Fクリーム 医薬部外品と明記されているので、ここは明確な違いです)。

ブランドFAS(ファス)/株式会社シロク
価格・容量15,140円(税込)/50g
発売日2026年4月22日(復刻発売。初登場は2024年5月27日)

容器はフロストガラスのジャーに、ミラー仕上げのシルバーの蓋。ブランド名の「ブラック」から真っ黒な容器を想像していたのですが、実物はくすんだゴールドがかった半透明で、想像よりずっと涼しげでした。手に取るとしっかり重みがあって、朝の洗面台に置いてあるだけで気分が上がるタイプです😍

発酵美容ブランドFASと、黒米発酵液

FASは「発酵」を軸にしたエイジングケア*²ブランドで、どのアイテムにも京都産の古代米(黒米)を独自に発酵させた黒米発酵液が入っています。公式の説明によると、この発酵液の中には738種もの成分が含まれているとのこと。ペプチド類やアミノ酸類、ポリフェノール、ビタミン類などが自然に含まれている、という考え方の設計です。

このコンフォート クリームには、その黒米発酵液が33.5%配合されています。実際に全成分表示を見ると、いちばん最初に来ているのが「サッカロミセス/コメ発酵液」で、水よりも前。発酵液がベースになっている処方だということが、成分表からもそのまま読み取れるのは気持ちがいいですね👌

そこに和歌山産のウメ果実エキス、ブランドが「セラミディバリア」と呼んでいる保湿の設計、うるおい成分としてアスコルビルグルコシド・グリチルリチン酸2K・アルブチンなどが加わっています。なお、公式が挙げている「ナイアシンアミド」は黒米発酵液に含まれる成分のひとつとして紹介されているもので、有効成分として単独で配合されているわけではない点は、通常版との違いを見るうえで押さえておきたいところです。

参考:FAS公式サイト|THE BLACK COMFORT CREAM

2024年に5,000個限定で誕生し、毎年夏だけ復刻されている

このクリームがちょっと面白いのは、その売られ方です。

もともとは2024年5月27日に5,000個の数量限定で登場した夏向けアイテム。ところが好評だったことから2025年に復刻され、2026年4月22日にもまた復刻発売されました。つまり3年連続で「夏だけ出てくる」状態が続いています。

2026年上半期には美的.comのベストコスメにも選ばれていて、すでに”隠れ人気”では済まないくらいの評価。それでも公式の扱いはあくまで復刻発売で、通年のレギュラーラインにはまだ入っていません。

毎年欠かさず復活しているということは、それだけ待っている人がいるということだと思うので、そろそろ普通に通年で買えるようにしてほしい……というのが正直な気持ちです😅

結局どこが違う?通常版「ザ ブラック クリーム」との比較

FASにはもうひとつ「ザ ブラック クリーム」という通年販売のクリームがあります。名前も価格もそっくりなので迷いやすいところですが、役割はかなりはっきり分かれています

テクスチャー・使用感の違い(こっくり高保湿 vs 軽いジェルクリーム)

通常版は公式の表現で「ベタつかず、体温ですっととろけるテクスチャー」。リッチな油分がぴたっと密着して、伸ばすとゆっくりなじんでいくタイプです。

対してコンフォート クリームは「みずみずしいジェルクリーム」「ぷるぷるで、みずみずしいテクスチャー」と紹介されていて、メイク前に使ってもベタつきにくい軽さが売りになっています。

つまり通年の主力が通常版、夏の隙間を埋めるのがコンフォートという関係。どちらが上位というわけではなく、季節と肌の状態で持ち替える前提の2本だと考えるとしっくりきます✨

成分・有効成分表記の違い(医薬部外品かどうか)

いちばん大きな違いはここです。

通常版「ザ ブラック クリーム」は医薬部外品で、有効成分としてナイアシンアミドが配合されています。シワ改善と美白*¹の両方の効能が認められたクリーム、という位置づけですね。

一方のコンフォート クリームは化粧品なので、そういった効能の表示は付きません。ナイアシンアミドやアルブチンといった名前は出てきますが、あくまでうるおいを与える成分としての配合で、シワ改善や美白*¹をうたえる立場ではないということです。

ここは「じゃあ格下なの?」と受け取られがちですが、そういう話でもないと思っています。夏に欲しいのは強い機能性よりも、暑い時期の肌にストレスなくのせられることだったりするので、そこに全振りした設計と考えるほうが実態に近い気がします。

