こんにちは✨化粧品検定1級の美容ブロガーのありすです。
今回は2021年8月前半に発売する、新作コスメの成分解析です。
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media メイクアップベースR

水、シクロペンタシロキサン、ミネラルオイル、酸化チタン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、DPG、マルチトール、イソステアリン酸ソルビタン、トリベヘニン、ワセリン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、含水シリカ、水酸化Al、ジメチコン、水添レシチン、マイカ、BG、カンテン、水溶性コラーゲン、加水分解コンキオリン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、ソルビン酸、(+/-)グンジョウ、タルク、酸化亜鉛、酸化鉄、水酸化クロム、赤226
オレンジの成分を見て解析しますが、グリーンもほぼ同じです。
軽めのシリコーンをベースにした化粧下地。
紫外線吸収剤・散乱剤をどちらも入れてSPF19・PA++。
UVカット性能はありますが、厚塗りするアイテムではないし、日焼け止めとしての効果はあまり期待できないかも。
美容成分はコラーゲンや真珠エキスなどが少し入っていますね。
着色料の赤226は建染染料なので、やや刺激になりやすいかも。
気になる部分は少しありますが、1,000円以下で買えるプチプラ下地としてはまぁこんなもんかなってところです。
media UVプロテクトベースR

水、シクロペンタシロキサン、ミネラルオイル、酸化チタン、DPG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マルチトール、イソステアリン酸ソルビタン、トリベヘニン、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、TEA、含水シリカ、水酸化Al、水添レシチン、マイカ、カンテン、水溶性コラーゲン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、ソルビン酸、タルク、酸化亜鉛、酸化鉄
こちらはカラーコントロールではなく、肌の色を整えるためのトーンアップ下地です。
ベースの構成はカラータイプの下地とほぼ同じ。
紫外線カット性能はSPF32PA++なので、カラータイプよりは少し上ですが、こちらも薄く塗るアイテムなので
そんなに強い紫外線カット性能は期待できないと思います。
全顔にむらなく塗るなら、室内メインの日ならまぁ大丈夫かな。
カラータイプよりも着色料の種類が少なく、タール色素も入っていないので、こちらの方が低刺激かも。
GUERLAIN アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル

水・グリセリン・ポリグリセリン-3・1,2-ヘキサンジオール・エタノール・ポリソルベート20・ペンチレングリコール・マンニトール・セルロース・クロルフェネシン・香料・ハチミツ・ポリアクリレートクロスポリマー-6・プロパンジオール・エチレンジアミンジコハク酸3Na・クエン酸Na・クエン酸・ビオサッカリドガム-2・酢酸トコフェロール・マルトデキストリン・アデノシン・トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル・(アクリレーツ/メタクリル酸アンモニウム)コポリマー・合成フルオロフロゴパイト・コミフォラムクル樹脂エキス・クエン酸トリエチル・安息香酸Na・ビオサッカリドガム-1・ピロ亜硫酸Na・ローヤルゼリー・ソルビン酸K・ヒドロキシプロピルメチルセルロース・酸化チタン・酸化鉄・酸化スズ
ミツバチが生む高い修復力に着目し、3種類のハチミツとローヤルゼリーを配合した美容液です。
美容成分は保湿・エイジングケア系が中心。
- エタノールの濃度が少し高め(全成分の5番目)
- 防腐剤の種類が微妙
- 香料をがっつり配合
- 強めのエイジングケア成分がガンガン入ってる
といった点から、敏感肌適正は低めかも。
あと、色が濃いから成分がたくさん入っているように見えますが、酸化鉄などの顔料を使って色付けしています。
コープ メイク崩れ防止ミスト

水、BG、ジメチコン、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー、(スチレン/VP)コポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、フェノキシエタノール、クエン酸Na、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、クエン酸、α-グルカン、グルコシルセラミド、水溶性コラーゲン、ソルビン酸
一般的にミストタイプの崩れ防止ミストはエタノールを高配合して成分を肌に密着させるのですが、この製品はエタノールフリーかも。(発売前の情報なので確定ではありません。)
刺激・乾燥しにくいのはメリットなんですが、吹き付けた後、乾きにくい可能性が高いですね。
メイク崩れを防止する仕組みは、ポリマーで膜を作るから。
シリコーン樹脂も入ってて、崩れ防止効果はけっこう高いかも。
美容成分はグルコシルセラミドとコラーゲンぐらいかな。
お手頃価格で気軽に使いたい人にはありだと思います。
ライスフォース クレンジングウォーター

