【成分解析で比較】DUO ザ クレンジングバーム4種の違いを比べてみました

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SNSでも話題になっている、DUO ザ クレンジングバームのレギュラー商品全4種を成分解析して比較しました。

ちなみに、限定品として「いちご」「クール」なども出ていますが、常に売っている商品ではないので、今回の比較からは省きました。

それぞれの成分解析を読みたい方はこちら

\各バージョンの公式ページを見る/

目次

メイクを落とす成分で比較してみました

全成分の中から、「メイクを浮かすための油分」「洗い流すための乳化剤」と思われるものを抜き出してみました。

通常タイプ
(赤・エイジングケア)
クリアタイプ
(黄・毛穴ケア)
ホワイトタイプ
(白・くすみケア)
バリアタイプ
(青・敏感肌用)
パルミチン酸エチルヘキシルトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 炭酸ジカプリリルトリイソステアリン酸PEG-20グリセリルトリイソステアリン酸PEG-5グリセリルパルミチン酸エチルヘキシルトリイソステアリン酸PEG-20グリセリルトリイソステアリン酸PEG-5グリセリル炭酸ジカプリリルトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル パルミチン酸エチルヘキシルトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 炭酸ジカプリリルトリイソステアリン酸PEG-20グリセリルトリイソステアリン酸PEG-5グリセリルパルミチン酸2-エチルヘキシルトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル

赤がメイクを浮かせるための油分、黄マーカーが洗い流すための乳化剤です。

「通常タイプI(赤)」「ホワイトタイプ(白)」の2つは、全成分表示上はメイクを落とす成分の種類・濃度が全く同じです。※実際の濃度は微妙に異なるかもしれません。

ただし「ホワイトタイプ(白)」にはクレイが入っているので、多少洗浄力が高く、その分乾燥のリスクがあるかもしれません。

「クリアタイプ」は乳化剤の量が少しだけ多くなっています。

それぞれの成分の詳しい濃度はわかりませんが、赤と白よりも少しクレンジング力が高く、さっぱりした洗い上がりになるんじゃないでしょうか。これも赤よりは乾燥のリスクありです。

「バリアタイプ」は医薬部外品なので成分が濃度順に並んでおらず、詳しい解析ができません。わかる範囲で書いていきますね。

医薬部外品なので表示名は異なりますが、メイクを浮かせる油は、赤黄白に入っている3つの油のうちの2つ。

乳化剤もだいたい似たようなものです。

あくまで予想ですが、敏感肌向けなので、他のタイプよりは少し穏やかなクレンジング力で作られている可能性があります。

4つの製品で共通して言えることですが、エステル油をベースにしたバームクレンジングなので、オイルクレンジングよりは弱め、クリームやミルククレンジングよりは強めのクレンジング力を持っていそうです。

独自の成分で比較してみました

各色、他には入っていない独自の成分を書き出してみました。

通常タイプ(赤・エイジングケア)
  • アンマロク果実エキス
  • ソメイヨシノ葉エキス
  • トルメンチラ根エキス
  • ウンシュウミカン果皮エキス
  • タチジャコウソウ花/葉/茎エキス
  • セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス
  • トウキンセンカ花エキス
  • ヤグルマギク花エキス
  • ローマカミツレ花エキス

通常タイプ(赤・エイジングケア)にのみ入っている独自の成分は植物エキス類です。

活性酸素を除去したり、抗酸化作用があると言われている植物が多く入っています。

穏やかなピーリングのAHAや、抗菌・収れん作用のある植物エキスは入っているものの、精油は1種類で、4種類の中では刺激のリスクは低そうな設計です。

クリアタイプ(黄・)
  • グレープフルーツ果皮油
  • アーチチョーク葉エキス
  • エルゴチオネイン
  • セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
  • ザクロ果実エキス
  • アセチルヒアルロン酸Na
  • カンゾウ葉エキス
  • 水溶性プロテオグリカン
  • ヒメフウロエキス

アーチチョーク葉エキスやセイヨウシロヤナギ樹皮エキスなど、抗菌・収れん作用のある植物エキスが入っています。

精油はグレープフルーツ果皮油の1種のみ。柑橘系で、他よりもさっぱりした香りです。

ホワイトタイプ(白)
  • モロッコ溶岩クレイ
  • シスツスモンスペリエンシスエキス
  • クロフサスグリ種子油
  • ボタンエキス
  • カリオデンドロンオリノセンセ種子油
  • シロバナルーピン種子エキス
  • グリチルレチン酸ステアリル
  • フラーレン
  • トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン
  • バオバブ種子油
  • (モリンガ油/水添モリンガ油)エステルズ
  • ヒマワリ種子油不けん化物
  • レスベラトロール
  • セイヨウナツユキソウ花エキス
  • グルコシルヘスペリジン
  • ショウガ根油
  • ヒマワリ種子油
  • ニオイテンジクアオイ油
  • ベルガモット果実油
  • マヨラナ葉油
  • クスノキ樹皮油
  • レモン果皮油
  • ローズマリー葉油
  • オレイン酸オクチルドデシル
  • オクチルドデカノール
  • ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル

通常タイプやクリアタイプに比べて、独自の成分が多めです。

ホワイトタイプなので落とすための成分が中心かなと思いきや、保湿や抗酸化系の成分が多く入っていました。

特にフラーレンやレスベラトロールは強い抗酸化作用を持ち、エイジングケアコスメで人気があります。(植物エキスメインの通常タイプより、ホワイトのほうがエイジングケアコスメとして良いような・・・。)