価格・容量・販売時期の違い

ザ ブラック クリーム(通常版)ザ ブラック コンフォート クリーム
区分医薬部外品(販売名:Fクリーム)化粧品
価格・容量15,140円/50g・24,220円/80g(税込)15,140円/50g(税込)
有効成分ナイアシンアミド(シワ改善・美白*¹)なし(化粧品のため表示なし)
テクスチャー体温でとろけるこっくりタイプみずみずしい軽めのジェルクリーム
香り「晴れた日の哲学の道の朝6時」ハーバルシトラス「晴れた日の京の小道」ハーバルシトラス
販売時期通年毎年夏の復刻発売

50gの価格は同じ15,140円(税込)。通常版には80gの大容量があるので、通年でがっつり使うなら通常版の80gという選択肢もあります。

FAS ザ ブラック クリーム(医薬部外品)50g/80g
FAS(ファス)/株式会社シロク
FAS ザ ブラック クリーム(医薬部外品)50g/80g
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実際に使ってみた|使用感レビュー

FAS ザ ブラック コンフォート クリームを手に持ったサイズ感
手のひらに収まるサイズ感

テクスチャーと肌へのなじみ方

手の甲にのせたFAS ザ ブラック コンフォート クリーム
白くつやのあるジェルクリーム状のテクスチャー

蓋を開けると、中身は白くて少しつやのあるジェルクリーム。容器がゴールドっぽく見えるので中身も色付きかと思っていたのですが、出してみると普通に白でした(このあたり、容器の色に引っぱられて誤解しがちなので念のため)。

すくった瞬間の感触は、こっくりしたクリームというよりもぷるんとしたジェル寄り。指ですくうときに軽く弾力があるのに、肌にのせて伸ばすとすーっとほどけていきます。

手の甲に伸ばした直後のFAS ザ ブラック コンフォート クリーム
薄く伸びてつやが出た状態

この”ほどけ方”がかなり独特で、たとえるならジェルの軽さでスタートして、なじんだ後にクリームらしい落ち着きが残る感じ。油分の量そのものは控えめなのに、乳液で終わったときのような物足りなさが出ないのが不思議でした🤔

なじませた後の肌の状態
なじませた後はべたつかず落ち着いた仕上がりに

なじんだ後の肌は、さらっとしているのにかさついた感じがない状態。手の甲に塗ってしばらく経っても、指を置いたときにペタッと吸い付くようなベタつきは残りませんでした。朝のメイク前に使っても、下地をのせるまでの待ち時間が短くて済みます👌

香り(ハーバルシトラス)

正直、ここがいちばん語りたいところかもしれません😍

公式では「晴れた日の京の小道の香り」と表現されていて、みずみずしい草花の奥に柚子と檜がほんのり感じられるハーバルシトラス。天然精油で香りづけされているそうです。

柑橘の華やかさが前に出すぎず、檜のすっとした落ち着きがちゃんと効いているので、夜のスキンケアの最後にとても合う香りでした。暑くて何もしたくない夜でも、この香りがあるからスキンケアまでたどり着ける、というくらいには効いています。塗るのが楽しみになるスキンケアって、続けるうえで本当に大事だなと改めて思いました✨

香りは肌にのせて数分でふわっと落ち着くので、香水をつける方でもぶつかりにくいと思います。

良かった点

やっぱりいちばんは夏の油分バランスの正解を出してくれたことです。

夏場って、乳液で止めると夕方に肌がしぼんだような感じになるのに、クリームを重ねると日中ずっと顔が重い。その二択しかないと思っていたところに、「軽いのに物足りなくない」という第三の選択肢が出てきた感覚でした。

しかもこのテクスチャー、手持ちのアイテムで代用しようとすると意外と見つかりません。ジェル美容液だと軽すぎるし、ジェルクリームと名の付くものは意外とさっぱりに寄りすぎていたりする。無くなったら困る人が出るタイプの独自性だと思います。