「肌を傷めずに、うるおいながらしっかりメイクオフできる」というコンセプトのクレンジングですが、「肌を傷めずに」というコンセプトには少し疑問を感じます。
拭き取りタイプのクレンジングなので
- 擦らないように使うとメイクが落ちにくい
- メイクを落とそうと擦ると摩擦が刺激になる
という、二者択一なんです。
また、洗い流し不要とのことですが、メイクを落とす性能がある成分を肌に塗り置くのは刺激になりやすいかも。
ライスパワーNo2を配合したり保湿・肌荒れ防止成分を入れているのは評価できるポイントですが、肌負担を考えると普通にオイルやミルクを使った方が良さそう。
「拭き取りタイプの中の選択肢」としては悪くないと思います。
MIMURA スキンケアソープ

ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸、水、ソルビトール、グリセリン、ラウリン酸、スクロース、水酸化Na、炭、ハチミツ、ヒアルロン酸Na、トコフェロール、オリーブ果実油、シア脂、ラベンダー油、塩化Na
ざっくり言うと、炭と保湿成分を入れた石けんです。
石けんベース+炭なので、洗浄力はそこそこありそうですが、非イオン界面活性剤を合わせることで少し優しくなってるかも。
保湿成分は糖類、油脂、ハチミツなどを使っているので、安いシンプルな固形石鹸と比べるとかなりしっとりした洗い上がりが期待できそう。
ラベンダー油で香りもつけています。
100gの大きめサイズで、お値段は2,000円以下なのでちょっと良い石けんを使いたい人には良いアイテムだと思います。
セルアドバンスト セラム WS

水、メドウフォーム油、BG、DPG、グリセリン、エタノール、スクワラン、加水分解ダイズタンパク、甘草フラボノイド、アスタキサンチン、アルブチン、アロエベラエキス-1、オウレンエキス、オタネニンジンエキス、オリゴペプチド-6、クスノハガシワ樹皮エキス、ゲンチアナ根エキス、シイタケエキス、ソウハクヒエキス、トウキエキス、トリペプチド-3、ハトムギエキス、ヒメフウロエキス、ペカン殻エキス、ポテンチラフルゲンスエキス、レイシエキス、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、PEG-40水添ヒマシ油、水添レシチン、イソヘキサデカン、オクチルドデカノール、オレイン酸ソルビタン、コレステロール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジメチコン、ステアリルアルコール、セタノール、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、デキストリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ベヘニルアルコール、ポリソルベート80、マロン酸ジエチルヘキシルシリンギリデン、ワセリン、アトラスシーダー樹皮油、ウイキョウ果実油、オニサルビア油、オレンジ花油、オレンジ油、チョウジ葉油、ノバラ油、ライム油、レモン果皮油、EDTA-2Na、酢酸トコフェロール、トコフェロール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン
今回発売されるWSは5代目で、成分はまだ公開前。
今回は4代目のWRの成分を見て解析します。
ベースは4代目と同じなら油脂。肌を柔らかく整えます。
美容成分に関しては解析でどーのこーの言うのが難しいハイレベルなコスメかもしれません。
成分のラインナップ的にはかなり豪華な感じ。
ハリ弾力を助ける成分が中心で、オイル感も強く、エタノールや精油などの使用感を上げる成分も入っています。
基本的には年齢肌の悩みが深い人向けのコスメ。
若い人や敏感肌の人には良さを感じにくいかも。
CHANEL サブリマージュ ル ボーム

肌の上でクリーム状になるバームで、成分はまだ公開前。
わかる範囲の情報で解析していきます。
CHANELの最高峰スキンケアラインのサブリマージュのバーム。
コンセプトとなる成分は「ヴァニラ プラニフォリア」でCHANELが15年以上研究し続け、自社農園で栽培しています。
さまざまな肌悩みに対応する高機能な成分で、自社栽培なので他社のアイテムには同じものは配合されません。
成分にこだわっているから高いのはわかるんですが、これを1個買うよりも、1万円のクリームや美容液を4個買って、長期的にケアするほうが効率的な気もします。
あと、こういう高額コスメの需要のひとつに「セレブ層のプレゼント」があります。
金額はそこそこするけど、消耗品だから迷惑にならないんですよね。