それぞれの濃度が不明なのと、洗い流すコスメなので肌に残りにくいという懸念はありますが、単純に美容成分の内容だけ見ると、ホワイトが一番優秀そうに感じました。

あとは、4種類の中で精油の種類が多く、ブレンドされた上質な香りを楽しめます。

デメリットは人によっては、クレイによる肌の乾燥と精油によるアレルギーですね。

バリアタイプ(青)
  • グリチルレチン酸ステアリル
  • コメヌカ油
  • ニンジンエキス
  • ニコチン酸アミド
  • ノニ果汁
  • クララエキス(1)
  • シソエキス(1)
  • アロエエキス(2)
  • ウコンエキス
  • チンピエキス
  • ドクダミエキス
  • コンフリーエキス
  • メバロノラクトン
  • 油溶性シコンエキス(1)
  • センブリエキス
  • N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン
  • N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
  • ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン
  • フィトステロール
  • 水溶性ツボクサエキス
  • 水素添加大豆リン脂質
  • DL-ピロリドンカルボン酸
  • DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液
  • L-アラニン
  • L-アルギニン
  • L-グルタミン酸
  • L-スレオニン
  • L-セリン
  • L-ピロリドンカルボン酸
  • L-プロリン
  • グリシン
  • トリメチルグリシン
  • 異性化糖
  • レモングラス抽出液
  • チョウジ油
  • 乳酸ナトリウム液
  • ポリグルタミン酸塩
  • 塩酸リジン
  • 1,2-ペンタンジオール
  • イソノナン酸イソトリデシル
  • イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
  • 水酸化ナトリウム

天然保湿因子やセラミドを補うような成分が多く入っています。

「肌再生クリーム」と呼ばれている韓国コスメのシカクリームに入っていることで話題になっている、ツボクサエキスも配合していますね。

ピーリング系の成分や[ハマメリス葉エキス]などの刺激になりやすい植物エキスが入っていないという点は敏感肌向けです。

でも刺激が強めの植物エキスはゼロではないし、精油(しかも刺激になりやすいもの)が入っています。

求めているのは肌荒れケアで、植物エキス・精油が大丈夫って人なら良いですが、敏感肌適正はイマイチかなと思います。

あとは2製品だけ被っている成分で見ると、通常タイプ(赤)とクリアタイプ(黄)は共通したものが多い印象でした。

こういうシリーズもののコスメって、イメージ作りのために少しだけ成分を変えて作っているメーカーもあるんですが、DUOは1つ1つお悩みに合わせてしっかりと成分を変えています。

解析結果のまとめで比較

各記事の最下部に書いた、解析結果を抜粋します。

通常タイプ(赤・エイジングケア)
  • メイクを落とす仕組みは一般的なクレンジングと同じ
  • クレンジングとしては、かなり豪華な美容成分が入っている
  • クレンジングなので美容成分も多くは洗い流されるが、全くの無意味ではない
  • 3,000円で買えるクレンジングとしてはコスパは悪くない
クリアタイプ(黄・毛穴ケア)
  • 通常タイプよりもクレンジング力が高そう
  • 穏やかなピーリング作用を持つ発酵エキスを配合※通常タイプにも入っています
  • 通常タイプよりも毛穴ケアに良い植物エキスが多く入っている
  • クレンジングなので美容成分も多くは洗い流されるが、全くの無意味ではない
  • 3,000円で買えるクレンジングとしてはコスパは悪くない
ホワイトタイプ(白・くすみケア)
  • DUOの他の色よりも、落とすための成分が多く入っている(洗浄力はそんなに強くなさそう)
  • 保湿系・抗酸化系の成分でくすみを防ぐ
  • 精油の種類が多いから香りの質が良いけど、人によってはアレルギー・刺激のリスクあり
バリアケア(青・敏感肌用)
  • 肌荒れをケアする有効成分[グリチルレチン酸ステアリル]を配合
  • 美容成分はお肌にもともとある天然保湿因子やセラミドを補う成分が多い
  • 植物エキスや精油が人によっては刺激・アレルギーの原因になるかも
  • 「敏感肌にも低刺激」というより「肌荒れをケアする」というポイントを重視したコスメ

どんな人におすすめ?

通常タイプ(赤)
  • 角質や毛穴の詰まりを落とす力には強くこだわらない
  • クレンジングでもエイジングケアがしたい
  • コスメの成分がお肌に合わないことが多い

※DUOの中では一番マシですが、精油が入っており、植物エキスの種類も多く、クレンジング力もそれなりにあるので、完全に低刺激かと言われると微妙です。

クリアタイプ(黄)
  • 毛穴の開きや黒ずみが気になる
  • 皮脂が多い、顔がテカりやすい
  • ニキビが気になる
  • 甘い香りのコスメが苦手
ホワイトタイプ(白)
  • 毛穴の詰まりや、古い角質によるくすみが気になる
  • 肌がごわついている
  • クレンジングでもエイジングケアがしたい
  • コスメの香りにはこだわりたい
バリアタイプ(青)
  • お肌の炎症を鎮めたい
  • お肌のゆらぎをケアしたい
  • ニキビが気になる

もし私が、レビューするためではなく「自分が使う用」に選ぶとしたら、白か赤を選びます。

美容成分の豪華さで言うと白。

でも、クレイがお肌の皮脂を奪いそうなので、デイリー使いをするなら赤の方が無難かも。

黄は毛穴の開きや皮脂が気になる人、青は肌荒れをケアしたい人には良いとは思うけど、私の目的には合わないので選びません。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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