もうひとつは香り。前述のとおりですが、ケアの時間そのものを楽しくしてくれる要素は、価格に対する納得感にもけっこう効いてきます😊

残念だった点・気になる点

まず素直に、価格は高いです。50gで15,140円(税込)なので、夏のあいだだけとはいえ気軽に手が出る金額ではありません。

次に、毎年「夏の復刻発売」という扱いのままなこと。気に入って来年も使いたいと思ったときに、確実に買える保証がないのはやっぱり落ち着かないですね😅

それから、これは特性の話ですが冬に使うには軽すぎると思います。乾燥がきつい季節に一本で完結させるものではないので、通年の主力を別に持ったうえで、夏だけ切り替える使い方が現実的です。

最後に、医薬部外品ではないので、シワ改善や美白*¹といった効能を期待して買うアイテムではありません。そこを求めるなら通常版のほうが役割に合っています。

使用感はすべて個人の感想です。肌に合うかどうかには個人差があるので、気になる方はパッチテストなどをしてからお使いください。

どんな人に向いている?

向いている人

  • 夏に乳液では物足りないけれど、クリームは重いと感じている
  • 朝のメイク前にもクリームを使いたいけれど、ヨレが気になる
  • すでにFASのラインを使っていて、夏だけ質感を軽くしたい
  • 香りでスキンケアのモチベーションを上げたい
  • 季節でクリームを持ち替えるのが苦にならない

向いていない人

  • 一年中こっくりした高保湿クリームで包みたい
  • シワ改善や美白*¹など、医薬部外品の効能表示を重視して選びたい
  • 1本を通年で使い切りたい(夏向けの設計なので出番が季節に寄ります)
  • 香りのあるスキンケアが苦手

通年で1本にまとめたい方は、素直に通常版の「ザ ブラック クリーム」を選んだほうが満足度が高いと思います。

購入時の注意点|毎年の数量限定販売について

このクリームでいちばん気をつけたいのは、通年で並んでいる商品ではないということです。

初登場の2024年は5,000個の数量限定で、その後も毎年春〜夏にかけての復刻発売という形が続いています。夏のあいだに人気が出て動きが早くなる傾向があるので、気になっている方はFAS公式サイトで今シーズンの取り扱い状況を確認しておくと安心です。

また、通販サイトでは正規価格より高い値付けの出品が混ざっていることもあるので、価格が15,140円(税込)から大きく離れていないかは見ておきたいところ。使ってみて気に入ったら、シーズンのうちに次の分まで確保しておく……という買い方をしている人が多いのも、なんとなく分かる気がします😅

まとめ|毎年夏に戻ってきてほしい、隙間を埋める一本

FAS ザ ブラック コンフォート クリームは、夏の「ちょうどいい」を埋めるために作られたクリームでした。

医薬部外品ではないので機能性を前面に押し出すタイプではありませんが、そもそも夏に求めているのはそこではない、というのが使ってみての実感です。乳液では届かない、クリームでは重い——その隙間にぴたりと収まるテクスチャーと、毎日使うのが楽しみになる香り。この2つで完結している潔さがあります✨

この記事のまとめ

  • コンフォート クリームは化粧品、通常版「ザ ブラック クリーム」は医薬部外品(有効成分ナイアシンアミド/シワ改善・美白*¹)
  • 通常版は体温でとろけるこっくり系、コンフォートは軽いジェルクリーム。50gの価格はどちらも15,140円(税込)
  • 黒米発酵液33.5%配合で、全成分表示の筆頭もサッカロミセス/コメ発酵液
  • 柚子と檜のハーバルシトラスの香りが良く、スキンケアの時間そのものが楽しくなる
  • 2024年の5,000個限定発売から3年連続で夏に復刻中。通年のレギュラー品ではない点に注意
  • 通年で1本にまとめたい人は通常版、夏だけ軽くしたい人はコンフォートが向く
FAS ザ ブラック コンフォート クリーム 50g
FAS(ファス)/株式会社シロク
FAS ザ ブラック コンフォート クリーム 50g
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【注記】

*¹ 美白=メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと。これは医薬部外品である「ザ ブラック クリーム」の有効成分(ナイアシンアミド)に認められた効能で、化粧品である「ザ ブラック コンフォート クリーム」の効能ではありません。

*² エイジングケア=年齢に応じたうるおいのお手入れのこと。

※価格・仕様は2026年8月時点の公式サイト掲載情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

参考:FAS公式|THE BLACK COMFORT CREAMFAS公式|ザ ブラック クリーム(販売名:Fクリーム 医薬部外品)美的.com|ザ ブラック コンフォート クリーム

ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっているママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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